ネタバレ『ラ・ヨローナ』結末やタイトルの意味、ラストまでの流れや感想についてまとめ

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『死霊館』シリーズで有名なジャームズ・ワン製作のホラー映画『ラ・ヨローナ』。

早くから注目されている作品なので、

映画を観たい!!という方も多いはず。

 

本記事では

・『ラ・ヨローナ』の結末

・タイトルの意味

・ラストまでの流れ

・『ラ・ヨローナ』を鑑賞した感想

以上について記載していきます。


目次

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※ネタバレありのため注意※

『ラ・ヨローナ』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

愛する夫に浮気をされ、嫉妬に狂ったヨローナは、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させた。

このことを深く悔やんだヨローナは、自ら川に入水。

成仏できずにヨローナは呪いとなり、子供をさらっていく__

『ラ・ヨローナ』結末(ラスト)はどうなった?

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映画『ラ・ヨローナ』は、泣く女の声を聞いてしまった子供が連れ去られていくといった話が軸になっています。

本作のヒロインである「アンナ」には、二人の子供「クリス」と「サム」がいます。

この二人の子供が「ラ・ヨローナ」によって連れ去られそうになりますが、すったもんだあり、結局のところラ・ヨローナを撃退してハッピーエンド

ジェームズ・ワンが製作に携わったということもあり、

不穏な終わり方をするのではないかと思われていましたが……

ラストではヒロインのアンナが水たまりを眺めるというだけで特に不吉な感じはありませんでした。

悪霊である「ラ・ヨローナ」は、

水があれば出てくるという設定だったので、

最後に水たまりを見つめさせることで意味を持たせたかった可能性もあります。

管理人はこの親子にはもうヨローナは関わってこないかなぁと思いましたが……

人によっては解釈が違うかもしれませんね!

『ラ・ヨローナ』のタイトルの意味について

『ラ・ヨローナ』のタイトルは、怪談話のラ・ヨローナから来ています

ラ・ヨローナの怪談話はメキシコに伝わるもの。

1600年代、夫が浮気したことから、

夫の宝物である子供を溺死させ、ある女は復讐を果たそうとします。

しかし、子供を溺死させたところで、

罪の意識にさいなまれ、自らも同じ川に入水し自殺。

そんな女性の呪いを伝承したのがこの怪談話。

また、この話は広く伝わっているようで、

大人が、子供が良い子でなかった場合、

「ラ・ヨローナがさらいにくるぞ」と脅し文句にも使うほど有名なお話のようです。

ラストまでの流れ

この段落では、映画『ラ・ヨローナ』の始まりから終わりまでの詳しい流れをネタバレしていきます。

※ネタバレが苦手な方は閲覧をお控えくださいませ※

はじまり。ラ・ヨローナの誕生

1673年、メキシコ。

2人の兄弟が母親「マリア」にネックレスをプレゼントした。

マリアはこれを喜び、「大切にする」と子供たちに約束。

夫もその様子に幸せを感じているようだった。

しかし、そんな幸せもつかの間だった。

ある日、弟は家族とはぐれ、マリアと兄バルトロを探して森を歩いていた。

川辺にたどり着いた弟は、

実の母マリアがバルトロを川に沈め、溺死させているところを目撃してしまう。

弟はマリアに恐怖し逃げるも、マリアは弟をとらえ、強引に川へと連れて行くのだった。

アンナと子供たち

1973年、ロサンゼルス。

旦那をなくしたばかりの未亡人アンナは、

子どもたち「クリス(兄)」と「サム(妹)」を育てるのに忙しい毎日を過ごしていた。

ケースワーカーの仕事をこなすため、

時間に追われるアンナだったが、

子供たちの世話をしてからの出社では、遅刻することが少なくなく、上司からの信頼も薄くなっていた。

パトリシアと子供たち

そんな中、アンナが担当する「パトリシア」に虐待の疑いがあるとして、アンナは警察官の同行の元、パトリシアの家を訪れることになる。

彼女の家に着き、

自宅のインターフォンを鳴らすと、

パトリシアがチェーン越しに扉を開けた。

ぼさぼさの髪に、目の下にはくま、やつれきったパトリシアを見たアンナは、何かあったのか彼女に聞くも、パトリシアは「問題ない」というばかりで子供たちの様子をみせようともしなかった。

