2016年に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動の実話を実写化した映画『スキャンダル』。
映画化されるということから、実際にどのような事件があったのか詳細が気になる方も多いのではないでしょうか。
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本記事では、
・映画『スキャンダル』のもととなった事件
・事件の結果どうなったのか
以上について記載していきます。
目次
映画『スキャンダル』のもととなった事件について
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映画『スキャンダル』のもととなった事件は、映画の登場人物であり、実在の元人気キャスターの「グレッチェン・カールソン」が、彼女が以前務めていたアメリカの視聴率NO.1を誇る番組「FOXニュース」のCEO(最高経営責任者)の「ロジャー・エイルズ」をセクハラで提訴したというもの。
グレッチェン・カールソンは、ロジャーとの面談で仕事上の不平不満を口にしたところ、どういうわけか性的関係を求められ、これをカールソンが拒否したことでFOXニュースから不当解雇……
カールソンはこれを「女性に対する不当な扱い」としてロジャーを提訴したのだそう。
騒動の結末について
カールソンの訴えを当初ロジャーは、CEOという権力を行使し、もみ消そうと躍起になった。
しかし、カールソンに続くように多くの女性(少なくとも20人以上)がロジャーに対してセクハラを受けた旨を次々に告発しだしたことからロジャーは提訴の1年後、結局CEOを辞任することになる。
CEO辞任後もロジャーはセクハラの有無に関して否定し続け、事態は泥沼化するかと思われたが、ロジャーの辞任を受けて、告訴側のカールソンはFOXニュースと和解にいたった。
FOXとの和解金は「2000万ドル」と言われており、日本円にして20億円以上。
しかし20億円を超える金額をカールソンにFOX側が支払った事実は、ロジャーがセクハラ行為を行ったことを認めたことを意味するのではないかと業界には激震が走った。
カールソンはFOXと和解した際交わした「秘密保持契約」によって過去に何があったのか詳細を語ることは禁じられている。
そのため、映画化(『スキャンダル』)に関しての意見等はできず、また、ロジャーとの間に起こった出来事については闇に葬られたといってもいい。
セクハラ騒動の発端となったロジャーはというと、CEOを辞任後、2017年に血友病の悪化により起こった「硬膜下血腫」により死去(77歳没)。
当事者が否定していたことからセクハラがあったかどうかその真偽は不明。
しかし、多くの女性が被害に関しての告発を行っている点や、和解金のことを考慮すると、ロジャーは限りなく黒に近いだろう。
映画の真偽は微妙といっていいが、実話をもとに映画製作に踏み切った脚本家の「チャールズ・ランドルフ」は「この事件を闇に葬ってはならない」という強い決意の元、制作を進めたようである。
映画『スキャンダル』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
2016年にアメリカで起こった女性キャスターへのセクハラ騒動がまさかの映画化!
アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元人気キャスター「グレッチェン・カールソン」が、CEOのロジャー・エイルズを提訴したことで全世界のメディアに激震が走った。
FOXの看板キャスターである「メーガン・ケリー」は、自分が看板キャスターになるまでの過去を思い返して平然ではいられなくなった。
そんな中、メインキャスターの座を狙う若手の「ケイラ」に、提訴された「ロジャー」と直接対面するチャンスがめぐってくるが__。
映画『スキャンダル』のキャストは誰? 配役についてまとめ
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以下、主要キャストについて記載します!
メーガン・ケリー:シャーリーズ・セロン
シャーリーズ・セロンはマジでハリウッドの財産だよ。映画界の宝だよ!ホントに神で死にそうになった!#ロングショット pic.twitter.com/UHQjiGVpda
— ウエダダダ (@bura_talby) January 27, 2020
グレッチェン・カールソン:ニコール・キッドマン
ニコール・キッドマンはとにかくとにかく白いのでゴールドが映えますね♪(●´ω`●) pic.twitter.com/EMLrWvcgoO
— ✇STAY GOLD ✇ (@staygold77778) January 28, 2020
ケイラ・ポスピシル:マーゴット・ロビー
『スーサイド・スクワッド』の監督のデヴィッド・エアー氏が、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインの使用されなかった衣装を共有!
大きく胸が開いた赤と青の衣装やツインテールも実際の映画とは異なる雰囲気になっています! pic.twitter.com/zDFKbh2i8a
— ゆとぴ@マーベル・DCのアメコミ情報 (@frc_watashi_ame) January 26, 2020
ロジャー・エイルズ:ジョン・リスゴー
#大ファンってわけじゃないけど映画で見かけると嬉しくなる俳優
ジョン・リスゴー pic.twitter.com/eHklUG2IcO
— ヒロタカ@映画垢 (@hirotakamovie) October 13, 2019
その他、脇を固めるキャスト陣
ジェス・カー:ケイト・マッキノン
ベス・エイルズ:コニー・ブリットン
ルパート・マードック:マルコム・マクダウェル
スーザン・エストリッチ:アリソン・ジャネイ
リリー:リブ・ヒューソン
ジュリア:ブリジット・ランディ=ペイン
ギル:ロブ・ディレイニー
ダグ:マークデュプラス
スティーブン・ルート
ロビン・ワイガート
エイミー・ランデッカー
マーク・モーゼス
ナザニン・ボニアディ
ベン・ローソン
ジョシュ・ローソン
ブルック・スミス
ジェニファー・モリソン
アシュリー・グリーン
アリス・イブ
P・J・バーン
豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!
まとめ
以上が映画『スキャンダル』のもととなった提訴についてまとめでした。
いかがだったでしょうか。
実際に起こったことを知ると映画が観たくなりますね……!
映画『スキャンダル』の公開は2020年2月21日なので、ぜひ気になっている方は劇場へ足を運んでみてください!
管理人はTOHOシネマのauマンデー使える月曜日にさっそくみてみようと思います!!
ではでは、映画を観るよー!という方も、やっぱりやめておこうかなという方も、よい映画ライフをお過ごしくださいませ。
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