『ペンギン・ハイウェイ』が2018年8月17日に公開されました。
かわいいペンギンが大活躍するほのぼの映画だと思っていましたが、いざ見てみるとただかわいいという簡単な話ではなくて、謎解きもあったり、考えを巡らせなければ理解できない部分もある難しくて、そして素敵なお話でした。
ただペンギンがてちてちするだけの映画ではないですね……
少し脱線してしまいましたが、本記事ではそんな『ペンギン・ハイウェイ』の対象年齢について記載していきたいと思います。
※ネタバレなしの記事なので言葉を濁している部分があります※
目次 『ペンギン・ハイウェイ』予告動画+あらすじ 対象年齢はどのくらい?小学生くらいから観て楽しめる作品? どんな映画?子供でも感動できるの? 謎はいくつあるの? まとめ
『ペンギン・ハイウェイ』予告動画+あらすじ
~予告動画~
~あらすじ~
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主人公のアオヤマ君は、日々学んだことをノートに記録し勉強する努力家な小学四年生の男の子。
賢いアオヤマ君は自分でも将来は偉い人間になると思って日々を過ごしていたが、夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む街に突然ペンギンが出現して、彼は突き当たった謎を解明する研究に没頭することになった。
海のない街に現れたペンギンたちは、突然現れてどこかへ消えていったのだというが、いったいどこからきて、どこへ消えていったのか。
アオヤマ君の不思議で一生忘れられない、夏が始まる__
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対象年齢はどのくらい?小学生くらいから観て楽しめる作品?
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ネタバレなしでなので深くは言えませんが、小さすぎるお子さんだと理解できない可能性が高いです。
小学生のアオヤマ君が主人公の『ペンギン・ハイウェイ』ですが、「ペンギンが可愛いから観たい」という、ただかわいいものを見に来た子供だと謎解き要素や世界観の細かい設定を理解できずに映画を楽しめないかもしれないですね……
映画館には小学生のお子さんが何人かいらっしゃっていましたが、同伴した親御さんに「どういうことー?」と映画が終わってからしきりに問いかけていましたし、内容を一度観ただけで理解できる小学生は少ないのではないかと、実際に映画を観てみて思いました。
もちろん、お子さんによるかと思いますが、わかりやすい要素と、わかりにくい要素が混在する映画なので、お子さんが絶対にこの映画を観たいといっているわけではないのであれば、同時期に公開されている『インクレディブル・ファミリー』や、『劇場版ポケットモンスターみんなの物語』の方がわかりやすいので楽しめるのではないかと思います。
映画自体はとても素敵なお話で、ドキドキわくわくするような夏休みを過ごすアオヤマ君の気持ちを追体験できること間違いないですが、対象年齢的にはよく話を理解できる年齢、中学生~といった印象です。
映画の雰囲気だけなら小学生でも十分に感じられるかと思います汗
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どんな映画?子供でも感動できるの?
お話的にはどういうわけかペンギンを出せるお姉さんと、なぜペンギンを出すことができるのか、研究熱心な小学生男子が謎を突き詰めていくというものになっています。
色々と小難しい設定はあるものの、映画の終わり方は非常にわかりやすく、主人公がこれからどういう想いで未来を生きていくのか子供でも理解できる内容にはなっています。
感動的といわれればそうですが、私は泣けるほど感動したというわけではなく、ちょっと切なくなるといった感じで涙は出ませんでした。
とても素敵なお話で最初から最後まで楽しく鑑賞させていただきましたが、泣ける映画ではないです。
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謎はいくつあるの?
ネタバレなしのため深く記載いたしませんが、『ペンギン・ハイウェイ』の謎は3つあります。
1.なぜペンギンは、出現するはずのない街に突然現れたのか。
2.なぜお姉さんはペンギンを出せるのか
3.森の奥にある水の球体”海”とはいったい何なのか
以上の3つが本作の大きな謎になります。
この謎はうまく絡み合っていて、映画でおおまかな伏線は回収してくれるのでもやもやしたりいらっとしたりすることはないと思います。
もちろん個人差はあるかと思いますが、うがった見方をせずに素直に鑑賞するのであれば問題なく楽しめる映画だと推せます。
個人的には同時期に公開されている『未来のミライ』より刺さる作品でした。『未来のミライ』ももちろん好きですが汗
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まとめ
以下、本記事のまとめになります。
・『ペンギン・ハイウェイ』の対象年齢は、わかりにくい要素がすくなからずいくつか出てくるため、個人的には中学生以上だと思いました。
・感動して涙を流す作品というわけではないですが、かなり切なくなるお話。
・『ペンギン・ハイウェイ』の謎は全部で3つあって、3つの謎については映画の中でうまく伏線を回収し、紐解かれるので鑑賞後にイライラすることはないと思います。
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