2019年1月11日に『クリード2(炎の宿敵)』が公開されました!
ロッキーシリーズのスピンオフ『クリード/チャンプを継ぐ男』の続編ともあり、注目している人も多いのではないでしょうか。
本記事では、
・『クリード2(炎の宿敵)』で勝利したのはどちら側か
・アドニスはチャンピオンになれたのか
・登場人物たちの心の葛藤や背景
・オリジナルサウンドトラック情報
・ロッキーシリーズ視聴方法
・映画の評判
以上についてまるっとネタバレしていきます。
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※ネタバレ記事のため注意※
- 目次
- 『クリード2(炎の宿敵)』予告動画+あらすじ概要
- アドニスはチャンピオンになれたのか
- 『クリード2』アドニスはドラゴ息子に勝てたのか
- 物語の背景や登場人物たちの葛藤について
- クリード2のサウンドトラック情報
- ロッキーシリーズ視聴方法
- 評判について
- まとめ
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『クリード2(炎の宿敵)』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
『ロッキー4/炎の友情』でロッキーの最大のライバルにして親友のアポロは、ロシアの王者イワン・ドラゴと対戦した。
壮絶なファイトの末、アポロはそのまま帰らぬ人に。
月日は流れ、あの日戦ったボクサーの息子同士がリングに上がる。
全世界待望『ロッキー4/炎の友情』を受け継ぐ、息子同士の宿命の戦いがついに幕を上げる!
アドニスはチャンピオンになれたのか
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主人公のアドニス・クリードは前作でチャンピオンになれませんでしたが、フィラデルフィアのニューヒーローとしてたたえられることになりました。
彼が今作冒頭ですぐに
MGMグランドの会場で世界へビュー級タイトルマッチのリングに臨み、セコンドでロッキーに檄を飛ばされつつ、見事試合に勝利。
チャンピオンベルトを獲得。
さすがはチャンプを継ぐ男だけあって今作でしっかりチャンピオンになってくれました。
チャンピオンになったアドニスは、恋人のビアンカにプロポーズ。
彼女が補聴器をつけていないときに
告白したため戸惑われるというハプニングがあったものの、二人は無事結婚。
今作では子供(アマーラという女の子)も生まれ幸せのアドニスは絶頂……そんな折、
父アポロをリングに沈め、殺したドラゴの息子で最強ボクサー「ヴィクター」が記者会見でアドニスに試合をするよう迫る挑発を行い、本作の根幹へと物語は動き出します。
『クリード2』アドニスはドラゴ息子に勝てたのか
試合にいたるまでの経緯
アドニスとヴィクター(ドラゴの息子)の試合は、
父親の弔い合戦ともなる因縁の試合のため、世界中が見たがっていました。
一方、ロッキーはカフェ「エイドリアンズ」でドラゴに会い、こちらも挑発を受けます。
ドラゴは『ロッキー4/炎の友情』でロッキーに負けたことで人生がかわり、どん底を味わっていました。
国から追放されたドラゴは家も妻もなくし、頼れるのは息子だけ。
彼は必至に息子をボクサーへと育て上げ、ロッキーへの報復を誓い、生きてきました。
ロッキーはドラゴの息子との戦いは危険で、
試合をすることで大切なものをなくす可能性が高いアドニスを止めますが、
アドニスは父アポロのこともあり、プロモーターにそそのかされて試合を受け入れます。
試合はどうなった?
