ネタバレ『天気の子』結末ラストはどうなった?陽菜の特殊能力の正体は何?徹底まとめ

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『君の名は。』で一世を風靡した新海誠監督最新作、『天気の子』が公開されました。

早くから注目されている作品なので、劇場で見るぞ!と意気込んでいる方も多いはず。

 

本記事では、

・『天気の子』の結末ネタバレ

・登場するヒロイン「天野陽菜」の特殊能力の正体

・登場人物の顛末

・感想まとめ

以上について記載していきます。


目次

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※ネタバレ記事のため注意※

『天気の子』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

「あの光の中に、行ってみたかった」

高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。

しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。

彼のこれからを示唆するかのように、連日振り続ける雨。

そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。

ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。

彼女には、不思議な能力があった。

「ねぇ、今から晴れるよ」

少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。

それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった__。

『天気の子』結末(ラスト)はどうなった?

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主人公の家出少年「帆高」は、祈ると雨天を晴れにできる100パーセントの晴れ女「天野陽菜」に、家で先の東京で出会います

帆高は家出して東京でさまよっている途中、

拳銃を偶然拾ってしまい、

陽菜を助けるために発砲したことで警察から事情をきくために追われることになりました。

陽菜もまた、

中学生でありながら年齢を偽って働いていたことが原因で保護対象になり、警察や児相から追われることになります。

陽菜は祈ると晴れにできる晴れ女ではあるものの、天と人をつなぐ人柱であることが劇中に判明。

雨が続く狂った世界の天気を元に戻すには、陽菜自身が人柱となって消えなければなりませんでした。

陽菜は一度、人柱になって世界の天気を元に戻しましたが、帆高が会いたいと願って彼女を追いかけた結果、陽菜は地上へ戻ってきます。

これが代償となって、

世界は雨がやまない、

晴れが来ない狂った天気に。

また、警察から逃げたという罪で、

帆高は家にもどることになります。

保護観察期間の3年間、

帆高は自分と陽菜がしたことで世界を狂わせてしまったのかと悩んでいましたが、命の恩人である須賀にはげまされ、陽菜に三年ぶりにあうことを決意。

帆高は3年前に陽菜に告白しようとした坂で、

陽菜に3年後に会い、物語はハッピーエンドを迎えます。

世界の雨はやまないものの、二人が再会するという幸せなエンディングを迎えました。

天野陽菜の特殊能力について

『天気の子』のヒロイン「天野陽菜」には特殊な能力が備わっていますが、これは帆高と出会う1年前に備わったもので先天的なものではありません。

100%晴女になった経緯

病気だった母の病室で、

「また青空のもとを母と一緒に歩きたい」

と願っていた陽菜は、

窓の外に、雨の中一点だけ光が差し込んでいる場所を見つけます。

その場所に行ってみると、

そこには小さな鳥居があり、

陽菜はただ一心に「青空」を願いながら鳥居をくぐりました。

そして、

自分が雨のような鳥のような、

魚のような生き物がいる不思議な世界を飛び回る夢を見て、気が付いたら鳥居で倒れており、それからというもの、願うと雨の日をはれにできる能力が備わっていたのだとか。

天気の巫女

陽菜が手に入れた力は、

昔は世界各地にいた「天の巫女の力」ということが劇中であきらかになっています。

映画の時代では、

すでにこの話は伝承まがいのオカルト話になってしまっていますが、陽菜のこともあり、天の巫女がいるのは事実でした。

劇中起こったような雨天続きや暴風雨等の異常気象が続くと、天気の巫女が納めていたのだとか。

力の代償

天気の巫女には代償があり、

力を使いすぎると人柱にならなければならない時が近づいてしまいます

陽菜は最初このことは知りませんでしたが、

オカルトライターである「夏美」から

「人柱は、狂った天気を戻すために消えなければならない」

ということを聞かされ、

自分が消えれば狂った天気はもとにもどることを知ります。

連日雨が降り続く東京、

狂った天気を元に戻すため、

陽菜は劇終盤で晴れを祈って空へと消えました

空につれていかれても、なかったことにもできる?

