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あらすじ+予告動画
神々が世界を統治していた頃、神ゼウスは人間の男を想像した。しかし、息子である軍神「アレス」は人間に猜疑心や嫉妬という感情を与えてしまい、そのために人間は争いを始める。
ゼウスは争いを止めるため女(アマゾンと呼ばれる主人公ワンダーウーマンの祖先)を想像し、一時は争いを収めることに成功したが、激昂した「アレス」が神々を殺し始め、ゼウスはやむなく息子であるアレスを封印。
再度「アレス」が現れた時のためにゼウスは生み出したアマゾンたちに神を殺せる剣を託し、ある島に隠した。
アマゾンの女王は「アレス」が再び現れた時のために対応する戦士「ダイアナ」を生み出し、ダイアナは強く美しい女性に成長する。
ある日、彼女が住むパラダイス島にスティーブ・トレバーが飛行機で不時着。ダイアナは彼を助け、彼を追ってきたドイツ軍にアマゾン戦士たちは攻撃を受けるが撃退する。トレバーから外の世界で戦争が起こっていることを聞かされたダイアナは彼とともに島を離れ、戦争の原因と思われる「アレス」を倒しに外の世界へ飛び出すのであった――。
キャスト
ダイアナ/ワンダーウーマン
ガル・ガドット(成人済みダイアナ)
リリー・アスペル(8歳時ダイアナ)
エミリー・キャリー(12歳時ダイアナ)
日本語吹替:甲斐田裕子(成人)、新井美羽(8歳)、佐々木りお(12歳)
―超絶強い美人戦士。弾丸を腕にはめた鉄鋼で弾き飛ばします。マシンガンだって盾で防いじゃうアメコミらしいなんでもあり超人。
スティーブ・トレバー
クリス・パイン(小野大輔)
―イケメン。強そうだけど強くない男。イケメンなだけ。度胸はある。
アンティオペ
ロビンライト(深見梨加)
ダイアナの叔母。アマゾン戦士の将軍で超絶かっこいいおばちゃん。武道も弓も剣もなんでもできるが銃には……
エーリヒ・ルーデンドルフ
ダニー・ヒューストン(菅生隆之)
ドイツ軍の総監。悪の権化のような動きをするが実は違う。咬ませ犬感が半端ではない。
ドクター・ポイズン
エレナ・アナヤ(よのひかり)
マッドサイエンティスト。顔が半分すごいことになっている。よく見たら美人。
時代設定は戦争期。ドイツが悪役
アメリカ映画に多い設定ですが、この映画ではドイツが悪役で、戦争期が時代設定になっています。
正直戦争期生きてないし詳しくないしわからないかと思いましたが目を離さなければ何となくわかります。
映画も楽しめるのでドイツ人が多少悪く書かれていることに抵抗がなければ問題なく最後まで観られます。
最初から最後までワンダーウーマンが強すぎる
とにかく最初から最後までワンダーウーマンが強すぎます。
同じアメコミのスーパーマン、バッドマンは映画の中で主人公が敵にやられる落としどころがあって、ボスを倒すために奮闘する姿が描かれていますがワンダーウーマンではそれがありません。
確かにやられはしますが、あまり時間をかけず、怒りではねのけるというとんでもない設定。ワンダーウーマンを怒らせるにはいい材料を使いますが、そんなに長い尺を使うわけでもないので一気にかたをつけてしまう姿に何となく肩透かしを受けます。
相手をコテンパンにやっつける爽快感はあるものの、どこか物足りないと感じる人がいるのは主人公の葛藤が少ないからかと。。。
あとこの主人公、人間という設定ではないため、弾丸を鉄鋼で跳ね飛ばしたり塔を体当たりで大破させたりと本当になんでもできちゃいます。
人並み外れすぎているため「ありえないでしょ」と思えてしまうシーンが多く、興ざめしてしまう人がいるのは否めないです。
アクション映像必見
ガルガドット演じるダイアナ(ワンダーウーマン)のアクション演技が半端ではないです。
美人なだけかなと勝手に思っていましたがそんなことはなく……とんだり跳ねたりはねのけたり殴ったり切ったりけったりなんでもします。
炎とかCGでのアクションより弓を弾いたり剣をふるったりするシーンが見どころです。CG使いすぎている映像はド迫力ではありますがちょっとありえな過ぎて共感できないといいますか……個人的な意見ですが肉弾戦や弓、剣のシーンは必見かと思います。
あんまりイチャイチャしない
予告からすると無垢な主人公が迷い込んできた男性を助け、恋に落ちるのかと思っていましたがまぁそこまでイチャイチャしないです。
いや、イチャイチャするけどそんなに多くない。多くないというよりはあっさりしているといったほうが良いかといった具合にイチャイチャしません。
この二人の愛がメインかと思い込んでみるとちょっとばかし違うので肩透かしを食らわないようにしていただければと思います。。。
オススメ度
74/100
『ワンダーウーマン』は女性監督オープニング成績歴代ナンバーワンと、かなり話題を呼んだ作品ではありますが、主人公の落としどころが少なく(どん底まで主人公を落としきらない)楽しみ切れませんでした。
ただ、流れや設定は良いので人によって賛否が分かれるかと。
強い女性が敵をコテンパンに倒す映画としてはとてつもなく優秀なので爽快感が味わい方にはかなりオススメできます。
スーパーマンやバッドマンとは一味違うので、同じような映画だと思ってみると肩透かしを食らうので注意。
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