『思い出のマーニー』杏奈が屋敷を知っている気がしたのはなぜ?幻覚をみた理由などネタバレあり考察まとめ

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2014年に公開されたジブリ映画『思い出のマーニー』。

2020年4月3日に金曜ロードショーで地上波放送されることからも再注目されている一作ですが、どのような話だったのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、

・映画『思い出のマーニー』杏奈が屋敷を知っている気がするといった理由

・幻覚を見た理由

以上について考察していきます。

※作品結末などネタバレ記事なので注意してください※


目次


杏奈が屋敷を知っている気がした理由

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『思い出のマーニー』では、主人公の杏奈が大岩家にお邪魔することになってからひょんなことから湿地帯の中にある屋敷を発見。

初めてきたはずの、初めて見たはずの屋敷になぜか「知っている」気がする杏奈は屋敷に近づいて中を覗いでみたりするわけですが、杏奈が屋敷を知っている気がしたのはいったいなぜでしょうか。

実は、杏奈はこの屋敷で過ごしていた少女の孫にあたる人間で、写真でこの屋敷を見た事がありました

そのため、屋敷を知っているような気がしたわけです。

杏奈がみた屋敷の写真

杏奈がみたお屋敷の写真は、幼い頃育ててくれた祖母が杏奈に渡した大切な写真でした。

祖母は両親を事故で失くした杏奈を引き取り、少しの間杏奈を育てていましたが、娘を失ったショックから自身も大病を患い、この世を去ってしまいます。

杏奈はその後養護施設に入り、頼子に引き取られることになるわけですが、杏奈は祖母が大切にしていた写真を施設に来る前に手のひらにずっと握りしめていたのだとか。

杏奈は祖母に育ててもらった少しの間、祖母から聞かされたお屋敷での話やサイロの話などをどこかで覚えており、写真のこともあって「知っている気がする」と思ったのだと思います。

幻覚を見た理由

屋敷にひかれるようにしてマーニーに出会うことになった杏奈。

しかし、マーニーは杏奈以外にはどうやら見えていない幻のようです。

証拠に、屋敷には誰も住んでいないこと、杏奈自身も「マーニーは私の空想の人物」と言っています。

劇中盤から登場する彩香によってマーニーの日記が発見されたことからマーニーが実在していた人物であることがわかりますが、それは過去の人物として描かれています。

先に述べた通り、マーニーは杏奈の祖母にあたる人物です。

劇中では杏奈と同じ年くらいの年齢で登場するマーニーですが、杏奈が幼い頃に死んでしまっています。

マーニーが死んでいる=杏奈はたびたび幻覚を見ていたことになりますが、理由は何でしょうか。

杏奈がマーニーの幻覚を見た理由

杏奈は、マーニーに会う前、養子として頼子という女性に引き取られ育てられてきました。

しかし、頼子が自治体から養子を育てている家庭としてお金をもらっていることを知った杏奈は、頼子とうまくいかなくなっており、喘息の発作がひどくなったこともあって自然豊かな立地にある「大岩家」にしばらく厄介になります。

その土地で屋敷を見つけてマーニーに出会うわけですが、マーニーは生前、杏奈をせいいっぱいの愛情で育てようと決意するも、その決意も半ばで大病に倒れそのまま死んでしまいました。

このことをどこかでマーニーはずっと後悔していたのか、杏奈の前に現れては杏奈の不安や悩みを解いてあげられるよう話を聞き出します。

頼子のことも杏奈から聞いたマーニーは、杏奈に寄り添って頼子とうまくいくよう導きました。

劇中ではっきりと描写されたわけではありませんが、マーニーは杏奈に母親と仲良くなってもらうために現れたのではないでしょうか。

『思い出のマーニー』の視聴方法

映画『思い出のマーニー』は2020年4月3日に金曜ロードショーで地上波放送予定です。

ただ、今回の地上波を見逃してしまったり、録画を忘れてしまったりで見られなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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『思い出のマーニー』予告動画+あらすじ

予告動画

https://www.youtube.com/watch?v=R6QAZ-UBtxs

あらすじ

イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」(岩波少年文庫刊)を、スタジオジブリがアニメーション映画化。物語の舞台を北海道の美しい湿地帯に置き換え、心を閉ざした少女・杏奈が、金髪の少女マーニーと出会って秘密の友だちになり、体験するひと夏の不思議な出来事を描く。札幌に暮らす12歳の内気な少女・杏奈は、悪化するぜん息の療養のため、夏の間、田舎の海辺の村に暮らす親戚の家で生活することになる。しかし、過去のある出来事から心を閉ざしている杏奈は、村の同世代の子どもたちともうまくなじむことができない。そんなある日、村の人々が「湿っ地屋敷」と呼び、長らく誰も住んでいないという湿原の古い洋風のお屋敷で、杏奈は金髪の不思議な少女マーニーと出会い、秘密の友だちになるが……。「借りぐらしのアリエッティ」で監督デビューした米林宏昌の長編第2作。杏奈役はドラマ「GTO」や映画「男子高校生の日常」などで活躍する高月彩良、マーニー役はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした有村架純が、それぞれジブリ作品初参加でアニメ映画の声優に初挑戦。

(引用元サイト様:https://eiga.com/movie/79668/)

『思い出のマーニー』キャスト(吹替声優陣)

杏奈:高月彩良

マーニー:有村架純

頼子:松嶋菜々子

大岩清正:寺島進

大岩セツ:根岸季衣

老婦人:森山良子

久子:黒木瞳

彩香:杉咲花

美術教師:森崎博之

十一:安田顕

紳士:戸次重幸

山下医師:大泉洋

町内会役員:音尾琢真

石山蓮華

甲斐田裕子

頼経明子

名越志保

平野潤也

石井マーク

白石晴香

清水詩音

稲葉菜月

田原正治

稲川英里

藤田茜

岡田理恵

伊藤陽佑

山口康智

池田優音

小暮日菜子

山崎智史

松田北斗

まとめ

以上が『思い出のマーニー』で主人公の杏奈がなぜ屋敷を知っている気がしたのか、その理由についてまとめでした。

いかがだったでしょうか。

少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

個人的に大好きなジブリ作品なので、金曜ロードショーでもなんでもいいのでぜひ機会がある方はみてみてくださいませ!

吹替がちょっと気になる人もいるかもしれませんが、おおむね物語が面白いので集中できない!ということはないのではないかと思います。

ではでは、映画をみるよー!という方も、やっぱりやめておこうかなという方も、良い映画ライフをおすごしくださいませ。

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