試合はヴィクターにとっては完全アウェイの状態で開催されました。
アポロ同様に派手な演出で登場したチャンピオンのアドニス。
しかし、セコンドにロッキーの姿はありません。
ロッキーは試合を受けるならセコンドにはいられないと役を降りていました。
彼の代わりにセコンドについたのは父アポロのセコンドを務めていたデューク。
ロッキーは試合の模様をテレビの中継で見ていました。
対するヴィクターは大ブーイングの中、鋭い目つきで登場。
始まりのゴングが鳴り、壮絶な打ち合いになるものの……
試合が始まってすぐにヴィクターのパンチがクリーンヒット。
思うように動けず圧倒されるばかりのアドニスは、コーナーに追い込まれ激しくうたれます。
ダウン寸前まで追い込まれたアドニスは、強烈なパンチをボディにくらい、肋骨を折ってパンチをうてなくなってしまいます。
攻撃もかわせなくなり、
アドニスがダウンしたところ、
レフェリーのストップを無視してヴィクターがアドニスを殴り、アドニスはダウンしたまま気を失ってしまいました。
ダウンしたアドニスに対してヴィクターがパンチを打ったことから、ヴィクターは反則負け。
結果的にアドニスはチャンピオンの座を守れましたが、
築き上げた名誉は反撃すらまともにできずやられっぱなしだったチャンピオンとして地に落ちます。
この試合の結果、アドニスは肋骨を2本折った上重度の脳震盪を起こし、腎臓を損傷。
治るけがではあるものの、48時間は完全安静を言い渡されてしまいました。
実質敗北
リハビリをしてけがを治したアドニス。
最愛の子どもも生まれ、幸せなのにも関わらず彼はさんざんだった試合で別人のようになってしまいました。
そんなアドニスのもとに、ロッキーが訪れ、お互いの胸の内を話し合うことで和解します。
デスバレーへ赴いた二人は、地獄のようなトレーニングで体を強化。
何かを変えたければ変わらなければならないというロッキーの言葉通り、アドニスは心身ともに鍛えて別人に生まれ変わりました。
そうしてアドニスはセコンドにロッキーをつけ、
満を持してヴィクターからの再戦を受け入れることになります。
再戦
二人の2戦目の試合はアドニスが完全アウェイの、ドラゴの母国であるロシアで開催されました。
大ブーイングの中、妻であるビアンカの先導のもとリングへ上がったアドニス。
クリードの名を背負うアドニスに対して、
ヴィクターは彼同様に父であるドラゴの名を背負ってリングへ上がります。
試合のゴングが鳴り、二人は打ち合いますが、
ヴィクターのパンチを受けても強化トレーニングを受けたアドニスは平然としています。
ヴィクターは動揺しますが、負けられない思いからアドニスに負けじとパンチを繰り出し、アドニスを何度もマットに沈めます。
ダウンを取られるも、果敢にアドニスは立ち上がり、8ラウンドではポイントで不利にありながら、ロッキーのアドバイスのもと、足を使った素早い動きでヴィクターを圧倒。
アドニスが優位に立とうかといったところで試合は10ラウンドを迎えます。
父ドラゴに1戦目同様に肋骨をたたき折れと指示を受けたヴィクターは、反則ぎりぎりでアドニスのボディに2発パンチを打ち、彼の肋骨を折ります。
ダウンするアドニス。
その時、視界の先にいた妻ビアンカが「立って」と彼に声をかけ、不屈の精神でアドニスは立ち上がり、ヴィクターに猛反撃、2度のダウンを奪います。
ヴィクターが2度目のダウンをした際、彼の視線の先には自分を置いて出て行った母親が席を外す姿がありました。
ヴィクターは母親のこともあり、パンチを繰り出せなくなってしまいます。
ヴィクターをコーナーに追い込み、攻撃するアドニス。
懸命に防御して耐えるだけのヴィクターを見ていられなくなった父ドラゴは、こらえきれずにタオルをリングへ投げ入れ、アドニスはチャンピオンベルトを守ることに成功しました。
物語の背景や登場人物たちの心の葛藤について
以下、物語の背景や登場人物たちの心の葛藤について記載します。
アドニスの生い立ち
前作『クリードチャンプを継ぐ男』で、アドニスの生い立ちが明かされましたが、一応ここでおさらいしておきます。
アドニスは父アポロと母メアリー・アンとの一人息子ですが、アポロとの正妻の子ではなく、愛人の子どもであり、心の葛藤があり、これは前作では大きく取り上げられた要素の一つです。
アドニスが生まれた際、すでに父であるアポロは死んでいて、彼には母親しか頼れるものがありませんでした。
彼はこのことに対して、
前作の終盤ではセコンドにいたロッキーに
「俺が生まれたのは過ちじゃない!」と叫び、この場面は非常に感動的で印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
※『クリード/チャンプを継ぐ男』を見てご存知の方も多い情報です※
ドラゴ父子
本作『クリード2(炎の宿敵)』で主人公アドニス・クリードの対戦相手をつとめたのは因縁の相手ドラゴ父子です。
ドラゴというと、『ロッキー4/炎の友情』でアドニスの父アポロが対戦し、敗れ、帰らぬ人となった試合の相手。
そんな因縁のある男の息子「ヴィクター」が、イワン・ドラゴの指導の下プロボクサーとなり、チャンピオンとなったアドニスに挑戦を挑んできた、というのがこの物語の根幹になります。
ヴィクターの生い立ち
本作の敵であるヴィクターは、イワン・ドラゴの一人息子。
