【泥棒役者】映画ネタバレ ミキエの手紙の意味は?




『泥棒役者』

【あらすじ】

脅されて仕方なく泥棒に入った一軒の豪邸で、訪問者たちに、次々と”別人”に間違えられる【元・泥棒】。自分の正体を隠すため、何役もを必死に演じるはめになった彼は、はたして、無事に屋敷を抜け出し、愛する恋人の元に帰れるのか…!?(http://dorobou-yakusha.jp/about/story/「泥棒役者公式ホームページ」より引用)

【ジャンル】

コメディ

【個人的なオススメ度】

92/100
コメディ好きなら見て損はない良作

【笑い】

88/100
ギャグが多く、アンジャッシュが好きな方は笑いが絶えず楽しめる映画といえます。

【一言感想】

笑いあり感動ありのアンジャッシュ映画

【予告動画】

作品については上記の予告動画をみていただければ把握していただけるかと思います。

【キャスト】

主人公:元・泥棒「大貫はじめ」(関ジャニ∞丸山隆平)
絵本作家「前園俊太郎」(市村正親)
セールスマン「轟良介」(ユースケ・サンタマリア)
編集者「奥江里子」(石橋杏奈)
泥棒「畠山則男」(宮川大輔)
はじめの恋人「藤岡美沙」(高畑充希)
ユーチューバー「高梨仁」(片桐仁)
編集長「米村真由美」(峯村リエ)

【ネタバレなし感想】

・とにかく笑える!!

シリアスな場面もあるのですが大半が声を出して笑えるギャグコメディなので館内の笑いが絶えません。
特に市村さん演じる前園俊太郎さんがいろいろとやらかしてくれるので彼に着目するとさらに楽しめるかと思います。また、全体的に誤解が誤解を呼ぶストーリー展開で、お笑い芸人のアンジャッシュさんをほうふつとさせます。「そう勘違いする?!」と脚本と監督の力に自然と映画に引き込まれること間違いなしです。

・キャラが濃さ

主要な登場人物は上記した8名ですが、それぞれがそれはまぁ濃ゆいです。
普通のキャラクターは恋人の美沙くらいで、その他のキャラクターが非常に濃いです。
個人個人に向き合わなければならないトラウマがあり、ストーリー上でいい具合にマッチングし詰め込みすぎた感じもないため観ていてよくわからず閉口してしまうことはないです。

・一人で何人も演じ分けるわけではない

主人公の「はじめ」は泥棒をした家主やその家に訪問してきた人にそれぞれ別人と勘違いされ、その役柄を次々と演じ切らなければならなくなる。と、そういった感じの宣伝文句ですが、役柄を演じ分けるというイメージではなく、自分が泥棒であることがばれないように演じるといった感じで、「はじめ」(丸山君)が全く別人のようにころころとキャラクターを変えて一人で何役も演技をするわけではないです。

勘違いをした人に合わせてキャラクターをころりと変えていくイメージを抱いていましたが、「はじめ」は「はじめ」であって口調が変わったり全く違うキャラクターになることはないので、もし私と同じイメージを抱いている人は注意。

ストーリー性がある

キャラクター一人ひとりにそれぞれトラウマや消せない過去があり、それを克服する、向き合うという軸が物語にはあります。登場人物が多いとそれぞれのトラウマを紐解くのにストーリーがばらけてしまいそうですが『泥棒役者』ではそれがありません。違和感なくいい感じにかみ合っていくストーリー展開で途中で飽きてしまうことがないです。

【ネタバレなし感想まとめ】

ストーリーがしっかりしていて笑いあり感動ありの良作コメディ映画です。

コメディが苦手という方でなければ誰といっても楽しめる映画といえます。観ていて声を出して笑えるシーンが多いため、笑いたいなと思っている方にはオススメの映画です。また、感動するシーンもちょこっとあるので笑いだけで終わらない良作としてオススメできる映画といえます。

【ネタバレあり感想】

※以下がネタバレあり感想のため注意です※

畠山の脅し文句がずっと同じ

主人公「はじめ」の先輩である現役泥棒の「畠山(宮川大輔)」は泥棒から足を洗った「はじめ」を、家の鍵を開けてもらうという名目で泥棒の片棒を担がせようと誘ってきます。まっとうな暮らしをしているため、泥棒をする気はない断った「はじめ」に対し、畠山は「お前、昔年少入ってたの恋人にばらすぞ!?」と脅し、まんまと泥棒の片棒を担がせることに成功。

「はじめ」は泥棒をする際や金庫を開けろと言われたとき、時計や指輪を畠山がくすねてきたときなど幾度となく「やめましょう」と畠山に持ち掛けますが、畠山はきまって「女にばらすぞ」と脅します。

何度も脅しますがその都度全くもって脅し文句が変わらないので途中からなんだか面白くなってきます。しかし、それもきっと脚本家や監督の狙いでしょう。観客としては「いや、別にばらしてもいいんじゃないの?」とつっこみたくなりますが、主人公にとっては少年院に入っていたことは絶対に恋人にばらせないことであってそれが主人公の向き合わなければならないことであり、その葛藤が映画の面白さでもあるかと思いますのでそのあたりも着目してみると面白いと思います。

奥さんミキエの手紙の意味

絵本作家「前園俊太郎」の亡くなった奥さんミキエが夫婦で作りあげた絵本「タマとミキ」の原画とともに、手紙を金庫の中に残しているのですが、その手紙は一見普通の手紙で、夫の俊太郎が仲たがいしたまま亡くなってしまった奥さんに抱えていた闇を晴らすものには見えません。

しかし、その手紙の一文に「逆のことをいってしまうけれど」と記載があり、主人公が夫である俊太郎に絵本のタイトルを逆から読むことを勧め、「キミとまた」になることに気づきます。仲たがいをしてしまったキミ(夫)とまたやり直したい(やり直したいかどうかは見た人のとらえ方によります)と取ることができ、映画最大の感動のシーンを迎えます。無理やり作り出した感じもなく、いい伏線回収で楽しく映画を見ることができると思います。

実は知っていた恋人

恋人に少年院に入っていたことをばらされないよう泥棒までしてしまう「はじめ」ですが、実は恋人の「美沙」は二年も前から彼が前科持ちであることを何となくわかっていたと「はじめ」がカミングアウトする際いいます。
なぁんだ知っていたのかぁと「はじめ」は安心し、美沙と幸せになり物語は終わりますが、観客的には「やっぱりな」といった展開で予想できたハッピーエンドに安堵して映画館を後にできるでしょう。

感想総まとめ

思ったよりもしっかりとしたストーリー軸があり、感動も笑いもあるのでかなり楽しめます。おすすめ度は高く、初めてのデート等で観に行く映画としてもオススメできます。面白かった点などで話を盛り上げることができるのでまだ仲良くなりきっていない状態で話のネタがなく、気まずくなるかもしれないと思っている場合はさらにオススメです。




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