ネタバレ『引っ越し大名!』結末や国替えはうまくいったのか、見どころやラストまでの流れなど徹底まとめ

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『超高速!参勤交代』シリーズを手掛けた土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を星野源主演で映画化した『引っ越し大名!』

早くから注目されている作品なので、

映画を観たい!!という方も多いはず。

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本記事では、

・『引っ越し大名!』の結末(ラスト)はどうなったのか

・国替えはうまくいったのか

・見どころ

・ラストまでの流れ

・キャストは誰か

以上について記載していきます。


目次

※この記事にはネタバレが含まれています!閲覧に注意してください!※

『引っ越し大名!』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

姫路藩書庫番の片桐春之介は人と接するのが苦手で、いつも書庫にこもりきりであった。

一方、幕府から豊後の日田への国替を言い渡された藩主の松平直矩は、度重なる国替えからの借金と、これまでにない当方への引っ越し、さらに減俸と、国の存亡が危うくなるほどのピンチに頭を抱えていた。

この危機を切り抜けるには、国替えを仕切る引っ越し大名の腕が良いかどうかにかかっていたが、前任者はすでに亡くなっており、国替のノウハウを知るものはいなかった。

そんな中、書物好きなら博識であるという理由から、春之介が引っ越し奉行に任命されてしまい__?

『引っ越し大名!』結末(ラスト)はどうなったの?国替えはうまくいった?

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映画『引っ越し大名!』では、

引きこもり侍こと書庫番の「片桐春之介(星野源)」が引っ越し奉行に抜擢され、多くの困難に見舞われます。

しかし、

様々な苦難を乗り越えた春之介たち姫路藩は、ラストでは無事に姫路から豊後までの引っ越し=国替えに成功

春之介は於蘭(高畑充希)と結婚し、

子供(春太郎)を設け、

国替えの際に姫路に置いてきたもと武士たちを迎えに行って、さらに国替えを行い、最後には陸奥白河に引っ越し。

松平のもとにはもともと仕えていた藩士たちが再度顔を見せ、春之介は今までの功績を認められて「国家老」に任命されました。

物語は無事ハッピーエンドといった感じですね!

『引っ越し大名!』見どころは?

笑えるセリフ回し

『参勤交代』シリーズということもあり、『引っ越し大名!』はコメディ色が強い映画。

笑えるシーンが満載なのと、面白いセリフ回しが見どころの一つ。

シリアスな映画が苦手な方やコメディ映画が好きな人にピッタリで、おすすめできます!

殺陣シーン

管理人自身はそこまで感動した!

というわけではなかったのですが、

映画では殺陣シーンが多く、

迫力があってよかった!という方も多いので、殺陣シーンは見どころの一つです!

主には、春之介ではなく高橋一生さん演じる鷹村が敵を蹴散らすシーンなので、一生さんのファンは必見です。

ラブシーンは少ない!

これは見どころとは言えないですが、主人公春之介と於蘭がいちゃいちゃする描写はほぼほぼないです!

それ目的で劇場へ足を運ぶと肩透かしを食らうので注意( ゚Д゚)グッハ

まさかの友情出演の向井理

一瞬しか出てきませんが、「そういう役で出てきちゃうのか」と残念な登場なのか嬉しい登場なのか人によって賛否が分かれる役で向井理さんが本作では登場。

もったいない使われ方といえばそうですが、思わぬところで向井さんが出てくるので、ファンの方は見逃せません。

ラストまでの流れ

※ここからは盛大なネタバレになります。

ネタバレを避けたい方は閲覧を控えてくださいませ※

 

ネタバレを避けたい方への配慮として空欄を設けます!

ネタバレOKだよという方だけスクロールをお願いします。

 

冒頭:松平直矩、再度国替え

今から350年近く前、天和2年。

幕府は大名に国の要所を守るため国替えを行うことが多かった。

同じ藩が何度も国替えをすることは少なかったが、

姫路藩主の「松平直矩(及川光博)」は、何度もこれまでに国替えをさせられていた。

そんな松平は豊後の下へ国替えをするよう命じられ、頭を抱えるのであった。

石高は半分。どうする?引きこもり侍

姫路から豊後へ国替えを命じられた松平は、あることが原因で石高を半分に減らされ、苦悩していた。

優れたものが引っ越し奉行にならなければ失敗に終わると適任者を家臣に探させることに。

家臣たちは急遽会合を開き、適任者を集ったが、武士である鷹村(高橋一生)が博識である幼馴染「片桐春之助(星野源)」の名前を出したことでただの本の虫である春之介はこの引っ越し奉行に就任させられてしまう。

切腹か、引き受けるか

もちろん春之介はこの申し出を断ったが、家臣たちの念押しによって受け入れざるを得ない状況に追い込まれてしまった。

春之介が申し出を断るのであれば、春之介は腹を切らねばならなかったからだ。

頼れる前任者は死亡……?

