ネタバレ『ジョーカー』結末や生い立ち、バットマンは登場したのか、評価はいいのか実際にみた感想をまるっとまとめ

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バッドマンの悪役として知られるジョーカーの誕生秘話を描いた映画『ジョーカー(JOKER)』。

早くから注目されている作品なので、

映画を観たい!!という方も多いはず。

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本記事では、

・『ジョーカー(JOKER)』結末(ラスト)はどうなったのか

・バットマンは登場したのか

・ジョーカーが闇落ちした理由

・ジョーカーの生い立ち

・映画『ジョーカー』評判

・実際に見てみた感想

・キャスト陣

以上について記載していきます。


目次

※ネタバレありの記事です。ネタバレされたくない方は読まないようにしてください※⇒ジョーカー出演作品タダで観るならU-NEXT

『ジョーカー(JOKER)』予告動画+あらすじ

最初に、ジョーカーの予告動画とあらすじを記載しておきます。

必要ない方はスクロールをお願いします!

予告動画

あらすじ

「どんなときでも笑顔で人々を楽しませない」

そんな母の言葉を胸に、大都会でアーサーは大道芸人として暮らしていた。

しかし、

コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたアーサーは、やがてうちに秘めていた狂気を解き放つようになり__。

 

バッドマンの悪役として知られる、

「ジョーカー」誕生秘話が、この秋ついに公開。

『ジョーカー(JOKER)』結末(ラスト)はどうなったの?

この段落では、序盤から結末に関して簡単にネタバレします。

ネタバレされたくない方は読まないようにしてください!

アーサー(のちのジョーカー)の病気とリストラ

本作の主人公アーサーは幼い頃、父親の虐待によって脳を損傷し、緊張すると笑ってしまう「笑病」を発症しています。

大人になってからもその病は治癒せず、貧困層として母を養いながらしがないピエロとして働いていたアーサー。

しかし、そんな仕事も荒廃したゴッサムシティでは長く続かず、同僚から「身を守るために」と渡された「銃」が職場で見つかったことでアーサーは解雇、職を失ってしまいました。

笑い病についての記事はこちらから

コメディアンになる夢

幼少期からコメディアンになりたいという夢を抱いていたアーサー

は、バーのトークショーに出演しますが、笑病がたたって滑り倒します。

しかし、これをみていたテレビのコメディアン「マレー」は番組内で彼を紹介。

アーサーを笑いものにしますが、テレビに寄せられた反響が大きかったため、アーサーは出演依頼を受けることになりました。

自白とジョーカーの誕生

テレビショーにでたアーサーは本編中に銃殺した3人について、連日テレビで報道されていることに対し、自分がやったと自白。

会場を騒然とさせますが、番組で自分を笑いものにしたとしてマレーを銃殺。

逮捕されることになりました。

一度警察に捕まったアーサーでしたが、

護送中に富裕層に対するデモの襲撃に遭い、デモを行っていた貧困層に助けられ、「富裕層を殺し、貧困層の言葉を主張してくれる代弁者」としてあがめられます

こうしてアーサーは貧困層の代表「ジョーカー」として富裕層に対抗する(悪役ではありますが)象徴になりました。

『ジョーカー』の結末

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結局ジョーカーは再度つかまり、

精神病棟にいれられてしまいます。

しかし、

面談が終わり、

部屋から出てきて廊下を歩くジョーカーの足跡は血に染まっていました。

このことから、ジョーカーは誰かを殺し、病棟から出ようとしている?のではないかと思わせる終わり方をしています。

続編予想に関してはこちらの記事からどうぞ

かわいそうなジョーカーの生い立ち

前述でジョーカーは父親の暴力によって笑病を発症したと記載しましたが、この事実が明らかになるのは劇終盤です。

のちのジョーカーこと「アーサー」は、年老いた母と二人暮らしをしています。

この母は市議選に立候補した「トーマス・ウェイン」に過去、仕えていたことがあり、ウェインから援助をしてもらいたいと、たびたび彼に手紙を送っています。

トーマス・ウェインは、のちのバットマンであるブルースの父です。

劇中盤にさしかかり、母親がトーマスに宛てた手紙をアーサーは盗み見しました。

そこには、トーマスと母の間にできた子供がアーサーで、アーサーはトーマスの息子であることが記載されており、アーサーは驚愕すると同時に激怒。

母を問い詰めて母からトーマスの息子である旨を聞き出します。

自分はトーマスの息子だと知ったアーサーは、トーマスのもとへ行きますが、トーマスからは

「いかれ女がいう戯言である」

「母親と関係を持ったことはない」

「お前はあの女の養子だ」

と殴られ、追い返されてしまいました。

トーマスから母親が精神病院に入院していたことを聞いたアーサーは、トーマスが言っていたことが本当かどうか、病院で記録を確かめます。

その記録には、

・アーサーが母と血のつながりのない養子であること

・アーサーは母の恋人の暴力で頭部に損傷を受けたこと(これが原因で笑病になったとは記載されていませんが、おそらくこれが原因)

