徹底ネタバレ『キングダム2』結末や原作との違いは?オリジナル要素はどこか削られた部分が多いのは本当かまとめ

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大人気ベストセラー漫画キングダムの実写が2019年に公開されて以来、続編公開が待ち望まれてきましたが、2022年に待望の『キングダム2』が公開されることになりました!

子どもから大人まで愛されるコミック。

実写化にも興味がある、

実写版の続きが早くみたい!

という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、

・『キングダム2』結末(ラスト)はどうなったのか

・原作との違い

・オリジナル要素

以上について記載していきます。


目次


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『キングダム2』結末(ラスト)はどうなったのか

前作である『キングダム』で見事王都を弟から奪還した政勢力。

政は秦の皇帝として返り咲きできましたが、魏軍が攻め入ってきたことで戦に応じなければならなくなってしまいます。

結末を簡単に描いてしまうと、この戦では、信が活躍することで劣勢だったところ勝利をおさめることができ、信は武勲を上げて王都へ帰還、政は国を守ることに成功するのでした。

しかし、映画ラストでは、物語の冒頭で政が暗殺者に命を狙われたその犯人が秦国の政治を握る呂不韋の仕業であることが判明し、不穏な空気のまま映画は終わりを迎えます。

原作との主な違いやオリジナル要素

大まかな流れは原作と同じですが、実写版映画には原作と明らかに変わっている部分(削られている描写)とオリジナル要素が描写されています。

以下、削られている描写や原作の違い、オリジナル要素について管理人が気づけた点だけではありますが記載させていただきます!

原作と違う点、オリジナル要素

小屋での貂との暮らしが省略

原作では映画いうところの1作目で武勲をあげた信は小屋を政から褒美としてもらい、そこで貂と平和に暮らしている描写がわりと結構な尺を使ってされるのですが、映画では小屋をもらったというだけで貂と暮らしていることは描写されません。

ストーリーとして影響がないとして省かれてしまったのだと思うのですが、ほのぼのできる貴重なシーンなのでちょっとでも描写されたらよかったなぁなんて個人的には思ってしまいますね…

羌かいの戦い、過去の描写が早すぎる

『キングダム2』ではしゆうという一族の生き残り「羌かい」が初登場するのですが、彼女の描写がかなり原作と違っています。

原作では羌かいの活躍は今回映画化された5巻終わりから7巻までは尺をとって大きく描かれるということはありません。

敵をなぎ倒して圧倒したりはもちろんするのですが、映画ほどの尺をつかって詳しく羌かいに関して掘り下げられるのは8巻以降でのことなので、羌かいの描写や生い立ちが描かれるタイミングが原作と映画で違います。

また、オリジナル要素として信と羌かいが残党狩りをする敵から仲間を助けるために別行動するのですが、これは映画だけの描写であって原作にはありません。

原作にはない描写ですが、映画の公式ホームページを詳しくみてみると原作者がしっかりこの要素に関しては考えて脚本にしてくれているようなので、原作者が描きたかった描写の一つなのだと思います。

セリフが増えてる!

羌かいと信が過ごすパートが映画では増えていることから羌かいへ信がかける言葉も増えていて、蛇甘原の戦いで羌かいが仲間のために戦うキーとして彼がかけた言葉がリフレインされます。

羌かいとのエピソードが主になっている『キングダム2』ですが、原作ではそこまで羌かいに重きは置かれていません。

もちろん羌かいが強い人物で、キーパーソンであることは原作を読んでいて伝わってきますが、映画ほど重きをおいて描かれているわけではないので映画と原作ではかなり違いがあります。

また、映画終盤で羌かいが尾平に「お前はまだ生きているじゃないか」といって奮い立たせるシーンはそもそも羌かいが信に心を開く描写が原作ではされていないため原作ではこのセリフや場面は存在していません。

