ネタバレ『キャプテンマーベル』結末や原作との違い、記憶に隠された秘密とは何だったのかまとめ

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MCUでは初めて女性ヒーロー単独主役となったアクション映画、『キャプテンマーベル』。

ニック・フューリー等マーベルファン胸熱のキャラクターも登場するとあって見たい!という方も多いのではないでしょうか。

本記事は、

・『キャプテン・マーベル』結末

・マーベルの記憶に隠された秘密とは何か

・原作コミックとの違い

以上についてのさくっとまとめになります。

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※ネタバレ記事です※


目次

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『キャプテン・マーベル』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

舞台は1995年ロサンゼルス。

あるビデオショップに空から一人の女性が落ちてきた。

彼女は驚異的な力を持っていたが、

身に覚えのない記憶がフラッシュバックし、日々彼女を悩ませた。

しかし、彼女の記憶にはある秘密が隠されていて、それを狙った正体不明の敵が姿を現し__。

キャプテンマーベル映画結末までの流れについて

主人公のヴァースは強力な「フォトンブラスト」を使いこなすクリーの戦士だが、とある任務で地球へ降り立ち、自分が宇宙人ではなく地球人であることを知る。

クリーに拾われる前の記憶がなかった彼女は、記憶の断片を辿り、ヒューリーやスクラルの助けを得て自身が地球人であり、ローソン博士という女性とともに6年前に飛行機事故に遭って死んだものとされていることを知った。

そして、飛行機事故で死んだローソン博士は、実はマーベルを助けたといっていた「ヨン・ロッグ」に殺されたという事実を彼女は思い出す。

このときヨンロッグに殺されたローソン博士はクリー人であり、クリーの諜報員であることが判明。

クリーの諜報員でありながら、ローソン博士はクリー人が戦争を望んでいない種族「スクラル」を滅ぼそうとしていることを知り、兵器となりうる、自分の研究所にあるコアを破壊することをマーベルに託した。

マーベルはこの意志を継いでローソン博士の研究所へ行き、敵の襲撃を受けながらもヒューリーにコアを地球へ持ち帰るように指示。

地球へミサイルが放たれるも、マーベルはこれを撃墜。地球とスクラル人を救うことに成功した。

コアを狙ってきたクリー人を撃退したマーベルは、殺されそうになっていたスクラル人を救い、戦争を終わらせるために宇宙へ旅立っていった

コアはヒューリーがだっこして持ち帰ったグースの体の中にあるが、エンドロール後の映像によると吐き出したことがわかる。

エンドクレジット後の映像についてはこちらから

記憶に隠された秘密とは何だったのか

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キャロルはクリー人に連れてこられる前の記憶が断片的にしかなかった。

この記憶がある秘密につながっている

キャロル(後のマーベル)はクリー人に連れていかれる前は、普通の地球人であり、パイロットを夢見る空軍につとめる女性軍人だった。

男性優位の社会であったためにパイロットとしての活躍の場をもてなかったキャロルは、唯一の飛行の経験がつめるローソン博士の飛行試験を楽しみにしていた。

しかし、ローソン博士は実は地球人ではなく本名を「マー・ベル」というクリー人だった。

彼女は戦争を拡大するおそれがあるエネルギー源であるコアを破壊しなければならないと、飛行機で、コアを隠している研究所がある宇宙へ飛び立とうとするが、キャロルはこれを知り、自分の意志でついていくことになる。

キャロルが操縦士として飛び立った宇宙船は、クリー人に撃墜され、くしくもローソン博士は殺害されてしまう。

クリー人に追い詰められたキャロルは、コアを破壊しろといい残したローソン博士の言葉を思い出し、エネルギー源であるエンジンを破壊、超人的な力を手に入れるも、気絶してしまう。

また、ローソンは死の直前、座標を覚えるようにキャロルに告げており、この座標が宇宙にある研究所を指していることが後に判明。

映画の宣伝文句である「隠されていた秘密」とは、キャロルが博士に伝えられた、コアが隠されているローソン博士の研究所の場所を指す座標のことだった。

この座標を知ることで、コアを手に入れて大きな力を手にすることで戦争を優位に進めようとするのがクリー人の狙いだったわけである。

原作コミックとの違いは?