一度陽菜は空へと消えてはいきましたが、これはリセット可能のようです。

実際、

帆高が、以前陽菜が力をもらった神社の鳥居を

「もう一度彼女にあいたい」

と強く願いながら通ると、

陽菜のいる空まで飛ぶことができ、

陽菜を連れ戻すことに成功しています。

お願いすればなんでもできるというわけではないと思いますが、人柱としての役割を果たさなくてもよい様子。

ただ、晴れ女(天気の巫女)が人柱にならなかったかわりに、東京はずっと雨続きになり、海にかえることになりました。

バッドエンドを思わせますが、

400年前は江戸は海だったようで、

昔の状態に戻っただけであると登場人物が述べていたこともあり、悪い終わり方というとらえるのは少し違うようです。

登場人物の顛末

この項目では登場した人物のプロフィールや、どうなったのか詳しい経緯を記載します。

主人公:森嶋帆高(声:醍醐虎汰朗)

今作の主人公は16歳の少年「帆高(ほだか)」。

帆高はある島から、

「息苦しい」という理由(本当の理由は、雨が降り続く島で差していた光の中に行きたくて、その光を追いかけて東京まできてしまった)で東京に家出をしてきた少年で、体のいいバイト先を探していました。

船で島から東京へ移動した際、

ライターの「須藤」と出会い、

ご飯をたかられ、

「東京って怖い」と早くも怖気づくのが印象的。

須賀には「困ったら連絡しろ」

といわれて名刺を渡されるもいかず、

しばらくネカフェを利用するなどして自力で生活。

しかし、

ある日の夜にごみ箱から偶然にも拳銃をゲット。

おもちゃだと思っていたものの、護身用にと持ち歩くことにします。

そして、

いいバイトが見つからなかった帆高は須賀を頼ることにし、雇ってもらいます。

順調に楽しい日々を過ごしていた帆高は、

とあるファーストフード店でバイトをしていた少女「陽菜」に以前、ご飯をもらったことを覚えており、陽菜が怪しいバイトに引き込まれそうになったところを拳銃を発砲することで助けます。

このことがきっかけで彼女が100%の晴れ女であること、彼女が弟と二人暮らしでお金に困っていることを知り、天気をはれにできる能力を生かして荒稼ぎすることを提案。

陽菜の力でどんどん依頼をこなしていき、陽菜ともその弟の凪とも仲良くなった帆高は、陽菜の誕生日プレゼントに指輪を買ってプレゼントしようとします。

しかし、

帆高は銃を発砲したことが原因で警察から追われており、陽菜も年齢を偽ってバイトをしていたことが原因で警察と児相から逃げなければならなくなってしまいます。

二人と凪は一緒に逃亡しようとしたその日、東京は観測史上最大の大雨を記録。

暴風雨の中、

泊るところを探してようやくホテルに宿泊するも、陽菜から天気を元に戻すには人柱にならなければならないことを聞かされます。

指輪を渡して一緒に暮らしたいことを帆高は陽菜に伝えますが、翌日目が覚めると陽菜は消えており、帆高は陽菜を取り戻すために奔走。

警察に追われながらなんとか陽菜が晴れ女になった神社にたどり着き、彼女に会いたいと願うことで空の上に飛ばされ、陽菜に再会。

彼女を連れ戻すことに成功するものの、警察から逃げたということで3年間は家出した家に戻って、観察下におかれる条件をのむことになり、陽菜には会うことができませんでした。

3年の時を経て高校を卒業した帆高は東京の大学に進学するために上京。

東京は陽菜が人柱にならなかったことで大半が沈んでいましたが、機能はしているようで、人も住んでいたため、帆高はまずお世話になった須賀に会いにいきました。

須賀から陽菜に会うように言われ、勇気をもって帆高は陽菜に会いにいき、ハッピーエンド。

その後どうなったかについては今後こうかいされるであろう新海誠監督作品を見ていけばわかるかもしれませんね!

