子どもと観たい映画『ミラベルと魔法だらけの家』冒頭ショートムービーについて考察解説まとめ

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ディズニー、ピクサーがおくる映画『ミラベルと魔法だらけの家』。

本作はディズニーとピクサーが作った映画のため、ショートムービーが冒頭に流れます。

本記事では、

・『ミラベルと魔法だらけの家』冒頭に流れたショートムービーの考察

以上について記載していきます。


目次

『ミラベルと魔法だらけの家』冒頭に流れたショートムービーはどんなお話?

映画『ミラベルと魔法だらけの家』が始まる前、冒頭数分間で全く別のお話『ツリーから離れて』が流されました。

たった数分間ではあるものの、ディズニー映画ではごくたまにこのようなショートムービーが流れることから本作も注目されていた短編になっています。

短編『ツリーから離れて』は、アライグマの親子を題材に描かれた映画。

具体的にどんなお話なの?

主人公である子どものアライグマが、親との狩りで危険があることを教えられるも、狩場であった楽しい出来事を親と共有できずに哀しい思いをし、大人になって自分が親になったとき、同じことを我が子にしてしまい、幼い日にできなかった親との思い出の共有を行うというお話。

だいたい上記の通りなのですがとんでもなくわかりにくいので以下にて詳しくネタバレ説明します汗

親アライグマが負った過去の傷(ここからネタバレです)

ショートムービーで登場したのは2匹のアライグマ。

大きな親のアライグマと、小さな子どもアライグマ(主人公)ですが、大きい方のアライグマは右目に傷があり、失明しています。

この傷は海辺(エサがある場所)にいる肉食獣につけられたものであり、親のアライグマは幼い頃肉食獣に襲われ負傷していたのでした。

自分と同じ思いをしてほしくないという思いから過保護なまでに安全な場所に子アライグマを待機させようとしますが、はじめてみる世界に子アライグマは大はしゃぎでいうことをききません。

子アライグマは親の目を盗んで遊びに出てしまい、親と同じように肉食獣に襲われ、鼻にあとが残るけがを負ってしまうのでした。

親になってから

数年の年月を経て子アライグマは親と同じ大きさに成長し、自身も一匹の子アライグマの親となっていました。

自分が怖い思いをした砂浜で、子供を守るために彼は自身の親と同じように過保護に子供を安全な場所に置こうとします。

しかし、やはり自分と同じことをしようとしたり、新しいものに目を奪われたりするのが子供であり、彼の子も例外ではありませんでした。

彼は自分から離れていく子供を発見し怒鳴りつけ注意しますが、委縮した我が子をみて幼い頃親に叱責され悲しい思いをしたことを思い出します。

我が子に自分を重ねた彼は、親が抱えて逃げ登ってくれた木に子供を連れていき、上から肉食獣がいることを子供に教え、その肉食獣に鼻の傷をつけられたことを語ります。

子どもはそんな彼をみて彼の傷に触れ、なぜ厳しくされたのか理由を知るのでした。

彼は親が怒って割ってしまった貝殻のことを思い出し、我が子に貝殻を渡し、一緒に海辺の音を聞くのでした。

何が伝えたかった映画なのか考察

ここから先は個人的な考察になります!

一度見れば伝えたいことがわかる映画だったのでわざわざ考察する必要はないかもしれないのですが一応させていただきますと……

『ツリーから離れて』が伝えたかったのは親としてどう子どもと接するのか、その姿勢なのではないでしょうか。

子どもの育て方に正解はありませんが、危険なことがあるとただ怒鳴りつけるだけではいけないということは一見しただけでわかります。

どのような危険があるのかを教え説くことで子供は理解し、親を信用します。

小さいから理解できないと決めつけるのではなく、実際に見せてきかせることで子供は危険を理解し、多くを学んでいく、だから怒鳴るだけではいけないのですよということがいいたかったのではないでしょうかね……

私は子供をもったことがないので深いとは思えなかったのですが、おそらくこのショートムービーは子育て世代にかなりささる映画になっているのではないかと思います。

子育てしていなくても「なるほど」といってしまうくらいには納得させられるショートだったので、ぜひ気になっている方はディズニーショートムービー「ツリーの木から離れて」を検索されてみてください。

このほかにもディズニーショートムービーには多くのショートムービーがあります。

感動できるものから涙なしではみられないもの、笑える楽しい短編など様々なのでお時間がある方はぜひご覧になってみてくださいませ!

『ミラベルと魔法だらけの家』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

ディズニー・アニメーション・スタジオによる長編アニメーションで、南米コロンビアを舞台に、魔法にあふれた家に暮らす少女ミラベルの活躍を描いたミュージカルファンタジー。コロンビアの奥地にたたずむ、魔法に包まれた不思議な家。そこに暮らすマドリガル家の子どもたちは、ひとりひとりが異なるユニークな「魔法の才能(ギフト)」を家から与えられていた。しかし、そのうちの1人、ミラベルにだけは、何の力も与えられていなかった。力を持たずとも家族の一員として幸せな生活を過ごしていたミラベル。ある時、彼らの住む魔法の家が危険にさらされていることを知った彼女は、家族を救うために立ち上がることを決意する。監督は「ズートピア」のバイロン・ハワードとジャレッド・ブッシュ。ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞しているリン=マニュエル・ミランダが音楽を担当。

(引用元サイト様:映画.com

キャストは誰? 配役についてまとめ

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以下、主要キャストについて記載します!

ミラベル:ステファニー・ベアトリス(吹替:斎藤瑠希)

アルマおばあちゃん:マリア・セリシア・ボテーロ(吹替:中尾ミエ)

ブルーノ:ジョン・レグイザモ(吹替:中井和哉)

フェリックス:マウロ・カスティーリョ(吹替:勝矢)

ルイ―サ:ジェシカ・ダロウ(吹替:ゆめっち)

フリエッタ:アンジーセペダ(吹替:冬馬由美)

ペパ:カロリーナ・ガイタン(吹替:藤田朋子)

イサベラ:ダイアン・ゲレーロ(吹替:平野綾)

アグスティン:ウィルマー・バルデラマ(吹替:関智一)

カミロ:レンジー・フェリズ(吹替:畠中祐)

アントニオ:ラビ・カボット=コニャーズ(吹替:木村新汰)

ドロレス:アダッサ(吹替:大平あひる)

マリアーノ:マルーマ(吹替:武内駿輔)

豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!

まとめ

以上が『ミラベルと魔法だらけの家』の冒頭に流れた抱き合わせのショートムービー『ツリーから離れて』についてまとめでした。

いかがだったでしょうか。

少しでもお役に立てる情報を発信できていたら幸いです…!

ディズニーピクサーが贈る映画『ミラベルと魔法だらけの家』は家族で観ても、恋人とみても、一人でも楽しくみることができる映画なので気になっているという方はどうぞ足を運んでみてくださいませ…!

私は一人で観に行きましたが大人でも十分楽しめる映画になっていた(さすがピクサー)のでおひとりさまでも大丈夫なはずです…!

ではでは、映画を観るぞー!という方も、いや、やっぱりやめておこうかなという方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ。

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