映画『キャプテンマーベル』の主人公「キャロル・ダンバース」がコミックに登場したのは1968年「Marvel Super Heroes」#13でのこと。

登場したキャロルは初登場当初は「キャプテン・マーベル」のサポートをする一般の民間人だった。

映画からは思い浮かばないが、最初にキャプテンマーベルと呼ばれ、活躍した人物は男性。

しかも、その初代マーベルは地球がクリーの脅威になることをおそれたクリー人が送り込んだスパイで、名前も「マー・ベル」であった

映画ではマー・ベルはローソン博士の本名であり、クリー人である点と諜報員といった点では似ているかもしれないが、性別は異なっている。

コミックでのキャロルは、NASAで働いているときにマーベルと友となるが、マーベルと敵対していた「ヨン・ロッグ」に連れ去られてしまう。

マーベルとヨンロッグとの確執について映画ではこれといった描写がないため、コミックスとは違いがある。

ヨンロッグに誘拐されたキャロルは、助けにきたマーベルと、返り討ちにしようとしたヨンロッグの戦闘中に起こった爆発に巻き込まれ、予期せず宇宙人のDNAがキャロルの体内に組み込まれてしまう。

そして、キャロルは強力な腕力や肉体、飛行能力など超人能力を手に入れることになった。

映画でもローソン(マー・ベル)とヨン・ロッグの抗争に巻き込まれる点では同じだが、自分から爆破したのと爆発に巻き込まれたのでは自発性に違いがある。

さらに、キャロルの中に宇宙人のDNAが組み込まれる過程も、映画ではヨンロッグの血液を輸血したことで組み込まれることになっていたが、原作とは違う。

また、原作でのキャロルは家族構成等がしっかりと描写され、父との確執や男性に対する劣等感の描写が詳しくされていたが、映画では割とあっさりと描かれているため多少なり違いがみられる。

予期せずも、力を手にしたキャロルは、マーベルの名をキャプテンマーベルから貸してもらい、ミズ・マーベルの名のもと活躍していくことになる。

原作ではアベンジャーズにも加入する描写があるため、映画でも『アベンジャーズ エンドゲーム』で彼女がアベンジャーズに加わる可能性は極めて高い


キャプテン・マーベル (ShoPro Books)

上記はキャロルがマーベルとして活躍するお話を描いたコミックス。

初心者にもかなり優しいお話なのでマーベル作品に今から入りたいという方にもおすすめ。

登場人物と勢力、関係性について

以下、主要キャストと人物の関わり合い、登場人物がどうなったのか、勢力ごとにさくっとまとめていきます。

キャプテンマーベル

本作の主人公であり、ヴァースと呼ばれるスターフォースの隊員。

実は地球人であり、本名は「キャロル・ダンヴァース」

ヴァースはキャロルが乗っていた飛行機の残骸から発見された彼女のネームプレートの一部分から「ヨン・ロッグ」がつけた名前。

ヨン・ロッグに連れ去られる前の記憶がなく、連れていかれる前にローソン博士とともにコアを破壊すべく宇宙へ飛び立とうとしていた。

マーベルを演じたのは『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』や映画『スコット・ピルグリム』などで知られるブリー・ラーソン。

ウェンディ・ローソン(マー・ベル)

キャロルとともにコアを破壊すべく宇宙へ旅立とうとしたクリー人。

本名をマー・ベルといい、キャロルに大きな影響を与える。ローソンを演じたのは「アネット・ベニング」。

ローソン博士はコアを破壊できずにヨン・ロッグに撃たれて殺されてしまう。

クリー(KREE)

クリーは、宇宙侵略を進めるスクラルと長年戦争状態にある宇宙の帝国。

地球よりも高度な技術の進歩を果たし、AI=スプリーム・インテリジェンスが国を統治している。

クリーの勢力下にはクリーのエリート軍隊である「アキューザーズ」、特殊部隊であり、主人公のヴァースも所属する「スターフォース」がある。

アキューザーズ

アキューザーズは銀が最強を誇るクリーのエリート軍隊。

本作に登場するアキューザーズメンバーは『ガーディアンズオブギャラクシー』で敵役として登場した「ロナン・ジ・アキューザー」

ロナンを演じたのは『ガーディアンズオブギャラクシー』でも同役を演じたリー・ペイスが続投

アキューザーズでは厳格な司令官として活躍しており、本作『キャプテンマーベル』では地球に攻め込もうとミサイルを撃ち込んだものの、マーベルに阻止されて逃げ帰った。

スター・フォース

スター・フォースはクリーの特殊部隊であり、メンバーはヴァースもあわせて6人

ヨン・ロッグを隊長に、副官は『ガーディアンズオブギャラクシー』に登場したコラス、スナイパーのミン・エルヴァ、剛力のブロン・チャー、潜入のエキスパートのアット・ラス、そしてヴァースで構成されている。