ヒロイン:天野陽菜(声:森七菜)

今作『天気の子』のヒロイン「天野陽菜」。

天野とついているのもタイトルを思い起こさせますが、直接的に名前が天気の巫女に関係しているようではないみたいです。

帆高と出会う1年前、陽菜は上述した経緯で晴れ女になりました。

そして、母親が死んでしまったことで陽菜は弟と二人暮らしをすることになり、中学3年生でありながら18歳であると嘘をついてアルバイトをしています。

小さい子二人で暮らすとか児相はなにやってんだとかそういう現実的な側面からつっこんじゃだめですよ(笑

アルバイト先(多分マクドナルド)に帆高が3日連続できたことで陽菜はハンバーガーをあげて彼を助けます。

このことが原因ではないものの、後日バイトを首になった陽菜は、水商売で稼ごうとチンピラに提案されてついていきそうになります。

ここを帆高に助けられ、さらに帆高に晴れ女をお金につなげる提案をされてのっかります。

晴れ女の依頼をこなしていった陽菜は、自分の生きる意味を見つけ、帆高に感謝するも、自分が天と人をつなぐ人柱であることを夏美から聞かされ、大雨が続く狂った天気を元に戻すべく空へと昇っていきました。

しかし、帆高が連れ戻しに来て「青空よりも陽菜がいい」といわれて地上に戻ることに。

天気は雨続きにはなりましたが、帆高と一度別れて(島にかえることになったため)も東京に住んでいた陽菜は3年後、高校生に。

帆高と会った際は年齢を偽って「自分は年上だから敬語を使いなさい」といっていましたが、実は陽菜のほうが年下で、出会った当初は15歳で中学三年生でした。

帆高と再会を果たしたときは高校三年生。

人柱とならなくてもよかったみたいです。

今までの天の巫女は人柱になったと思うと、ちょっとかわいそうですね。

須賀圭介(声:小栗旬)

小さな編集社を経営する42歳の男性。

ちょっとアウトローな感じで、帆高とは帆高が家出する際に使った船の中で出会いました。

外の様子を見るために警報が出る中外に出ていた帆高が海に落ちそうになったところを助け、その礼にとごはんとビールをたかる大人げない面も。

帆高と昔の自分を重ね、行き場のない彼を引き取って仕事を与える重要な役。

実は過去に結婚しており、小さな娘もいますが、生活面も考慮して娘は妻の母に引き取られています。

妻は数年前に事故で他界。

ずっと妻にもう一度会いたいと思っており、帆高が陽菜を探して警察に取り囲まれた際に「もう一度あの人にあいたい」というセリフを聞いて警察を足止めしたり、帆高を説得しつつも協力してくれるキャラクターです。

警察官をぼこしたということでつかまったようですが、3年後に帆高が会いに来た際はボロボロだった編集室をきれいにし、会社にも多くの仕事が舞い込んでいる様子。

従業員も夏美と二人という3年前から、2人アシスタントがいるようでした。

娘とどうなったかについては詳しく描かれませんでしたが、夏美や凪と一緒に娘をつれて出かけている様子。

娘は喘息もちで体が弱い設定。

娘は雨の日は外に出られないため、陽菜に娘と遊ぶ日をはれにしてくれるようにお願いをしたことも。

夏美

須賀の編集社で働くバイトの女性。

就活生ですが、帆高からは須賀の愛人だと思われていました。

須賀の姪っ子で、須賀と妻のことはよく知っていて、その子供とも仲良し。

明るく活発な性格ですが、就活はうまくいかず、なんだかんだいって編集の仕事が好き。

編集業はただの腰掛といっていましたが、就活の合間にオカルト系の記事を読んでしまったりやっぱり編集の仕事が好き。

劇終盤ではいなくなった陽菜を助けに行く帆高をバイクの後ろに乗せてパトカーを振り切り逃走。

パトカーから逃走する際、軽いスタントを決めたことから白バイ隊員になろうかといっていましたがおそらくその思い付きは思い付きのまま終わった……はず。

パトカーを振り切ったことでのちに逮捕されましたが、解放された、はず。

夏美については後日どうなったかくわしく描かれなかったため不明ですが、須賀の娘と一緒に写真に写っていたところをみると、元気にやっているはずです。

天野凪(声:吉柳咲良)