「子供たちに会わせて」と、

アンナはパトリシアにお願いし、

警察官を入れない約束で、中に入ることを許される。

家の中は照明がついておらず、無数のろうそくで埋め尽くされていた。

尋常ではない部屋の様子に、

アンナは何があったのか、

子供たちはどこかを問うが、

パトリシアは気が狂ったように「泣き声が聞こえる」といって部屋の奥へといってしまった。

アンナは奇妙な部屋とパトリシアの様子に恐怖を感じながらも、子供たちを見つけるためにパトリシアが消えた方ではない部屋の奥へと進んでいく。

奥へと足を踏み入れたアンナは、

目のイラストが刻まれた施錠付きの扉を発見する。

子供たちがこの中にいるのではないかと、

アンナは扉を開けようとするが、

やってきたパトリシアに刺されそうになり、押し倒されてしまう。

もみあいになったところで、騒ぎを聞きつけた警察官が押し入り、パトリシアはアンナから引きはがされた。

難を逃れたアンナは、

もみ合いになった際にパトリシアから扉の鍵をかすめ取っており、目のイラストが刻まれた扉を開けることができた。

扉は小さなクローゼットで、中は真っ暗だった。

アンナが下方に懐中電灯を当てると、そこにはパトリシアの子供二人が座っていた。

まるで何かから隠れるようにして隅に縮こまっていた二人の様子に、「ママはもう襲ってこないよ」とアンナは告げるが、子供たちは母親ではない何かに怯えた様子でこういうのであった。

「あいつに襲われる」と。

やけどのあと

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パトリシアの子供二人は、一度施設に預けられることになった。