地球へ向かうことを伝えなかったことから、アキューザーズとは折り合いがいいとはいえないらしい。

演者はそれぞれ、ヨン・ロッグにジュード・ロウ、コラスにジャイモン・フンスー、エルヴァにジェンマ・チャンなど名の知れたキャストが割り振られている。

本作ではスター・フォース自体はマーベルとの戦いに圧倒されて撤退をきしているものの、マーベルと直接戦ったヨン・ロッグを含めて死者はでていない

S.H.I.E.L.D.(シールド)

警察や軍隊では対処できない脅威を監視している秘密機関。

マーベル作品では度々登場するこの機関が今作でも登場。

本作ではヒューリーやコールソンなどおなじみのキャラクターが若き日の姿で活躍をみせる。

また、今作時点では宇宙にほかの文明が築かれていることを知らない。

演者はニック・ヒューリーをサミュエル・L・ジャクソン、フィル・コールソンをクラーク・グレッグと、若く見えるよう最新の技術は使われているものの役者はシリーズで一貫。

スクラル

スクラルとはクリーと長年戦争状態にある宇宙人

緑の体色にスキンヘッド。長い耳に体皮についた線が特徴。

変身能力を持ち、DNA単位で化けたい相手に化けることができる。

また、近日中なら記憶も再現できるため、見分けるのは不可能に近い。

スクラルの軍人であり、ヴァースの記憶を辿ろうと彼女を拘束した人物は「タロス」。

タロスを演じたのは『ローグワン・スターウォーズストーリー』や『アニマルキングダム』などで知られるベン・メンデルソーン

マリア・ランボー

キャプテンマーベルが地球人だったころ、家族同然の仲だった女性。

コアを壊すために6年ぶりに現れたマーベルに協力し、大きく貢献する。

マリアを演じたのは「ラッシャーナ・リンチ」

映画『キャプテンマーベル』感想

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』での一件で死にかけていましたが、一言で最高の映画でした。

ヒューリーが猫なで声だしたり、コールソンが新人でなんだか初々しかったり、なによりマーベルが強いのなんのって……

色々と胸が高鳴る描写が多くてわくわくしっぱなしでした。

私がマーベルシリーズの中で好きなのは『アイアンマン』や『マイティ・ソー』シリーズですが、『キャプテンマーベル』は確実に好きな映画リストにぐいぐいめり込んでくる作品といえます。

ヒューリーはマーベルと出会った当初、地球の脅威になりえるマーベルに対して敵意を抱き、危険視してたこともあって全く理解し合えません。

しかし、理解し合えないながらもちぐはぐな二人は協力しあっていいバディになっていきます。

アイアンマンとローディ、キャップとバッキーなど、バディ好きにはかなり熱いお話でもありました。

アクションやCGはあまり評価がよくないみたいですが、個人的にはドキドキハラハラできたので十分。

カメラワークはちょっとみにくいところあったのでそこで評価が落ちてるのかな……

非力だといわれ続けてきた女性が自分よりも強そうな相手をぼっこぼこにするのはかなり痛快でした。

キャプテンマーベルが今までマーベルシリーズに出てこなかったのは、彼女が強すぎたからでしょうか……

あんまり強すぎるので、この先ピンチにならない展開が続くと逆につまらないと思ってしまう人もいそうですね。

次作『アベンジャーズ エンドゲーム』でまた出てきてくれるみたいなので、どれだけ力を発揮してくれるのかものすごく楽しみです!

キャプテンマーベルにはマーベルシリーズに登場しているキャラクターが結構出てくるので、できるだけシリーズを観ておいた方が良いかなぁとは思いますが、別に知らなくても話は理解できるのでこれ単体でも十分楽しめそうです。

マーベル観てないけど今作は気になる!という方は気負いせずに観に行ってみてくださいね!

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まとめ

以上が『キャプテン・マーベル』の結末やキャロルの記憶の秘密についてネタバレでした。

かなり面白かったので3月中だと1番におすすめできる映画かもしれません…!

まだ観ていない!という方はぜひ劇場へ足を運んで観てくださいね!

ではでは、映画を観に行くよという方も、DVDを待つかという方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

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