陽菜の弟で、プレイボーイの少年の名前は「凪(ナギ)」。

姉が大好きで、家に上がっていた帆高には敵意を向けていましたが、晴れ女を商売にする過程ですっかり打ち解けて仲良くなりました。

小学生なのに大人びており、恋に関しては帆高よりずいぶん上。

帆高からは劇中盤から「先輩」と呼ばれるようになり、誕生日プレゼントに陽菜に指輪を贈るようアドバイスしたのもこの少年。

付き合う前はストレートに気持ちを伝えて、付き合った後はあいまいにするのが鉄則と、帆高に指南する場面も。

帆高と姉と一緒に逃げていたところを児相に保護されたものの、元カノを使って児相を飛び出し、帆高のピンチを助け、陽菜奪還に尽力。

陽菜が戻ってきてからは陽菜とともに楽しく生活している様子。

冨美

晴れ女に晴れをお願いした老婦人。

実は『君の名は。』に登場した瀧の親族。

夫が亡くなって初めてのお彼岸ということもあり、夫が迷わないようはれてほしいと陽菜に依頼し、『天気の子』の主人公たちと瀧が出会うきっかけを作りました。

帆高が3年後に家を訪れた際は、前に住んでいた自宅は水に沈んでおり、しかし、そのことは嘆いてない様子。

帆高に「400年前は江戸(東京)は海だった」と語ったのもこの人物。

安井(声:平泉成)

帆高を追う刑事さん。

ただただ帆高を追うだけ。

最終的に帆高を捕まえられたものの、凪に押し倒されて足止めされたりいろいろと失態を繰り返しました。

高井(声:梶裕貴)

安井の相棒刑事さん。

こちらも帆高を追う人物。

一度は帆高を取り押さえて連行するものの、署内から逃げられた挙句にパトカーもまかれてしまう失態を犯す人物。

アニメなのでご都合主義なのは仕方ないですが、こんな風にあり得ない過程で逃げられちゃう刑事さんは描いてほしくはないですね!(笑

感想

感想は個人によって違うので、一概にこうだといえませんが……

『君の名は。』を求めていくと失敗するかもしれません。

ただ、管理人自身は普通に面白かったと思いました。

新海誠作品ということではなく、『君の名は。』だけが好きな人は満足できないかもしれないです。

また、新海誠さんの作品が好きで追ってきたファンも若干の落ちがついてしまっているので賛否はわかれそうです。

『天気の子』自体は、メッセージ性にとんだ作品で、自己犠牲によって生まれるのは何かを大きく問われる映画でした。

同時に、

自分の居場所や存在価値について考えさせられる一本で、多くの人が一度は考えたことがあるんじゃないかと思わせる描写もちらほら。

映像美に関してはいわずもがなキレイすぎなので、この人の作品でしかこれは拝めないと思います。

気になっているけど二の足を踏んでいる方はいろいろな方のレビューを参考に、ネタバレを踏まないように見に行くのか否か判断するのがベストかと思います!

ただ、映画見る前は雨降ってたのに終わった後は晴れてたのでこの映画の威力はすごいなとは思いました。

晴れたのはこの映画の効力ではなくて偶然なんですけどね(笑

個人的には、同時期公開している映画なら「トイストーリー4」のほうがおすすめです。

同日公開のチャッキーもみたいですねえ……

前作『君の名は。』

新海誠作品でもっともよく知られているのは『君の名は。』

2016年8月26日に公開された『君の名は。』は12月中旬まで公開されるロングランを記録

『天気の子』も『君の名は。』同様にヒットすればロングランをかますかもしれません。

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『天気の子』起承転結ネタバレ

この段落では2時間ほどの映画を簡単にネタバレします!

物語のネタバレは勘弁という方は読まないようにしてくださいませ!