パトリシアとのことを聞くために、

アンナは二人に事情を聞こうといろいろと問うものの、子供たちからは母親が虐待しているという旨の直接的な話はきけなかった。

ただ、二人の手にはやけどのあとがあった。

このやけどについて、

母親につけられたのかアンナは聞いたが、

兄弟は「あいつがやった」というだけ、

アンナにあいつの正体を教えることはなかった。

アンナは「ここはもう安全だから」と、

兄弟を安心させようと声をかけたが、

兄弟は「どこも安全じゃない」と意味深なことを彼女に告げるだけ、それ以上は何も語らなかった。

兄弟の末路

施設に預けられた兄弟(トーマス、カルロス)は、何かにおびえながらも眠りについていた。

しかし、廊下から聞こえてくる足音に気づいた弟のカルロスは目を覚ましてしまった。

廊下から聞こえてきた足音は警備員のものだった。

このとき、カルロスは一瞬扉の方へ視線を回したことで、兄が消えていたことに気づかなかった。

隣で眠っていたはずの兄がいなくなり、

彼を探してベッドから再度扉の方へ視線をくれると、さきほどまで眠っていたはずの兄トーマスが扉から出ていくところが見えた。

カルロスは恐怖で震えながらもトーマスの後をついていき、兄に戻ってくるようお願いする。

しかし、トーマスは廊下を歩き進んでいくばかり、振り返ってもくれなかった。

電灯がついたり消えたりする不気味な雰囲気が漂う廊下で、トーマスの後姿を追うカルロス。

必死に追いかけていくと、トーマスが長い廊下で足を止めてくれた。

カルロスは彼に呼びかけ、ベッドに戻るよう再度お願いする。

しかし、トーマスは呼びかけに応じることなく、振り返ってカルロスの斜め上を指さした。

おそるおそるカルロスが振り返ると、

そこには廊下の曲がった先を見るためのミラーがついていた。

カルロスは何も映っていないことを確認したが、

その瞬間、鏡が割れた。

驚き怯え始めるカルロスだったが、

上から滴り落ちてきた水に気を取られ下を向いてしまう。

そして、ふと顔を上げたそのときには、どこから現れたのか、眼前に女が迫ってきていた。

叫び声を上げるカルロスに構わず、

女は彼の顔を覆うようにして襲い掛かった。

兄弟の訃報

一本の電話が、アンナをたたき起こした。

アンナは電話を手に取り、飛び起きることになる。

電話は、「あの兄弟が溺死した」ことを知らせるものだったからだ。

アンナは思いもよらぬ訃報に、

深夜に子供を2人だけ置いていくわけにはいかないと、

子供たちを連れて現場に行くことにした。

泣く女

兄弟の訃報に駆け付けたアンナは、

現場近くに車を止め、子供たちをまたせて自分だけ降りて行った。

現場にいた亡き夫の友人であるクープに子供たちが死んだことを聞かされ、「おびえた様子だったけど死ぬとは思えない」とアンナは証言。

目に涙を浮かばせ、子供たちの訃報を悲しんだ。

川岸の現場には、子供たちの遺体が入った袋が二つ並んでいた。

二人とも溺死だったという。

そんな現場に、母であり、拘留中のパトリシアが連れられてきた。

パトリシアはパトカーから出てくるなり、

アンナを見るなりで「止めたのに!」「お前のせいだ!」「あいつが殺したんだ!」と、アンナに罵声を浴びせかけた。

アンナは尋常ではないパトリシアの様子に、「あいつとは誰?」と問いかける。

パトリシアは鋭い目つきで「ラ・ヨローナ」というだけ、パトカーに入れられ、現場を去って行くことになった。

目をつけられた子供たち

一方、車内でアンナを待っていたクリスとサム。

サムは深夜のため眠っており、クリスは暇を持て余していた。

父が警察官であったため、

警察に憧れがあるクリスは、

偶然現場に来ることになったことでわくわくした気持ちを抑えきれず、勝手に車外へ飛び出し、現場の様子を見ようと散策し始める。

麻袋にいれられたふたつの死体を遠目に確認したクリス。

まだ何か見つけようとあたりを見渡そうとしたそのとき、クリスは後方から女がすすり泣く声を聞いてしまう。

振り返ると、フェンスの向こうで泣いている白いドレスの女を彼は見つけてしまった。

女は最初、クリスに気づいていない様子だったが、クリスが自分に気づいていると知り、不気味な動きでクリスの方へ体を向けた。

こちらに来るものかと思っていたクリスは怯えながらもフェンス越しに彼女から視線を離さなかったが、別のところからありえないスピードで走ってくる人影があることに気づかなかった。