・母がそれを全く止めなかった(ネグレクト)

・父は本当にトーマスではなかった

など……知りたくもない事実が記載されていました。

また、衝撃の事実が判明したころアーサーが付き合っていたと思っていた相手も、アーサーが薬の副作用で幻覚を見ていただけで付き合っておらず、彼は独りぼっちであることを思い知らされます。

仕事もリストラされ、信じていた母に裏切られ、すべてをなくしてしまったアーサーはジョーカーにならざるを得なかったのかもしれませんね……。

関連記事
歴代ジョーカー役比較はこちらの記事から

バットマンは登場したのか

本作にバットマンは登場しません。

ただ、バットマンになる前の幼いブルース・ウェインは登場します。

アーサーがトーマスのもとを訪れた際、お屋敷でブルースをみかけ、アーサーは彼に手品を見せます。

ブルースを笑わせようとはしましたが、直接危害を加えていたわけではありません。

しかし、みすぼらしいアーサーの姿を見た使用人によってアーサーは追い返されてしまいました。

この際、いっさいブルースは笑ってくれませんが、アーサーに敵意を向けていた様子はありませんでした。

ブルースが再度登場するのは両親とともに映画を観に来た劇場を去るときです。

これは良く知られるバットマンの過去ですが、両親が殺されるときに呆然と立ち尽くす場面が今作でも起用されています。

ただ、本作でブルースの両親を殺したのはジョーカーではなく、トーマスを恨む貧困層の者が犯人だったので、映画『バットマン』とはまた違った演出になっています。

映画『バットマン』でブルースにジョーカーが言ったあの名台詞も本作では聞けません。

「月夜に悪魔と踊ったことはあるかい?」ってやつです。

ジョーカーが闇落ちした理由について

※諸説あり。下記は管理人が勝手に思っていることなのでうのみにしないでくださいね!※

アーサーがジョーカーとなった理由は、

彼の生い立ちにもありますが、いろいろな要因がかさなったことが原因だと思います。

・アーサーが引き取られた環境が非常にわるかったこと、

・それが原因で病気を発症してしまったこと、

・同僚が銃を彼に与えたこと、

・銃を所持しているときに音痴な3人に絡まれたこと、

・撃ち殺した相手がたまたま富裕層であったこと、

・銃殺事件が貧困層の中で美化されてしまったこと、

・テレビショーに招かれたこと

など……

あげればきりがないですが、

1つでもこれらの要因がなければ、彼は本当の意味でジョーカーにはならなかったかもしれません

そもそも養子としてあのくそ母親のもとに引き取られることがなく、笑病を発症していなければピエロになることはありませんでしたし、ピエロにならなければ、ジョーカーになる原因として最も濃厚な「銃殺事件」の引き金である「銃」をもらうこともなかったはずです。

いろいろな要因が重なり合って、今のジョーカーが形成されてしまったと考えるのがいいのかなぁと個人的には思っています。

いやはや、これだけ世間から見放された上で、起こしちゃった事件が変な風に大きくなったらいかれちゃうかもしれないですね……

病気なのに薬を出してくれている頼みの綱「市の福祉施設」は閉鎖されちゃうわ、

優しい言葉とハグがほしいだけなのにトーマスは対応が雑すぎる上に殴ってくるわ、

そもそもの元凶「母親」は無自覚のくそ女だわ、

恋人はただの妄想だったとか……

あまりにもかわいそうすぎて、背景を知れば知るほど同情が芽生える反面、殺人という許されない悪事を働いているのにそれが正義であると錯覚させられる、なんとも考えさせられる映画ですね……。

映画『ジョーカー』の評判

以下、ジョーカーの評判についてちょこっとだけツイッターからご意見を拝借させていただきました。

個人的な管理人の感想はこの一つ下に記載しているので、気になる方は読んであげてください。

実際に映画を観た感想

個人的にバットマンよりもジョーカーが好きなものでして……ものすっごく今作は楽しみにしていました。

それでどうだったの?面白かった?と、

聞かれると……

「面白いとかそういう次元の映画ではなかった!」としか言えないです。

映画『ジョーカー』は話自体が終始暗く、ジョーカーがいかにしてジョーカーとなったのか(語彙力)、彼の誕生秘話が描かれた一本。

バットマンシリーズからは少し改変も見られるので、もしかしたら好き嫌いがわかれるかもしれません。

最初から最後まで暗くて重いので、作品の雰囲気が苦手という人もいるかもしれないです。

私はジョーカーが好きなので、彼の生い立ちを詳しく描いてくれた本作には感謝しかないですが、ジョーカー自体に興味を持てなかったり、一切笑えない映画は得意ではないという人には向かないと思います。