冒頭

東京に住む少女「天野陽菜」は、母の病室で雨がやまない外の景色を眺めていた。

いつか、母とまた一緒に、青空の下を歩きたい。

そう願った陽菜は、窓の外、雨の中一点だけ光が差し込んでいる場所を見つける。

気が付くと陽菜は病院を飛び出していた。

お日様の日差しが差し込む場所へむかうと、そこはさびれた廃墟で、屋上には小さな鳥居があった。

陽菜は「母と一緒に青空の下を歩きたい」と強く願いながらその鳥居をくぐる。

すると、次の瞬間、陽菜は雨なのか、鳥なのか、魚なのか、水でできた生き物が飛び交う空の世界を飛んでいた。

息苦しいという理由から、16歳の少年「森嶋帆高」は島から東京へ家出してきた。

身分証がなくても雇ってくれるバイトを探すも、一向に見つからず、帆高は島から出るために使った船の中であった須賀を頼り、彼からライターと雑務の仕事をもらう。

住み込みで働き、帆高は充実した日々を過ごし始めたが、ある日、家出直後にご飯をくれた少女「陽菜」が怪しい連中につれていかれそうになったところを目撃。

以前偶然拾ってしまった拳銃を使い、帆高は陽菜を救い出し、彼女が100%の晴れ女であることを知る。

陽菜が弟と二人暮らしでお金に困っていることを知った帆高は、彼女の力を使って稼ごうと提案した。

最初は躊躇していた陽菜だったが、帆高の押しに負けてこれを引き受けることに。

晴れにするという職など誰にも求められないのではないかと思っていたが、すぐに依頼が舞い込んできた。

連日雨が続く異常気象の東京。

そんな東京を晴れにするという仕事を通し、陽菜は生きる意味を見つけることができた

また、誰かに必要とされる喜びを知り、そのきっかけをくれた帆高にお礼をいうのであった。

一方、帆高は町中で銃を発砲したことで警察から目を付けられ、所在を突き止められつつあった。

また、陽菜が力を使うごとに疲弊していっていることを知り、帆高は今きている依頼で終わりにすることを決める。

さらに同時期、陽菜はオカルトライターであり、須賀の姪である夏美から「陽菜は天の巫女であり、巫女は人柱として消えなければ狂った天気はもとに戻らない」旨を聞かされていた。

連日続く雨。

陽菜の家に帆高の所在を突き止めるべく刑事が訪ねてきた。

陽菜は刑事から「子供だけですむのには問題がある。次の日に児相と一緒に来る」と言われ、陽菜も弟凪を連れて家を出なければならなくなった。

帆高は陽菜と凪を連れて大雨が降り続く東京の街へ繰り出した。

やっとの思いで泊まれるホテル見つけ、帆高は誕生日にあげようと買っておいた指輪を彼女にプレゼントする。

ありがとうとお礼を言う陽菜だったが、天の巫女の運命を帆高に話し、彼女は人柱になる決意を固めているようだった。

帆高は一緒に暮らそうと彼女を抱きしめるが、次の日の朝、陽菜の姿はなかった。

消えた陽菜を助けるため、帆高は警察に一度連行されるも、逃げ出していた。

きっと、陽菜が力を手に入れた神社に願えば、陽菜を取り戻すことができる。

そう考えた帆高は、夏美や須賀、凪に助けられてあの鳥居にたどり着いた。

もう一度、あの人に会いたいんだ。

そう強く願いながら鳥居をくぐると、帆高は陽菜がいる空の世界へと移動し、陽菜と再会を果たした。

自分が戻れば天気が狂ってしまうと拒んだ陽菜に、

帆高は「青空よりも、陽菜がいい」といって彼女の手を取り、連れ戻すことに成功するのであった

エピローグ

3年後、帆高は警察の保護観察処分の期間を終えて、東京の大学へ進学すべく上京していた。

また、彼は3年越しに陽菜に会うため、須賀に挨拶。

須賀には早く陽菜に会いに行けと背中を押され、帆高は初めて彼女に告白しようとした坂へ向かった。

坂の上には空に手を合わせる、高校生になった陽菜の姿があった。

陽菜も帆高に気づき、二人は3年ぶりに再会を果たすのであった。

まとめ

以上が新海誠監督作品『天気の子』の徹底ネタバレでした。

ちょっとでも役に立てたのであれば幸いです!

ではでは、映画をみるよー!という方も、絶対にみん!という方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

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