それはもう一人の女であり、走ってきた女にクリスは腕をつかまれ、やけどしてしまう。

死ぬ思いで女の腕を振りほどいたクリスは、車に戻ってサムをたたき起こし、車内に飛び込んだ。

鍵を閉め、窓に視線を向けると、先ほど自分の腕をつかんだ女が窓に張り付いており、クリスは思わず悲鳴を上げる。

しかし、妹のサムには女の姿は見えていないようだった。

いぶかしげに「何があったの?」とサムはクリスに問いかけるが、クリスは何も答えられないまま怯えるばかり。

その後も、車の窓が勝手にあいてしまったり、怪奇現象が続いたが、アンナがタイミングよく帰ってきたことによってクリスは難を逃れることができた。

ペレズ神父

翌日。

アンナは兄弟の死を悼むために教会へ足を運んでいた。

教会前では兄弟の葬式が行われており、そこには煙で悪霊を追い払うという呪術医による施術が行われていた。

半ば信じていないアンナの様子に、教会の神父ペレズが声をかける。

効力があるのかどうか問いかけるアンナに、神父は信じることが大切だと優しく話すのであった。

アンナは昨夜パトリシアが言っていた「ラ・ヨローナ」という言葉が気にかかっていた。

この言葉を知っているかペレズ神父に問いかけると、彼は、

・ラ・ヨローナは泣く女という意味で、怪談話

・ラ・ヨローナは自ら手にかけてしまった子供のかわりになる子をさらいに来る

ことを教えてくれた。

サムに迫りよる影

そのころ、自宅のプール近くで一人遊びをしていた妹のサムは、傘を手にもってプールサイドを歩いていた。

その時、サムの耳にすすりなく女の泣き声が入ってくる。

サムは声のした方へ歩いていくものの、そこには何もなかった。

サムは気のせいかと思い、傘を広げる。

そして、傘の向こうに、女の人がいるような……そんな気がした。

サムは慌てて傘を閉じるが、

強風にあおられて傘が手から飛んで行ってしまう。

しかし、傘をとりに行こうとするものの、

手に取ろうとするたびに傘は風にあおられ、ついにはプールに落ちてしまった。

プールサイドからサムは手を伸ばして傘を取ろうとする。

その瞬間、突然現れた女が彼女の手をつかみ上げた。

悲鳴を上げたサムがしりもちをつくと、女は忽然と姿を消していた。

自宅での怪奇現象

自宅に戻ったアンナは、

サムの様子がおかしいことに気づき、

何かあったのか聞くが、サムは何も話してくれなかった。

その夜、アンナは溺死した兄弟の資料に目を通していた。

アンナはこの事件には何か裏があるのではないかと思っていたからだ。

兄弟の写真に目を通し始めたアンナだったが、物音が聞こえてきたため、作業を中断して音のしたほうへ向かった。

音のしたほうにはクリスがいた。

どうやら、クリスが扉を開け閉めしている音であったようで、アンナは安心してクリスを扉から引き離しよびかける。

しかし、クリスは眠っているようだった。

なんだか様子がおかしいと思ったアンナ。

その瞬間、しめたはずの扉が勢いよくあき、強風が家の中に入ってきた。

驚いたアンナと、目を覚ましたクリス。

怯え始めるクリスに、アンナは「ねぼけただけ」といって落ち着けようと彼をなんとか寝かしつけることにした。

クリスをどうにか寝かしつけ、

アンナは自室に戻ったが、みていた資料はまるで何者かに荒らされたように床中に散らばっていた。

誰かいるのか不審に思ったアンナは、

「誰かいるの?」と呼びかけ、警戒しながら部屋を見て回る。

そして、扉の向こうに白いドレスの女がいるのを見つけたアンナは、悲鳴をあげるのと同時に、この家には何かいると察するのであった。

パトリシアのもとに面会するアンナ