彼は父ドラゴがロッキーに敗れ母親が出て行ってから、どん底の人生を歩んできました。
ロッキーが彼のことを失うものが何もないといったこともあり、彼はただ父の復讐を果たし、父に認められるという目的のためだけにボクシングを続けてきました。
しかし、母親に何かしらの執着があったのか、母が祝賀会に現れた時はひどく動揺し、試合観戦をしていた母が席を外した瞬間は苦しさが増したような表情を見せ、パンチを打てなくなってしまいます。
失うものが何もなかったにも関わらず、母が帰ってくるかもしれないという淡い期待があったのでしょうか……
観ている方が同情するほど真に迫った過去がヴィクター含めドラゴ父子にはあり、観客の心を打ちます。
ロッキーと息子ロバートの関係について
劇中、ロッキーは息子ロバートと連絡を取り合うことなく、疎遠になっていることが明らかになります。
アドニスとビアンカの娘「アマーラが」生まれた際、ロッキーはロバートに電話をかけようとしますが、寸前で手を止め、やめてしまいました。
しかし、ドラゴが息子を思ってリングへタオルを投げたのを見たロッキーは、息子に会いに行くことを決意。
息子の家を訪れたロッキーは妻エイドリアンによく似た顔の孫に迎え入れられ、息子ロバートとも和解してハッピーエンドを迎えたように見えました。
クリード2オリジナルサウンドトラック情報
クリード2(炎の宿敵)ではおなじみのあの曲のアレンジバージョン含め、
ビアンカ(テッサ・トンプソン)が劇中、
映画内で歌った曲や劇中歌など、多くの曲が流れます。
クリード2で使用された楽曲はオリジナルサウンドトラックに収録。
聞きたい!という方は下記から詳細へ飛べますのでぜひ。
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ロッキーシリーズ視聴方法について
本作『クリード2(炎の宿敵)』はロッキーシリーズのスピンオフ映画『クリード/チャンプを継ぐ男』の続編映画です。
ロッキーを全くしらないとか、
前作もみたことがない人がいきなりこの映画から入るのはちょっと気が引けるかもしれないので、前作までの作品を一気に見返すのもありです。
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ロッキーシリーズを文章でおさらいしたい方は
こちらから
評判について
以下、Twitter上の『クリード2』評判です。
「クリード2」これはロッキー、アポロ、イワンら旧世代の代理戦争。
と同時に彼らとの世代間闘争でもあった。彼らが残していったこのクソったれの世界と、そしてそこに巣食う亡霊たちと、今の俺たちはどう戦っていくべきなのか。
団塊Jrに突き刺さる、最高に熱い映画だった。
— パワーマン (@ungm6074) 2019年1月11日
男のリトマス試験紙ことスタローンの最新作「クリード2」。胸が熱い…!目頭が熱い…!と、とにかく熱かった〜。映画が終わった後しばらく高揚感で鼻息が荒かったほど。 pic.twitter.com/9gWbEZe0uW
— nuruko (@0ulu_ulu0) 2019年1月11日
2回目のクリード2も最高だった
何が良かったかは見て感じて欲しいので言わないがとにかくグッとくるポイントがいっぱい— すをばふ (@swep36) 2019年1月11日
クリード2。戦う理由をロッキーや母や家族に求めようと子供じみたメンタルでフラついていたクリードがクライマックスで自身の名を叫ぶカットは熱かった…。けど、今回は次代に席を譲り去り行く老人ロッキーの姿とドラゴ親子サイドのドラマが強烈すぎたというか。それぞれのラストシーンが心にくる。
— 蒼色 (@aoiro_0) 2019年1月11日
どうせ号泣するゆだろうとクリード2観に行ったんだけど、泣きどころが多すぎてよくわからんくなってた。
— マサヒデオ (@Masahideo) 2019年1月11日
『クリード2』観てきた。あんまり思いいれがないので一言だけ。そっちで泣かせるか!
— ろきせ (@brzbb01) 2019年1月11日
クリード2物語的にも筋肉的にも最の高だった前提で
一つだけ気になったのは
ロッキーさんガン患ってて闘病中だったと記憶してるのですが
その…ガタイが…どう見てもベンチ130キロくらい挙げそうな大胸筋してましたけど…? pic.twitter.com/FUvVLmV5z4— はる (@haru_bcaa) 2019年1月11日
クリード2を観て来た。そしてアホみたいに泣いて来ました。この映画を見る人はせめてロッキー4とクリードは見ておいた方がいいです。10倍泣けます
— あひる (@ashgaga) 2019年1月11日
まとめ
以上がクリード2についてまるーっとネタバレでした。
本作映画の内容はロッキー4とクリード1を踏まえた作品になっているので映画を確実に楽しみたいのなら観ておいた方が良いと思います。
ボクシングが大好きな人や、興味がある人はありえないほど熱狂できる映画なので超絶おすすめ。
ではでは、映画を劇場へ観に行くよという方も、DVDレンタルをまつ!という方も、良い映画ライフをお過ごしください!
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