朱鬼、麻鬼の消滅

原作では呉慶のもとへ進軍するひょう公と合流する前に信は朱鬼と麻鬼という武将と戦うことになり、これに打ち勝つのですが、この2人の存在が映画では消されています。

ストーリー上消してしまっても大丈夫なのですが、信が手負いとなっても立ち上がる描写が削られてしまったので彼の無敵描写がみたかった人にとってはちょっと残念な省略かもしれないですね…

呉慶の過去話の省略

魏の将軍呉慶に関して、映画ではちらっと祖国を秦国に滅ぼされたと述べるのみにとどめていますが、彼のエピソードは尺を用いて漫画で紹介されているので映画と原作では尺の違いがあります。

なぜ髪の毛が白くなってしまったのかわかる描写もされるので、物語の深さを感じたい方はぜひ原作をお手に取ってよんでくださいませ…

呉慶とひょう公(すみません漢字が出てこなくてひらがなです…)の戦い

なんちゃってこれが一番驚いたのですが、映画では向かい合ってぶつかり合った将軍二人の決着は一瞬でついてしまったこと。

この将軍二人の戦いは原作ではかなり長く、ページ数をもって描かれるんです。

しかも呉慶が知略であり、ひょう公とは力の差が歴然であったのにも関わらず、一騎打ちに応じたその心意気、心理描写などが見事で、映画ではそれが省略されてしまっていたので個人的にはかなりがっかりしてしまいました…

もう少し羌かいとのエピソードを短縮化してこっちにも力をいれてほしかったです。

割とあの闘いってほろっとしてしまうんですよね…

貂に関する描写

貂に関しての描写も原作と実写ではかなり違いがあります。

貂はおじいちゃんとの描写が5巻終わりにあったり、国卑村でのひどい暮らしぶりの描写があったり

また、貂が軍師になりたいと言い出す過程が原作ではくわしーく描かれましたが、一切戦場を観ることなく貂は軍師になりたいと思ったと実写版では述べています。

呂不韋の裏切り

映画では冒頭で王室に侵入者があり、政が暗殺されそうになる描写があり、暗殺者の手引きをしたのが映画のラストで呂不韋であることが判明しますが、原作ではこの描写は8巻からされるので少し後で違います。

原作ではある女の子が政のもとに出入りして彼の心を穏やかなものにしていくのですが、その描写が映画ではまんま削られる可能性が見えてきてしまいました…

確かにストーリーには関わりないかもしれないですがこのシーン結構好きなんですよね…

ちょっとだけ残念です。

また、これ以外にもちょこっとずつセリフがちょっとーこうーとか、いやいやそんな描写なかったじゃん?という細かい違いはあるのですが、大きく違っていて、管理人が気づけたのはこのくらいでしょうか。

もしここも違いますよ!!というところがあればお問い合わせから教えていただけたら幸いです汗

一回しか映画見に行ってないので見落としが大いにあると思います…

『キングダム2』は面白い?個人的感想、評判や評価について

実際に映画を観た人間の一意見としてとらえていただきたいですが…

前作『キングダム』を鑑賞済みで本作をみたところ、

アクションシーンも前作同様に迫力があり、原作のストーリーをふまえつつオリジナル要素も抱き合わせでつっこまれていてとても楽しめる一本でした。

この映画は個人的に日本最大のコスプレ大会だと思っているのですが、実写の中ではクオリティーが高い方で違和感もそこまでないのではないかと思います。

実写映画製作にあたり1から原作者が脚本にかんでいることもあってあり得ないストーリーの改変もないです。

ただ、やっぱり映画化ということもあって尺が決まっているという点で削られている点や、逆にプラスされている点もあって、おおまかな流れは同じですが違いが受け入れられないという原作ファンはいると思います。

しかし、口コミやSNSの感想を観てみると原作ファンでも面白かったという方が多いのでおおむね全体的な、総評としての評判はいいです。

また、大手映画情報サイト「映画.com」では星5中の評価は4.3と高めですし…。

同日公開されたミニオンズフィーバーが4.2評価で、先週公開されているソーラブ&サンダーは3.6なので、他の作品と比べても好成績といっていいと思います。

平均値である3点代を上回っているので評価はかなり高い映画と捉えていいでしょう。

個人的にはもうちょっとこの描写がというところがなかったわけではありませんが、おおむねとてもお勧めできる一本となっていますので、ぜひ気になっている方は劇場まで足を運んでみてください!