翌日。

一睡もできなかったアンナは、

クープの要請もあって拘留されていたパトリシアのもとを訪れた。

パトリシアに会うとすぐに、

「お前のせいで子供たちがしんだ」

「私が殺したんじゃない。お前が殺したんだ」と、

パトリシアはアンナを責めた。

アンナは何を言っているのかわからなかったが、

昨夜の出来事を思い出し、ヨローナについてパトリシアに問いかける。

そして、衝撃の事実をパトリシアから聞くこととなった。

パトリシアは、アンナの息子たちを、自分の子供の代わりに連れて行くように祈り、アンナの子供たちはすでにラ・ヨローナに目をつけられるようにしたのだった。

2度目の襲撃

そのころ、クリスは自宅で、母の帰りを待っていた。

廊下を歩いていると、すすり泣くサムの声を聞くクリス。

サムを元気づけようと、彼女の部屋に入り、なき声が聞こえてくるカーテンを開けるが、そこにサムの姿はなかった。

クリスは窓が開いていることに気づき、

窓を閉めようとするが、

突然強風が入ってきてしりもちをついてしまう。

そして、顔を上げてもう一度窓の方へ行こうとしたサムの目の前に、突如として白いドレスの女「ラ・ヨローナ」が現れた。

悲鳴を上げながら廊下をかけていくクリス。

クリスの悲鳴を聞いたサムは下階からクリスを見つけて彼を呼ぶが、ヨローナに突き飛ばされたクリスは階段から転げ落ちてしまった。

病院と、疑い

クリスがけがをしてしまったことで、

アンナは急いでクリスとアンナを連れて病院を訪れていた。

しかし、クリスの腕にやけどの痕があったことから、アンナに虐待の疑いがかけられてしまう。

自宅に戻るなり、アンナの家にクープと、職場の同僚であるドナが訪れた。

聞き込み調査をして帰っていく二人だったが、アンナは虐待はしていないため、いい気はしない上、女がいつ襲ってくるのか不安でたまらなかった。

溺死させられそうになるサム

その夜、アンナは何があったのかきくためにクリスに声をかけた。

クリスは女を見たことを話してくれた。

アンナは、「信じてくれるの?」と問いかけてくるクリスに「信じる」と返し、女をどうにかしなければならないと考えを巡らせ始めた。

しかし、その時、お風呂に入っていたサムに、ヨローナの魔の手が伸びていた。

サムは、浴室でいつも母がしてくれているように、

頭を洗ってくれているものと思っていたが、

力が強いことと、

ゆすいで泡を落としてくれるときにおぼれかけたことから振り返り、誰もいないことに気づいた。

今まで頭を洗っていたものが誰なのかわからなかったサムは、恐怖に震えはじめるが、気づいたときには遅く、ヨローナによってバスタブに沈められてしまう。

サムは浴室で溺れながら暴れたことで、この音を聞きつけたアンナとクリスはリビングから浴槽へ駆け上がってきた。

サムを浴槽から救い上げたアンナは一安心するものの、クリスとサムは浴槽を見て青ざめていく。

二人の様子に気づいたアンナが振り返ると、浴槽から突然ヨローナが現れ、アンナに襲い掛かった。

アンナは子供たちに逃げるよう叫び、ヨローナともみあいになった。

教会と神父

何とかヨローナから逃れたアンナだったが、自身もヨローナに手をつかまれたことでやけどを負ってしまった。

自力で解決できるものではないと感じたアンナは、二人を連れて教会へ逃げ込んだ。

教会では、ヨローナの話をしてくれた神父、ペレズが彼女たちを迎え入れてくれた。

ペレズ神父は昔は幽霊のことは信じなかったが、アナベル人形の怪現象を目の当たりにしてからは信じるにようになったと語り、彼女に昔神父だったシャーマンを紹介してくれた。