家臣たちの勢いに負けて引っ越し奉行を引き受けてしまった春之介。

いざ引っ越し奉行についてみたものの、何から手を付けていいのか春之介にはさっぱりわからなかった。

幼馴染の鷹村は、引っ越しの達人であった「板倉」はすでに死亡しているが、板倉には娘がいると言い出し、春之介はこの娘「於蘭」に会いに行くこととなった。

於蘭

於蘭の家に足を運んだ春之介は、一目於蘭を見るなりその美貌のとりことなってしまった。

口ごもりながらも春之介は於蘭に指南してくれるよう願い出るが、藩に尽くしたのにもかかわらず手柄を横取りされて死んだ父の二の舞にはならないとこれを断固拒否。

仕方なく帰ることになった春之介は、

どのくらい資金が必要なのかリサーチした。

藩には3000両しかなかったが、豊後まで国替えを行うなら最低でも2万は必要であることが判明し、春之介は絶望。

次の日の会合で策を発表できなかった場合、春之介は腹を切らなければならなかった。

切腹は寸でで止められる

翌日。

春之介は何の策も講じられず、切腹を言い渡された。

幼馴染の鷹村は春之介の首をはねる役を買って出て、万事休すだったが、すんでのところで於蘭がその場に乱入した。

於蘭は前日に春之介が父の墓に藩の代わりに謝罪にきたところを見ており、協力したいと思ったのであった。

於蘭は春之介と話し合った結果、父板倉の指南書に基づいて引っ越しを行うことになったと説明し、春之介は切腹をまぬかれた。

運ぶものの整理、見切

春之介は於蘭の協力を得て覚書や指南書をもとに引っ越しの準備を始めた。

行うことは多かったが大変だったのは運ぶものの整理だった。

国替えを行うにあたり、荷物は少なければ少ないほど人件費がかからないため、できるだけ持っていくものは減らしたかったわけである。

「整理とは捨てることなり」という板倉の指南に基づき、御家老「本村」に見切御免状を賜って荷物を減らしていった。

また、自分も大好きな本をすべて頭に入れて燃やし、荷物をできる限り少なくするのであった。

商人に借金

藩にはお金がなかったため、引っ越し費用をどこかから借りなければならなかった。

中西の協力があり、お金が借りられそうな商人のもとに春之介たちは交渉にいくも、一度は断られてしまう。

春之介はこれを真剣なまなざし、土下座を敢行して説得。

8千両借りることに成功したのであった。

残り9千両

国替えを行うには、荷物を少なくしたことで当初の見積もりよりも下がり、1万7千両必要だった。

8千両は商人が借りられたため、残りは9千両。

しかし、春之介はこの9千両は次の世代の子供のために借りないことにし、侍たちに人足として働いてもらうように説得。

通常人足は侍たちが担うものではなかったが、春之介の真摯な説得に侍たちはこれを受け入れ、9千両の節約に成功した。

リストラ……ではないが。

春之介を一番困らせたのは人件費だった。

国替えを成功させるには、600人やめさせなければならず、このリストラを宣告するのは春之介の務めだった。

非常に苦しい決断ではあったが、春之介はこれを実行。

武士として生きていた人間にお役御免を言い渡したが、ただのリストラではないと春之介は彼らを説得した。

一度武士をやめ、百姓として姫路に残ってもらい、また減らされた石高をあげてもらった際に迎えに来ると約束した春之介。

リストラを言い渡した中には、書庫番時代に何度も顔を合わせた山里一朗太の姿もあった。

当日

とうとう国替えの日がやってきた。

滞りなくやってきた国替えの日に、鷹村は納得していないようだった。

何か困難がなければおかしいとさえ思っていた。

姫路城からは松平の家宝も運び出され、いよいよ春之介は姫路を立たなければならなくなった。

国替えに連れていけない於蘭

国替えに協力をしてくれた於蘭のことが気になっていた春之介は、於蘭のもとへ足を運んだ。

於蘭は子供はいたが、夫からは離縁されており、さらに父板倉はなくなっていたため藩とはつながりが一切なかった。

そのため、豊後には連れていくことができなかったのである。

春之介は正直に於蘭と一緒にいたいというが、於蘭はいちど「調子に乗っている」というものの、夫婦になればいいのであるといって結婚を申し出るのであった。

春之介は急な展開に驚いたものの、これを改めて申し出て二人ははれて夫婦となり、於蘭とその息子も春之介とともに豊後へ行くこととなった。

