『こんな夜更けにバナナかよ』は実話?実在の人物鹿野靖明ってどんな人だったの?

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2018年12月28日、大泉洋主演の映画

『こんな夜更けにバナナかよ』が公開されました。

三浦春馬や高畑充希などキャストが豪華なことからも本作を観たいという人も多いのではないでしょうか。

本記事では

・実在した「鹿野靖明」さんはどんな人物であったか

・筋ジストロフィーの概要

・鹿野さんの人生年表

・原作情報

以上について記載していきます。


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目次

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予告とあらすじ

本編予告動画

あらすじ

北海道の医学生・田中はボランティアとして体が不自由な鹿野と知り合った。

筋肉が徐々に衰えていく病気:筋ジストロフィーを幼い頃発症した鹿野は、いつもわがままで周囲を振り回してばかりいた。

しかし、そんな彼はなぜか憎めない愛される存在だった。

ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼するが……

実話?鹿野靖明さんってどんな人?

映画『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』はタイトル通り、実話をもとにして作られたお話です。

もちろん、大泉洋さんが演じる主人公「鹿野靖明」さんも実在の人物です。

鹿野靖明さんは1959年に札幌市で生まれ、室蘭市で幼少時代を過ごしました。

非常に前向きで明るい性格で、

筋ジストロフィーを発症してからもサッカーでゴールキーパーを担当するなど、スポーツもこなし、身体障害者授産施設の訓練生になってからは喫煙や飲酒もし、不摂生な生活を続け、自由に生活。

自立生活を始めたのは24歳の頃。

ボランティア(鹿ボラ)の助けを受けながら札幌市白石区の木造アパートの一室を借りて生活を始めました。

映画ではわがままにふるまい、傲慢そうな方のように思えますが、実際鹿野さんを助けていたボランティアのインタビューを見る限りはわがままではなく、むしろ周りの人間をよく気遣える方だった様子。

普通に生活をしたいと思っていて、自立生活をするために自分のしたいことを遠慮なく伝える必要があったため、映画ではわがままな人物として描かれています。

筋ジストロフィーって?

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筋ジストロフィーとは、

人口10万人あたりで17~20人ほどが発症されるといわれる、国から難病指定されている病気です。

筋ジストロフィーは筋肉の中野たんぱく質に異常が起きる遺伝性の疾患。

時を重ねるごとに筋肉が徐々に壊され、そのことから体を動かすことに不自由をきたす他、心臓や呼吸器系、内臓機能も低下していくおそろしい病です。

筋ジストロフィーにはデュシェンヌ型とベッカー型の2種類があり、デュシェンヌ型はベッカー型に比べて症状が重く、小さい頃よくつまずいたり、立ち上がりにくくなって、小学生くらいになると車いすが必要になるそうです。

また、中学生くらいからは呼吸状態が悪くなり、呼吸器が必要になります。

当時(1990年代以前)は呼吸状態や心臓の治療もあまり発達していなかったため、成人前に亡くられる方が多かったらしく、『こんな夜更けにバナナかよ』で鹿野が20歳まで生きられないといわれたのはこのため。

いつ発症したのか

鹿野靖明さんが筋ジストロフィーの診断を受けたのは12歳の頃

小学校時代に筋ジストロフィー特有の「ふくらはぎが筋肉痛になり、つま先立ちになる癖が出る」という症状が出始めていることから、発症という意味では小学生時代。

筋ジストロフィーの病状が進み、18歳の頃に床につまずいて足を捻挫して以降、車いす生活を余儀なくされました。

本人年表まとめ

細かい本人の年表は以下

年月日 年齢 出来事 病状
1959/12/26 0 札幌市で誕生。
1966/4~1972/3 6~12 小学校時代、足が悪かったことからいじめを受けることも。 ふくらはぎが筋肉痛になる。つま先立ちをするなど筋ジストロフィー特有の症状が出始める。
1972 12 筋ジストロフィーと診断される
1972~1975 12~15 実家を離れて国立療養所八雲病院に入所。 自力で歩ける
1978~1979 18~19 身体障害者職業訓練校の経理事務課に入学。 捻挫したことから車いす生活になる。
1981 21 エド・ロングさんを北海道へ招く実行委員会が発足。委員会の副委員長になる。
1982 22 エド・ロングさんの講演会成功。
彼との交流から施設を出ることを考え始める。
腕の筋力低下⇒車いすに乗ることが困難になってくる。
1984 24 札幌市白石区の木造アパートの一室で自立生活をスタートさせる。
1987 27 結婚
1992 32 離婚
1993 33 心不全で危篤に。
尿2リットルを放出して奇跡的に回復。
1995 35 英検2級の勉強を毎日4、5時間行う。 風邪を繰り返し、気管支炎や心不全を起こして何度も入院。
人工呼吸器の必要性を医師から宣告される。
1995 35 緊急入院 鼻マスクによる人口呼吸器装着を試みる
1995 35 主治医に「助けて」とお願いする 気管切開手術を受ける。人工呼吸器使用。
痰吸引が必要になり、生活が激変。
1995/12 35 退院 バルーンの空気を調整して声が出せるようになる。
1996 36 ボランティアとともに美瑛に旅行 人工呼吸器をつけた初めての外泊。
2000 40 体重が30キロ程度に低下
2002/8/12 42 緊急搬送~永眠 筋ジストロフィーによる二次性心筋症の不整脈で心停止。

原作情報について

映画『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』には原作があります。

原作本のタイトルは『こんな夜更けにバナナかよ』で、書店にも並んでいますがネットでも購入ができます。

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映画主題歌と挿入歌について

今作『こんな夜更けにバナナかよ』には挿入歌と主題歌があります。

・挿入歌は「THE BLUE HEARTS」の『キスしてほしい』、

・エンドロールで流れる主題歌はポルノグラフィティの『フラワー』。

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まとめ

以上が『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』に登場する鹿野靖明さんについてまとめでした。

いかがだったでしょうか。

探している情報があったとしたら幸いです。

ではでは、映画を観に行くよ!という方も、DVDレンタルをまつよ!という方も良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

※作品ネタバレはこちらから※

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