死の生がテーマのビックリ系ホラー映画『フラット・ライナーズ』




あらすじ+予告動画

医学生コートニー(女性主人公)は”人は死んだらどうなるのか?”という好奇心で<禁断の臨死実験>に挑む。

「私の心臓を止めて一分後に組成してほしい」

死後の世界を垣間見た彼女は、突然ピアノを弾けるようになるなど不思議な能力が覚醒する。

その驚くべき光景を目の当たりにした仲間たちは3分…5分…と臨死時間を競い合うかのように延ばしエスカレートしていくが、臨死≪7分≫が過ぎた時、そこには想像もつかない恐ろしい代償が待っていた――。

恐怖度

65/100

びっくりさせるシーンは多いですが、ホラー映画としては中途半端な演出が多用されるためゴリゴリのホラーを観たくて映画を観に行った人は満足できない可能性が高いです。

ただ、題材がとても良いので初見で観に行った人には十分楽しめる映画といえます。

今作の『フラット・ライナーズ』は1990年代に公開された同題名の『フラット・ライナーズ』のリメイクのため、その映画のファンで期待していくと内容や演出がだいぶ違うので人によっては落胆する可能性も。

キャスト

・コートニー・ホームズ(エレン・ペイジ)
女性主人公。臨死体験を始めた本人。
もとから頭が良かったが臨死体験をしてからピアノが弾けるようになったり自分が経験したことが最大限引き出せる才能が開花する。
過去に自分が起こした事故により助手席に座っていた妹を死なせた経験があり、それがトラウマになっている。

・レイ(ディエゴ・ルナ)
ひげでこイケメン。一人だけ臨死体験をやらない。頭が良い。
いいやつすぎるのでマーロとくっつくのがちょっと解せない。

・マーロ(ニーナ・ドブレフ)
すごくきれい。多分この映画の華。でも映画の中では割とわがままなので嫌われやすい。

・ジェイミー(ジェームズ・ノートン)
すぐやりたがるくそ男。やりたがり男らしく一人の女性を妊娠させて子供を下す際に病院につきそうといいながら待ち合わせ場所に行かなかった過去がある。

・ソフィア(カーシー・クレモンズ)
割と清楚そうに見える黒人女性。でもまぁまぁヤリマン。急にやりたいとか言い出すからちょっとびっくりする。
高校?で頭のいい同級生に嫉妬し、その子の恥ずかしい写真を流出させ人生を壊した過去がある。

今作は1990年代公開映画のリメイク版-相違点は?-

2017年12月22日に公開された『フラット・ライナーズ』は1991年に公開された映画『フラット・ライナーズ』のリメイク版です。

1991年に公開された『フラット・ライナーズ』では医学生ネルソン(男性主人公)が臨死体験に興味を持ち実験を行い、その実験後奇妙な幻覚にさいなまれていくというストーリーで、今作はネルソンの事件から28年が経過した設定で話が進んでいきます。

主人公は男性ではなく女性。しかもこの女性あっという間に死にます。

前の映画もリメイク版も共通しているのは臨死体験をした人間が過去の嫌な体験を思い出し、贖罪していくところ。

しかし、贖罪すれば奇妙な体験が終わるとわかった途端リメイク版ではあっさり贖罪が終わってしまってなんだか肩透かしを食らう展開もあります。

誰もが考えたことがある「死んだらどうなるか」がテーマ

「死んだらどうなるのか」は誰もが考えたことがある永遠のテーマ。それがこの映画では題材として選ばれています。

主人公のコートニーは死んだ妹と会いたいという思いをうちに抱きながら臨死体験を行い、心臓を一分間止めて友達に蘇生してもらいます。

しかし、コートニーの臨死体験では不思議な映像を観るだけで死んだ妹には会うことができません。
それどころか数日後に奇妙な幻覚を見始め、過去に死んだ妹の幻覚まで見始めて追い込まれたコートニーは死んでしまいます。

なぜ主人公が中盤で死ぬ必要があったのか観ている側としてはちょっと理解ができませんが(特に死ぬ必要はなかったのでは?)、テーマがとても良いので最後までは観ることができるかと思います。

中盤はハイになりすぎてグダグダ

序盤は臨死体験をして才能が開花するといった面白い展開があってなかなか見どころがありますが、中盤は主人公たちの才能が開花することで気が大きくなり、クラブにいったりしていきなり性的な演出があったりとなんだかハチャメチャ感が半端じゃないです(洋画ではよくありますが)

家族や恋人と観るにはむかない映画でもあります。

効果音や死者の突然の登場でビビらせてくる

この映画では登場人物が臨死体験を行ってから過去に犯した罪(自分が後悔していること)を贖罪していきます。

その過去に打ち勝てば死なずに済むという物語展開をしていきますが、過去に傷つけてしまった人が突然登場したり、遺体安置所で突然電気が切れて死んだはずの人間から電話がかかってきたりと犯した罪に関連した出来事にさいなまれていきます。

その演出が突然なことと効果音が絶妙であることから思わず体を震わせて驚いてしまう方も何人か映画館にいました。

ドッキリした体験が苦手な人にはオススメできませんが、ちょっとしたびっくりがほしい方にはオススメの一本といえます。

ゴリゴリのホラーを観たい人には楽しめない可能性あり

ホラー映画に分類されている今作ですが、ホラー映画にしては怖すぎるといった展開は望めません。

確かに驚かせるような演出はありますが、ゴリゴリのホラー映画好きには物足りない一本。

また、臨死体験をすることでなぜ過去の嫌な体験を幻覚としてみることになるのかつながりの説明が全くないため、もやもやする人もいます。

特に映画の細かいところまで気にしない方には楽しめる映画ですが、よく映画の内容を考えてしまう人には矛盾が浮き彫りになるのでオススメできるとは言えません。

どんな人におすすめ? おすすめじゃない?

前述の通りとなりますが、ホラー映画好きにはそこまでオススメできません。

また、性的な表現があるので一緒に観て気まずくなってしまう人とは見ないほうがいいです。

題材はとてもいい映画ですがホラー映画だと思ってみるとそこまで怖い表現がなかったりするのでホラーというよりも臨死や死んだ後の世界に興味がある方にはオススメかもしれないです。

予習していかずにそこまで期待しないで観ると楽しめる作品なので機会がある方はぜひ観てみてください。




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