2022年4月1日にスパイダーマンの宿敵であるモービウスを主役にした映画『モービウス』が公開されました。
スパイダーマン関連ということはこの映画、マーベル映画なの?
と思われた方も多いと思いますが、
『モービウス』はマーベルが関わってはいるものの正確にはマーベル管轄の映画MCUとは違うくくりのユニバース作品となっています。
映画『モービウス』はSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)という作品シリーズで、ソニーが管轄の映画です。
SSUは一作目である『ヴェノム』の時点ではマーベル作品とはそもそもかかわりのない映画作品シリーズとして世に出されることになっていました。
しかし、同ユニバース作品である『ヴェノム』のプロデューサーである「エイミー・パスカル」がMCU作品とクロスオーバーする予定であることを明かしたことから、SSU作品とMCU作品は平行世界線(マルチバース)であることが判明。
この発言はヴェノムやモービウスなどSSUのキャラクターがMCUの作品に登場したり、また、その逆もある得ることを示唆しています。
実際にモービウスやヴェノム2のポストクレジットシーンではMCUのスパイダーマンやスパイダーマンに関連するキャラクターが登場していることからMCUとSSUは近いうちに確実にドッキングすると予想できます!
あまりネタバレするとよろしくないので直接的な表現はさけますが、まさかあのキャラクターがポスクレにでてきてくれるなんて胸が高まります…!!
SSUについて
そもそもSSUとは何のこと?
そう思われた方も多いと思います。
MCUやらSSUやら初見の方には何のことやら、下手をしたら映画単体でみると同じ作品シリーズのように見えてしまいますよね…
本当に簡単に説明してしまうと、
MCU作品はアイアンマンなどのヒーローを中心にした映画シリーズであり、SSUはスパイダーマンに敵対しているヴィランを主人公に据えた作品シリーズであると思っていいと思います。
(SSU作品は正確にはヴィランが主役になると限定されていないため、ヴィランではないにしてもスパイダーマン関連の人が主人公に据えられるケースも今後あり得ます)
SSUはソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの略で、その名の通りスパイダーマン系の映画になっていますが、スパイディ自体は今のところポスターに出てくる程度にとどまっていて、MCUで活躍しているスパイディ自体がSSUの物語に直接絡んでくることはモービウスの時点ではないです。
しかし前述の通り、『ヴェノム2』と『モービウス』のポストクレジットシーンでそれぞれMCU作品へのドッキングを思わせる描写がされたため、今後の作品でスパイダーマンやほかのヒーローたちがSSUに合流、またはヴェノムやモービウスといったヴィランたちがMCUの作品へ合流することになっていくでしょう。
SSU自体はMCUとは違うユニバース作品ですが、同じ世界線で起こっていることとして作品が作られているのでそういった意味でも楽しみが多いシリーズだと思います。
特段MCU作品やスパイダーマン関連の映画(サムライミ製作のスパイダーマン作品)をみていなくてもSSUの映画は単体で楽しめるので初見さんにもおすすめです。
ぜひ気になっているけどみるか迷っているという方は劇場へ足を運ぶのもよし、家でVODレンタルするもよしなのでぜひぜひ観てみてくださいませ!