DC映画ですがほぼほぼアクションもないですし、怒涛の展開はあるものの、アクション系でハラハラドキドキしたい人にも不向きかもしれないです…。

本作ではジョーカーの生い立ちが詳しすぎるくらい描かれるので、人を殺しているのにアーサー(ジョーカー)が悪いやつにみえないのがおそろしいところです……

彼を怖いと感じない自分もおそろしいですが、幸せになりたいだけなのに頑張れば頑張るほど空回りして社会から逸脱していくアーサーをみていると、涙を流してしまいそうになります。

彼の過去や育ってきた環境、そして現状を顧みれば、背中をさすって大丈夫だよと言ってくれる人もいないことはないと思うんですが、本作にはそんな人は登場しません。

彼が殺人を犯す前に誰かが助けてくれれば、彼はきっと、ジョーカーにはならなかったでしょう。

ハッピーエンドで終わる映画には必ず救いの手を差し伸べてくれるラッキーパーソンが登場します。

しかし、本作にはそんな救いの女神は現れません。

アーサーは誰にも助けてもらえず、信じていた人に裏切られ、絶望し、ダークサイドに落ちるしかないんです……。

悪い方向にいくことはわかっているのですが、「きっと誰か、君の痛みをわかってくれる人がいる」といいたくなるのは、どこかでハッピーエンドを望んでいるからかもしれませんね……。

こんなにふかーい過去があったと創作されるなんて微塵も思っていなかったので驚きと興奮でほかに何を書いていいのかちょっと今はわからないです。

もうちょっとしたら読みなおした上でリライトしたいと思いますが、決して後味が最悪という映画ではないので、気になっている方はぜひみにいってみてください。

『ジョーカー』一本でも楽しめるかどうかは人によるかなぁと思いますが、個人としてはできるだけバットマンシリーズは抑えておいた方がいいと思います。

ただ単に、ジョーカーはバットマンの敵で、バットマン=ブルース・ウェイン、本作に登場するトーマス・ウェインはバットマンのパパということが前情報としてあれば特にほかの映画は抑えておかなくてもいいかもしれませんが!

実際ほかの作品を見ているのと見ていないのとでは、鑑賞後の余韻もかなり変わってくると思うので、ぜひ関連作品数本は抑えておいた方がいいんじゃないかなぁ……と、個人としては思います!

どちらにせよ、私はかなり好きな一本だったので、気になっているのであればぜひみてください!と推させていただきます。

ちなみに、本作はR15作品なので15歳未満のお子さんは鑑賞できないので注意です!

暴力的な描写に耐性がない方も注意が必要なので、R指定の映画ということは承知の上でご観覧くださいね!

ジョーカー出演作品を無料でみる方法

本作の主役でバットマンの敵ジョーカーは、

・『バットマン』

・『バットマン ビギンズ』

・『ダークナイト』

・『スーサイド・スクワッド』

4作品に出演しています。

ジョーカー出演作品を観たい!

という方は動画配信サービス「U-NEXT」で上記4作品を無料で観ることができるのでおすすめです。

また、本作『ジョーカー』を観る前にこれらの作品を見ておくとより『ジョーカー』を楽しめるのでぜひチェックしてみてくださいませ!

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キャストは誰? 配役についてまとめ

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以下、主要キャストについて記載します!

アーサー:ホアキン・フェニックス

アーサーことジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス。

1974年生まれプエルトリコ出身の俳優で、代表的な出演作は『グラディエーター』、『誘う女』、『ザ・マスター』、『ウォーク・ザ・ライン』など。

キャリアが長く、かなり実績のある俳優さんです。

マーレイ:ロバート・デ・ニーロ

コメディテレビ番組の司会者「マレー」を演じるのはロバート・デ・ニーロ。

1943年アメリカ生まれの俳優さん。

代表出演作は『キング・オブ・コメディ』、『レイジング・ブル』、『ザ・ウェディング・パーティ』など。

その他キャスト

隣人ソフィー:ザジー・ビーツビル・キャンプアーサーの母:フランセス・コンロイトーマス・ウェイン:ブレット・カレンブルース・ウェイン:ダンテ・ペレイラ=オルソングレン・フレシュラーダグラス・ホッジマーク・マロンジョシュ・パイスシェー・ウィガム

豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!

まとめ

以上が映画『ジョーカー』の結末や評判、バットマンは出てきたのかなどについてネタバレありでまとめでした。

映画としてはファンよだれ物の内容になっていたので、ぜひジョーカーが好きな方、バットマンシリーズを愛してきたファンの方はご自身で見に行ってみてくださいませ!

ではでは、映画を観るよー!という方も、いや、やっぱりやめておくという方も、良い映画ライフをお過ごしください。

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