元神父のラファエル

アンナはペレズ神父の紹介で元神父であるラファエルのもとを訪れた。

すがる思いで彼のもとを訪れたアンナたちは、最初こそラファエルに拒絶されるものの、なんとかラ・ヨローナと戦ってくれるよう依頼することに成功した。

ラファエルはアンナたちの自宅を訪れ、

ろうそくを部屋中にともしたり、タペストリーをかざったりと、ヨローナを迎え撃つ準備を整えた。

ラファエルはパトリシアの部屋から採取したヨローナの涙と、ヨローナが子供を殺した際に囲まれていた木(殺人の唯一の目撃者)である炎の木を武器にするということだった。

決戦開始

万全に準備を整えた4人。

夜が深まり、自宅にはこどもたちを探すヨローナの咆哮が響き渡った。

そして、叫び声と同時に灯した無数のろうそくは一瞬でかききえてしまう。

2階から、水の音とともに、ヨローナはやってきた。

ヨローナに弾き飛ばされ、アンナは壁に激突して気絶してしまう。

逃げ惑う子供たち。

しかし、ラファエルはすぐに助けようとはしなかった。

ヨローナの魔の手は、クリスにかかった。

クリスは廊下を引きずり回され、外に引きずり出される寸前でラファエルに助けられ、ラファエルはヨローナを締め出す形で炎の木の種を扉にまくのだった。

この様子を気絶から目覚めたアンナは見ており、自分たちはおとりにされたことに激昂するも、助けてくれた事実はかわらなかった。

炎の木の種

ラファエルがいうには、扉の前に巻いた炎の木の種のラインが途切れない限り、ヨローナは家に入ってこられないらしかった。

絶対に木の種を途切れさせないように釘を打つが、家の外になぜか出てしまっていたお気に入りの人形を取り戻すためにサムが手を伸ばしたことでこれはたたれてしまう。

プールとネックレス

サムはヨローナに引きずり出され、水場に連れていかれてしまった。

溺れさせられると察知したアンナたちは、プールへ向かい、アンナは躊躇なくプールへ飛び込み、サムを探した。

プールの底に沈むサムを見つけるも、そこにいたのはサムだけではなかった。

サムを餌にして潜んでいたヨローナは、アンナを殺そうと襲い掛かってきた。

アンナはヨローナともみあいになり、

彼女が格闘している間に、

ラファエルはプールに聖水を流し込み、自らヨローナを追い払った。

ラファエルの働きにより、アンナは何とかサムを引き上げ、プールから上がることができた。

サムも息を吹き返し、無事だった。

そしてアンナはヨローナとのもみあいでヨローナが胸にしていたネックレスをもぎ取っており、これを武器にして戦えるかもしれないとラファエルに助言をもらうのであった。

思わぬ来客

難を逃れた4人だったが、それもつかの間だった。

再度ヨローナが現れる。

そう思われたが、やってきたのはヨローナではなく、パトリシアだった。

アンナを逆恨みしたパトリシアは、

ヨローナにアンナの子供を差し出す代わりに子供を返してもらおうとしていたのだ。

パトリシアは再度ひいていた炎の木の種のラインを足で払い、ヨローナを招き入れてしまう。

襲来したヨローナにより、

アンナははじきとばされて地下室へ閉じ込められ、

子供たちは屋根裏部屋へと二人で逃げ込むことに。

ラファエルはやってきたパトリシアに撃たれて気絶してしまう。

屋根裏部屋へと逃げ込んだクリスとサムは、ヨローナに追い込まれ、絶体絶命だった。

しかし、母が弾き飛ばされた瞬間に落としたネックレスを拾っていたクリスは、サムを後ろに隠し、ネックレスを迫り来るヨローナに差し出した。

ヨローナは、その姿を見て、我が子がネックレスをプレゼントしてくれたことを思い出し、鬼の形相から優しい母の顔へとその姿を変える。

怯えながらもクリスはネックレスをヨローナにプレゼントしようとするが、サムが後ろで動いてしまったことで近くの鏡を覆っていた布が落ち、ヨローナの恐ろしい姿が映り、ヨローナは我に返ってしまう。

再び襲い掛かろうとしたヨローナだったが、思い直したパトリシアによって助けられたアンナによって助けられた。

そして、気絶していたラファエルが炎の木の十字架をアンナにわたし、アンナは襲い掛かってきたヨローナに十字架を突き刺した。

ヨローナは十字架の力によって無散、こなごなになり消えてしまった。

後日

翌日。

協力してくれたラファエルにお礼をした3人は、ようやく胸をなでおろしていた。

ラ・ヨローナが消え、3人には平穏な日々が訪れるだろう。

アンナは自宅の前にたまった水たまりを見て、ラ・ヨローナのことを思い出すのであった。

管理人の感想

管理人はジェームズ・ワン監督作品が大好きで、今回彼が製作に関わったということもあってめちゃくちゃに期待していた本作。

公開日にわくわくわくわくしながら観てきましたが、過去作品を思わせる演出等々あってとても楽しく鑑賞できました!

典型的なホラー映画ではありますが、

悪霊やら悪魔やらを迎え撃つ準備をじっくりするあたりジェームズ・ワンっぽいなぁと思うところも多々あり。

個人的には途中で出てきたアナベル人形や、シリーズでちょこっと出てきていた神父のペレズさんにドキドキしてしまいました。

ちょっとずつつながりがあるあたりすばらしいですね……

しかも、シリーズを観ていなかったとしても、これ一本で楽しめちゃう当たりさすがです。

単体の作品ではありますが、他の作品とのつながりもあり、かつ、一本だけでも楽しめるようにわかりやすく描いているところ万人受けするいい映画かなぁと思います。

間違いなく外れではない作品なので、

ほんわかしている映画に嫌気がさしちゃった人はちょっとくってみるのもありかなと思います!

気になっている人はぜひ劇場へ足をお運びくださいませ!

まとめ

以上が『ラ・ヨローナ』に関してまるっと徹底的にネタバレでした。

いかがだったでしょうか。ちょっとでもお役に立てたのであれば幸いです。

ではでは、映画をみるよ!という方も、そうではない方も、

良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

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