『NOPEノープ』冒頭の旧聖書の引用文の意味は何?ナホム書とは何か解説まとめ

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ジョーダンピール監督による長編作品第3弾『NOPE ノープ』。

映画『NOPEノープ』では冒頭から謎の引用文が出てきました。

意味がわからなかった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか…私はそうでした(笑

簡単にですが、引用文の意味についてパンフレット等を読んで理解したのでまとめていきたいと思います。

本記事では、

・『NOPE ノープ』の冒頭に出てきた文の意味

・ナホム書とは何か

以上について記載していきます。


目次

『NOPE ノープ』冒頭に出てきた文章の意味について

映画『NOPEノープ』の冒頭にはナホム書のある1節が流されます。

内容は「私は汚らわしいものをあなたに投げかけ、あなたを辱め、見世物にする」といったもの。

これ冒頭から難しい文章が流れて管理人はちんぷんかんぷんになりかけたんですが、映画を鑑賞した後パンフレットを熟読して何とか意味を理解することができましたので解説させていただきます…!

『NOPEノープ』における見世物とは

映画『NOPEノープ』において、冒頭で提示される見世物という言葉は、人間の欲を実現するために消費される人や動物を指します。

現代社会にある「動物園の動物」だったり、「有名人の悪い噂や政治家の汚職などを報道するメディア」など、見世物になる対象は様々ですが、その見世物は誰かの金儲けや成り上がりにつかわれ、消費されたものです。

このことから見世物=消費されるものと定義することができ、冒頭で引用した文章での「見世物」は、映画では消費されるものという意味で使用されています。

また、本作は作中で消費され続けている人物や動物たちが取り上げられることで現代社会の闇の部分を暗に描いています。

冒頭の1節は、「誰かが自分の欲を満たしているとき、消費されている人がいる」という現代社会の問題を提起する目的で引用されたととらえていいでしょう。

ナホム書って何?

私すごく無知なのでそもそもナホム書が何かわからなかったんですよね…

忘れないためにもここに記載させてください汗

ナホム書というのは旧約聖書の一つだそうで、キリスト教でいうところの預言書なのだそうです。

映画内で預言書の一節を持ってくるとは、やはりジョーダンピールは常人には到底及ばない思考をもっていて驚かされますね…

ナホム書について詳しく知りたいという方は一応ウィキの参考ページのURLを載せておくのでご確認いただければと思います!

ナホム書 – Wikipedia

『NOPE ノープ』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

「ゲット・アウト」「アス」で高い評価を受けるジョーダン・ピールの長編監督第3作。広大な田舎町の空に突如現れた不気味な飛行物体をめぐり、謎の解明のため動画撮影を試みる兄妹がたどる運命を描いた。

田舎町で広大な敷地の牧場を経営し、生計を立てているヘイウッド家。ある日、長男OJが家業をサボって町に繰り出す妹エメラルドにうんざりしていたところ、突然空から異物が降り注いでくる。その謎の現象が止んだかと思うと、直前まで会話していた父親が息絶えていた。長男は、父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かす。兄妹はその飛行物体の存在を収めた動画を撮影すればネットでバズるはずだと、飛行物体の撮影に挑むが、そんな彼らに想像を絶する事態が待ち受けていた。

「ゲット・アウト」でもピール監督とタッグを組んだダニエル・カルーヤが兄OJ、「ハスラーズ」のキキ・パーマーが妹エメラルドを演じるほか、「ミナリ」のスティーブン・ユァンが共演。

(引用元サイト様:映画.com

キャストは誰? 配役についてまとめ

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以下、主要キャストについて記載します!

OJ・ヘイウッド:ダニエル・カルーヤ

エメラルド・ヘイウッド:キキ・パーマー

エンジェル・トーレス:ブランドン・ペレア

アントレス・ホレスト:マイケル・ウィンコット

リッキー・ジュープ・パク:スティーブン・ユァン

オーティス・ヘイウッド・シニア:キース・デビッド

豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!

まとめ

以上が映画『NOPE ノープ』の冒頭に表示された引用文の意味やナホム書とは何かについてまとめでした。

いかがだったでしょうか。

少しでも皆様のお役に立てるような情報が発信できていたら幸いです。

『NOPE ノープ』は『ゲットアウト』や『US(アス)』で知られる名監督「ジョーダン・ピール」による3作目の映画です。

個人的にとてもおすすめできる監督の作品になっているので、ぜひ気になるなぁという方は鑑賞をご検討くださいませ。

ではでは、映画を観るぞー!という方も、いやぁやっぱり今はやめておこうかなぁという方も、良い映画ライフをお過ごしください!

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