海が見える海岸沿い

春之介たちは姫路を立ち、海が見える海岸沿いまでやってきた。

もちろん、殿を乗せた駕籠も春之介たち行列とともに豊後までの道を歩んでいた。

海を渡れば豊後までもうひと踏ん張りといったところだったが、行列の前に漁師に化けた隠密が姿を現し切りかかってきた。

鷹村はこれを見てすぐに刀を抜き応戦。

侍たちは殿を守るために必死に戦い、鷹村は松平藩に伝わる家宝の槍「御手杵」を使い敵を撃破。

どうやらこの隠密を仕掛けたのは藩の中の裏切り者であったことがわかり、裏切りものはその場で隠密によって処刑されるのであった。

10日後

10日後、春之介たちはようやく豊後にたどり着いた。

永山城にたどり着いた一行は、国替えをなんとか完遂。

春之介はそれから15年間、姫路に残してきた百姓たちに手紙を書き送り続けた。

永山城へついてから7年で松平藩は出羽に引っ越し、さらに15年後に陸奥へ引っ越しとなった。

また、陸奥へ引っ越しとなった際、減らされた石高は加増され、姫路に残してきた百姓たちを迎えに行くことができるようになった。

百姓たちの生き方

春之介は姫路に足を運んでいた。

15年ぶりにたどり着いた故郷で、春之介は武士として藩に仕えていたところをリストラし、百姓として姫路に置いてきた山里に再会。

陸奥白川藩は15万石になる故、武士として戻ってきてほしい旨を春之介は伝え、山里も歓喜するのであった。

しかし、百姓として生きる中の数名に春之介は呼び出された。

以前春之介が農地にするように依頼した山は、残されたものによってきれいに耕されていた。

百姓となったものたちの中には百姓としてこれからも生きていきたいと思うようになったものも多かったのである。

春之介は残るという意思を伝えてくれた百姓たちに別れを告げ、武士として藩に仕えにもどると意志を固めたものたちを陸奥へ連れて行くのであった。

国家老

無事、陸奥へ国替えをした松平のもとに、百姓から武士へと戻ったものたちが帰ってきた。

春之介たちは、殿の前で帰農している間になくなったものたちの名前が刻まれた慰霊碑と、刀を持ってみなかえってきたことを松平に報告。

松平はこれに歓喜し、功績をあげた春之介には国家老になるように命じるのであった。

キャストは誰? 配役についてまとめ

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以下、主要キャストについて記載します!

主人公:片桐春之介(演者:星野源)

鷹村源右衛門(演者:高橋一生)

於蘭(演者:高畑充希)

山里一朗太(演者:小澤征悦)

中西監物(演者:濱田岳)

藤原修三(演者:西村まさ彦)

本村三右衛門(演者:松重豊)

松平直矩(演者:及川光博)

波津(演者:富田靖子)

柳沢吉保(演者:向井理)

豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!

原作について

今回実写映画化された『引っ越し大名!』には原作があります。

原作は『超高速!参勤交代』シリーズを手掛けた土橋章宏が執筆した『引っ越し大名三千里!』。

参勤交代よりも莫大な富がかかる国替を描いた原作小説を読みたい!という方はぜひチェックしてみてくださいませ。

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ちなみに、

同小説家が執筆した原作を元にした映画『超高速!参勤交代』とその続編は下記U-NEXTの無料トライアル期間を使えば無料で視聴できるので、気になる方はチェックしてみてくださいませ。

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配信状況:2020/3/31まで

まとめ

以上が『引越し大名!』の結末やラストまでの流れネタバレについてまとめでした。

引越し大名自体はかなり面白かったので、気になっている!という方はぜひぜひみにいってくださいませ。

ではでは、映画をみるよー!という方も、そうではない方も良い映画ライフをお過ごしください!

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