【ジュラシックトリビア】実はディロフォサウルスにエリマキはない?毒も吐かないフィクション恐竜って本当?

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ジュラシックパークシリーズ、ジュラシックワールドシリーズの最終章となる恐竜映画『ジュラシックワールド新たなる支配者』が2022年7月に公開されました。

皆さんご覧になられたでしょうか。

大人気シリーズの最終章ともあり最高の出来上がりになっていた本作、エリマキトカゲがそのまま恐竜になったみたいな生き物が登場しています。

この恐竜はディロフォサウルスといって、ジュラシックパーク1作目に登場した小型の恐竜です。

映画でいうところの、恐竜の胚を盗み出そうとしたデニス・ネドリーを襲った恐竜であり、彼を襲った際にはかわいらしく愛嬌を振りまいて近づいてきたにも関わらず、いきなりヒステリーな声を上げてエリマキを広げて捕食してしまうというどう猛さを見せてくれました。

映画の中ではトリッキーな捕食者といった印象が強いディロフォサウルスですが、実際のところエリマキはなかったのだそうです。

また、真っ黒い毒を吐くという表現も小説を原作として採用された描写であって毒を吐く恐竜は現時点では1種類として発見されていません。

このような表現は映画や小説といったフィクションの中で、物語を盛り上げるために創作されたものですが、小型にみえるディロフォサウルスは実際にはヒグマ並みの体重があって顎と歯は強靭、さらに俊敏な動きも見せる獰猛なハンターだったそうなので現実とはギャップがありそうです。

フィクションでの彼らの動きをみて興味をもったよー!という方は、ぜひ考古学的に残っているディロフォサウルスの情報も集めてみてくださいませ。

違いをたくさん見つけられて二度おいしいですよ!

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