また、本作は続き物の映画になっているのでお時間に余裕がある方は前作をご覧になってから『キングダム2』を鑑賞していただければ映画を最高に楽しめると思います…!

『キングダム2』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

原泰久の人気漫画を実写化した2019年公開の大ヒット映画「キングダム」の続編。紀元前、春秋戦国時代の秦。天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、河了貂(かりょうてん)や山の王・楊端和(ようたんわ)と協力しながら、えい政の玉座奪還に成功する。半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始。秦は国王えい政の号令の下、蛇甘(だかん)平原に軍を起こす。歩兵として戦場へ赴いた信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭(たくけい)、子どものような風貌に哀しい目をたたえた謎の人物・羌かい(きょうかい)と共に、最弱の伍(五人組)を組むことに。戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され劣勢を強いられる中、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)は、無謀とも思える突撃命令を下す。キャストには信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈ら前作のメンバーに加え、原作でも人気のキャラクター・羌かい役で清野菜名が新たに参加。前作に続き佐藤信介監督がメガホンをとる。
(引用元サイト様:映画.com)

気になるキャストは?

実写映画ともあり、コミックを読んできたファンの方はキャストが一番気になるはず!

以下、主要メンツのキャスティングを簡単に記載しておきます(*_*;

主人公「信」:山崎賢人

主人公の信を演じるのは山崎賢人さん。

イケメンなので絶対観に行くという人も多ければ、

イメージと違ってミスキャストという方もいらっしゃいますね!

嬴政・漂(後の始皇帝):吉沢亮

中華統一を熱い思いを胸に秘める漂役は吉沢亮さん。

こちらも整いすぎて無理だという人もいる様子。

かっこよすぎますからね!

楊端和:長澤まさみ

美しい山界の王「楊端和」を演じるのは長澤まさみさん。

めちゃくちゃきれいな女優さんなので納得しているファンも多いですがやはり賛否はわかれる様子

河了貂:橋本環奈

河了貂を演じる役者さんは「橋本環奈」さん。

上記3人同様に整いすぎていることから、

賛否はわかれています。

壁:満島真之介


政に忠誠を誓う武将は満島真之介さんが演じます。

昌文君:高嶋政宏


政に忠誠を誓う側近昌文を演じるのは「高嶋政宏」さん。

騰:要潤


王騎の副官を演じるのは「要潤」さん。

王騎:大沢たかお

秦の六大将軍最後の1人王騎にキャスティングされたのは「大沢たかお」さん。

その他キャストさん

呉慶:小澤征悦

呂不韋:佐藤浩市

昌平君:玉木宏

羌かい:清野菜名

羌象(きょうしょう):山本千尋

ちょっとその他にまとめるにはどうなんだというキャラクターもいますがご容赦ください汗

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まとめ

以上が『キングダム2』について、結末はどうなったのか、原作との違いやオリジナル要素についてまとめでした。

2と銘打っていることからわかる通り前作の続ぎ物になっている『キングダム2』。

前作品をみていないとちんぷんかんぷんになるかなぁとは思いますが、原作を知っていたり、前作を観ている方にTってはかなり面白い映画になっているのではないかと思います。

前作からかるく3年くらいたってしまっているので忘れちゃっているなという方はぜひ前作を観てから今作をご覧になってくださいね!!

キャスト陣においては賛否両論あるので言及しませんが、管理人は楽しく鑑賞できたのでぜひ気になる方は劇場まで足を運んでみてください!

昔から原作コミックスをよんでいますが、割といい方の実写映画だと思うので気になるなぁとちょっとでも思っているのであれば前作『キングダム』をちらっと確認してみてくださいませ。

ではでは、映画をみるよー!という方も、いや、やっぱり実写だしやめておこうかなぁという方も、良い映画ライフをお過ごしくださいー!

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