累計発行部数1億7000万部を突破したバスケットを題材にしたスポコン漫画『スラムダンク』の映画『THE FIRST SLAMDUNK』。
アニメ版とは声優陣を総入替しての映画ということもあり少し荒れ模様ではありますが……
早くから注目されている作品なので、
映画を観たい！！という方も多いのではないでしょうか。
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本記事では、
・『THE FIRST SLAMDUNK』結末（ラスト）はどうなったのか
・映画は原作とどう違うのか
以上について記載していきます。
目次
- 『THE FIRST SLAMDUNK』結末（ラスト）はどうなったのか
- 映画は原作とどう違うの？
- 原作について
- 『THE FIRST SLAMDUNK』予告動画+あらすじ概要
- キャストは誰？配役についてまとめ
- まとめ
『THE FIRST SLAMDUNK』結末（ラスト）はどうなったのか
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映画『THE FIRST SLAMDUNK』は、アニメ化された大人気バスケ漫画『スラムダンク』を元に映画化された作品です。
本作は原作でいうところの25巻～31巻が描かれており、さらに原作にはなかったリョータの過去や生い立ちなどの回想をおりまぜた上で山王戦が描かれます。
原作やアニメでは桜木が主人公でしたが、本映画ではリョータが主人公的なポジションで話が進行していきます。
リョータはあこがれていた兄ソータを亡くしたことで母と確執が生まれ、家族関係でぎくしゃくしていましたが、日本一と評される秋田代表山王工業を湘北は79対78、わずか1点差で下し勝利を勝ち取ると同時に、母親は兄の死に向き合うことができ、リョータとの関係も良好になるというラストをむかえています。
また、山王戦に勝利してから数年の時がたち、アメリカを舞台として山王エースであった沢北が活躍しており、さらにその試合の相手にリョータがいるという衝撃の展開を迎えて映画は幕を閉じました。
いやアメリカでプレイって流川どうしたよ？！っていいたくなりかけましたが、きっと流川は流川でまた別のチームにいるんでしょうね……ほかのメンバーがどうなったのか死ぬほど気になりますが……描かれたのはあくまで山王の沢北とりょうちんだけです。
170に身長が届かないリョータがアメリカで通用するなんて……さすが切り込み隊長。
映画は原作とどう違うの？
原作をベースにしているとはいえ、映画は原作と違う点が多々ありました。
ギャグ要素の削減、山王チームの活躍や紹介が割愛されたりと「おや？」と思うところがありましたが、大幅に変わっていたのが主人公の視点が桜木から宮城にチェンジしていたというところ。
宮城に視点が変わることで宮城がどのような生い立ちでバスケをすることになり、湘北に入ることになったのかがわかる構成になっていました。
宮城パート（回想など）が原作に追加される形で入るので、回想が非常に多い山王戦になっています。
また、原作ではついてきていたサポーターがいなかったり、ここにいるはずのキャラがいない！というキャラクター消しが多々ありました。
これは尺の問題だったり声優を多く起用するのに問題があったとか、背景にはいろんな大人の事情があってのことでしょう……あくまで憶測ではありますが。
また、ちょろっと前述した通り、山王の選手の活躍がばっさりきられていたりします……
おやおや、俺たちの知ってる山王じゃねえな？ってなりかねないですがこれは尺の問題なのでしょうね……
それなりに沢北や河田（兄）は活躍してくれたのでいいのでしょうか……ほかのメンバーもめちゃくちゃ強いんですけどね……いやぁ、やっぱり時間が短すぎます……。こればっかりは致し方ないですが！
でもあまりにもキャラクターの紹介が省かれていたので敗北した沢北が座り込むシーンの悔しさが半減していたように感じました……もっと感情移入して涙するシーンなのにうすいななんて思ってしまわなくもないカット具合に、私はそういう意味で思わず涙ぐみましたよ劇場で。
沢北、俺はわかってるからな……また原作読んだりアニメがみたくなりました。
あとですね……ギャグ要素の削減はかなり目立ちましたね。
私の中でスラムダンクといえばギャグ要素は必須といっても過言ではなかったのですが、本作ではおさえられておさえられてギャグのパートが消されていたりしました。
このことに関しては原作者であり本作の監督・脚本を務めた井上雄彦さんがカットせざるをえなったとパンフレットのインタビューで語っていたので受け入れるしかないです。
全体的にリョータにフォーカスした映画でして、そのリョータの生い立ちが死ぬほど暗いので映画も必然的に暗い感じになっています。
人によっては受け入れがたいのかなぁなんて思いますが、おおむね私は満足です。
予告動画からリョータに視点がいってるのは予想できたので、前もってこれはこれで別のものとして楽しむべきと構えていたのが幸いしたのかもしれません。
りょうちん好きですけどまさかこんなにフォーカスされるとは思いませんでしたよ（笑
山王の活躍がカットされていたのは非常に残念ではありますが、バスケらしさを現代の技術で、しかも大スクリーンでみられたので悔いはないです。
あ、あとこれは本編には直接関係はありませんが、アニメ版と比べてしまうと声優が全員入替になっています（書く忘れてました汗）
アニメに親しみがあるファンがこのことを知らずにみたらかなりギャップがあるキャラクターもいるので驚くかもしれません。
なんにせよ、全体的に原作やアニメと比べると暗い印象の映画になってはいましたが、とてもいい作品に仕上がっていたのでぜひ気になる方は劇場でご覧になってくださいませ！
原作について
今回映画化されたスラムダンクは、井上雄彦さんによる大人気バスケット漫画を原作に構えて製作されました。
原作は総発行部数が1億7000万部をこえるほどの大ヒットを記録しており、アニメや過去にも映画化されていたり、様々なメディア展開がされている人気作です。
私個人も全巻持っていますが、本当に傑作なのでぜひまだ読んでいないという方はお手にとっていただきたいです！
アニメもいいんですけど、やっぱり漫画が一番です。
スラダンは全31巻で、新装版だと20巻あるのでさらの状態から読み始めるのは少し大変かもしれませんが面白すぎるのであっという間に読めてしまうと思います。
ぜひぜひ、スラムダンク読んでみてくださいませ！！
『THE FIRST SLAMDUNK』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
※現時点でのあらすじや概要の公開はされていません。
キャストは誰？ 配役についてまとめ
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以下、主要キャストについて記載します！
桜木花道：木村昴
赤城剛憲：三宅健太
流川楓：神尾晋一郎
三井寿：笠間淳
宮城リョータ：仲村宗悟
豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね！
まとめ
以上が『THE FIRST SLAMDUNK』結末（ラスト）はどうなったのか徹底ネタバレまとめでした。
いかがだったでしょうか。
声優総入替、YouTubeの問題動画などいろいろ懸念があった本作ですが、主人公の視点を変えた新しいスラムダンクがみられてすごく面白かったので、ぜひ気になっている方は劇場でご覧になってくださいませ。
ではでは、映画をみるぞー！という方も、いや、やっぱりやめておこうかなという方も、良い映画ライフをお過ごしください。
