2018年9月21日に『死霊館のシスター』が公開されました。
シリーズの原点を描く作品ということもあり、楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな『死霊館のシスター』が過去作品とどうリンクしていたのかについてまとめていきます。
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※ネタバレありのため注意※
目次
『死霊館のシスター』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶った。
事件には不可解な点が多く、真相を究明するために派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーン。
彼らは調査の過程で修道院に隠された想像を絶する秘密にたどり着いた。
そして、決して関わってはならない恐るべき存在「悪魔のシスター」と対峙することになり__?
リンクしていた作品とのつながりは?※ネタバレあり※
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管理人が気づけた範囲になりますが、過去作品とのリンク部分を以下にて記載します。
『死霊館 エンフィールド事件』とのリンク
本作『死霊館のシスター』は『死霊館 エンフィールド事件』の前日譚という触れ込みもあり、冒頭から『死霊館 エンフィールド事件』のシーンが多々起用され、始まります。
『死霊館 エンフィールド事件』ではエド(透視ができるロレインの夫で、悪魔と何度も戦っている)が今作の悪魔「シスター(悪魔ヴァラク)」が夢に出てきて悩まされ、その悪魔の絵をかいたりして気を紛らわせています。
エドが描いた絵のモデルや夢に出てきた悪魔は今作スポットが当たった悪魔ヴァラクのため、今作につながっています。
「エドが悪夢で見たシスターは悪魔(ヴァラク)で、その悪魔は実在する」という妻ロレインが口にするセリフとともに、ロレインとその娘が『死霊館 エンフィールド事件』で実際に悪魔(ヴァラク)とエンカウントしたときのシーンが流れ、今作が始まる形です。
冒頭シーンは『死霊館 エンフィールド事件』の軽いおさらいのようなもので、前作を見ている人なら「ああ、あのシーンかな?」と合点がいくかと思います。
逆に観ていないと突然のシーン転換に意味が分からず、ついていけないかもしれないです_(:3」∠)_
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人物について
『死霊館 エンフィールド事件』にすでに出てきている人物が『死霊館のシスター』では登場
します。
『死霊館のシスター』では常にフレンチと名乗り、アイリーンやバーク神父のピンチを救う役どころを担う青年が出てきますが、この青年は『死霊館 エンフィールド事件』でエドとロレインが行っていた講義のビデオで悪魔に憑りつかれた例として挙げられる人物として登場しています。
『死霊館 エンフィールド事件』ではモーリスという名前で出ていますが、ビデオにロレインがモーリスの過去を透視して何日も部屋にこもり、抜け殻状態になるほどの衝撃を受けます。
この際に受けた衝撃は、おそらく本作で描かれた一部始終を透視してしまったためと考えられるでしょう。
ビデオに登場していた青年の名前については『死霊館のシスター』ラストで、アイリーンに本当の名前はなにか聞かれた(自称)フレンチが、モーリスと名乗ったこと、帰り際に首に逆さ十字が浮き出ていたことから『死霊館 エンフィールド事件』にビデオ内で出てきていたモーリスで間違いないと断定できます。
このリンクについても、前作を見ている方はかなり衝撃をうけるつながり方なので、『死霊館のシスター』を見る場合は『死霊館 エンフィールド事件』を見てからにしたほうが作品をより楽しめると思います!
『アナベル 死霊人形の誕生』とのリンク
孤児たちについて人形師のもとを訪れ、生活をともにしたシスター「シャーロット」が持っていた修道女が4人並んだ写真(一番右端にうっすらヴァラクが映りこんでいる写真)は、今作の舞台であるルーマニアのカルタ修道院で撮られたもので、本作のワンシーンで壁にかざられた写真と酷似しています。
今作では写真について主人公のアイリーンがちらっと見る程度なので同じ写真かどうかわかったものではないですが、『死霊館のシスター』の話は1952年で、『アナベル 死霊人形誕生』は1957年の出来事のため、そこまで何年も経っているわけではないです。
時間経過からしてシャーロットが持っていた写真が、本作で出てきた写真の複製と考えても不自然ではないかと……
こじつけ感はいなめませんが(;・∀・)
逆さ十字
死霊館シリーズでは度々十字架が逆さになりますが、本作でも逆さになる演出が多々あります。
演出という点ではリンクしているため、前作をみている人なら「お、来るぞ来るぞ」と悪魔が出てくるタイミングがかなりわかりやすいです。
関連記事 死霊館のシスターに年齢制限はある?小さい子供でも見られるの?対象年齢はどれくらいか調べてみた
『死霊館 エンフィールド事件』を視聴するには
『死霊館のシスター』を見る場合は、前日譚に当たる『死霊館 エンフィールド事件』を見てからの方がより作品を楽しめます。
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続編はありそう?※ネタバレありなので注意※
エンドロール後に予告映像はありませんでしたが、死霊館シリーズには続編があると『死霊館』で監督をつとめたジェームズ・ワンが述べている通り、このシリーズはまだまだ続きます。
ただ、今作『死霊館のシスター』は『死霊館 エンフィールド事件』に登場した悪魔の尼僧であるヴァラクに焦点を当てたスピンオフ作品なので、続編というとちょっと違うかもしれません。
スピンオフ作品としては『The Crooked Man』という、へそ曲がり男(死霊館エンフィールド事件で一家の次男を主に襲った空想上のキャラクター)を主人公にした映画を製作する可能性があるとピーター・サフランが言及。
さらに、マイク・ヴァン・ワエズが『The Crooked Man』の脚本を執筆しているとの報道があったため、こちらの制作については間違いないでしょう。
2017年8月、ジェームズ・ワンは『エンターテインメント・ウィークリー』のインタビューの中で「へそ曲がり男を主人公とした映画を作るのは、死霊館シリーズの雰囲気をダークな童話に移行させたいからです」と語っています。
また、アナベルシリーズとしては、2018年4月、ワーナー・ブラザーズ映画が2019年7月3日に新作を全米公開すると発表をしたため、こちらについても続編があることは間違いないでしょう。
次作がどうつながっていくかも、もしつながる部分があったら楽しみですね!
(引用:wikipedia)
まとめ
以下、本記事のまとめになります。
・本作は過去作品とのリンクが数多くあり、主なつながりは『死霊館 エンフィールド事件』。
・エンドロール後には映像はないものの、死霊館シリーズの作品は続編、スピンオフが制作されている。
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