ネタバレ『スパイダーマンファーフロムホーム』結末は?アイアンマンは生きていたの?ベックは黒幕だったのか過去作の伏線などまるっとまとめ

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後の話を描いたマーベル映画『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』。

エンドゲームの続編ということもあり、劇場で見なきゃ!と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、

・『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』の結末(ラスト)

・アイアンマンが登場したのか否か(生死)

・原作では敵だったベックは味方だったのか

・過去作品までの細かい繋がり(リンク)

・結末までの詳細(流れ)

以上について記載していきます。


目次

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※ネタバレ記事のため注意※

『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

夏休みに学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かけたピーター。

そんな彼の前に元シールド長官でアベンジャーズを陰で支えてきたニック・フューリーが現れる。

一方、ヨーロッパ各都市をはじめ、世界各国には炎や水など自然の力を操るクリーチャーが出現。

世界に危機が迫る中、ニックはベックという男をピーターに合わせるが__?

『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』結末(ラスト)はどうなったの?

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※以降、盛大なネタバレなので注意※

夏休みの旅行でMJへの想いを告げようとしていたピーター・パーカー(スパイダーマン)は、突然現れた謎の異星人「エレメンタルズ」から地球を守るために力を貸してほしいとフューリーから依頼を受けます。

フューリーは異世界からやってきたベックも尽力してくれるとピーターにいいますが、ピーターは夏休みの旅行のことで頭がいっぱいで、なかなかいい働きができません。

また、ピーターはフューリーからトニー・スターク(アイアンマン)からの遺品をもらいますが、これも自分には扱いきれないとベックに譲渡。

しかし、実はベックは裏切りものであり、遺品であるイーディス(なんでもいうことを聞いてくれ、頼みを実行してくれる機械)をベックに譲ったことで多くの人々の命が危険にさらされることに。

スパイダーマンはこれを打破すべく、また、ベックが裏切りものであると話してしまったためにMJや親友ネッドとその恋人が狙われることになったため、想い人と友人を守るべく立ち上がり、なんとか撃破。

世界には平穏が戻ってきますが、エンドクレジット後の映像でベックが起こした所業は全てスパイダーマンに擦り付けられる形になり、大波乱の状態で映画は幕を閉じました。

関連記事~
『スパイダーマンファーフロムフォーム』エンドクレジット後の詳しい映像についてはこちらから

前作『スパイダーマン ホーム・カミング』

今作『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』は、マーベルで数えると『アベンジャーズ エンドゲーム』の次の作品になりますが、

スパイダーマンシリーズだと『スパイダーマン ホーム・カミング』の次作ともいえます。

今作を見るにあたり、『スパイダーマン ホーム・カミング』を見ておきたい! また、復習したい!という方は動画配信サービスの「U-NEXT」がおすすめです。

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ちなみに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』はまだどこも配信されていないので、もし映画が終了していない上映館があればお早めに足を運んで観てください……

アイアンマン(トニー)は本当に死んでいたの?出てこなかった?

『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』では残念ながらアイアンマン自身は登場しませんでした。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で死亡したというのは信じたくないですが事実だった様子。。。

アイアンマンの壁画や遺品、ピーターへの簡単な手紙とその他贈り物、トニーの写真といった間接的な出演はするものの、トニー自身がしゃべったり動いている姿を見られるなんていうことはありません。

回想シーンでチラっと映ったりはしますが、直接的な登場はなしです。

ただ、トニーなしでの今作は内容上成立しないので、彼の存在がいかにピーターにとって大切なものだったかは十分伝わってくる内容になっています。

ベックは原作では敵だったけど……映画では味方だったの?

ミステリオことベックは原作では悪役だったため、今作の予告動画で味方っぽく登場したことに違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。

どこで裏切ってくれるのかハラハラした人もいそうですが、ベックは実写映画でもわるーいやつとして描かれました。

うっかり前述してしまいましたが、ベックはスパイダーマンの悩みを聞くなどして信頼させ、トニーからの大切な遺品イーディスをスパイダーマンに譲らせます。

そして、プロジェクターで敵のホログラムを一般市民にみせ、それを撃破することで世間にヒーローとして認めてもらうという野望を実行。

これはスパイダーマンとMJによって暴かれて最終的に阻止され、ベックは死亡しますが……普通の一般市民であるベックは普通ではない大ごとをおこしてしまいました。

なぜこのようなことをしたのかというと、実は、ベックは以前トニー(アイアンマン)にホログラムを提供し雇われたものの、すぐに解雇された過去があり、トニーを恨んでいた経緯があったためでした。

自分が考案したホログラムがいかにすごいものであるか、また、価値を見いだせなかったトニーに対して恨みを晴らすべく、『アイアンマン』でオバディアに一蹴されたウィリアムを筆頭に前作までに出てきたちょい役を連れ出して反撃にうったわけです。

逆恨みするようなやつだからトニーは見放したのでしょうが、ベックは自分がアイアンマンに打って変わるニューヒーローとして君臨すべく、人々を戦いに巻き込み大勢を殺しながら自分の力を見せつけました。

結果的にスパイダーマンによって止められますが、ベックの仲間が改ざんした映像をマスコミにリークしたことで今作でベックがやらかした悪行は全てスパイダーマンがやったこととして世間ではしられることに。

せっかくMJといい感じになったスパイダーマンでしたが……

次回作でどうなるのか見ものですね_(:3」∠)_

過去作品までの細かいつながり、伏線について

管理人が拾えた範囲になりますが、過去作品との細かい繋がりや伏線について記載していきます。

人物について

これは上げきれないのですが、一応記載。。。

トニー・スターク:アイアンマン

MCU第1作目『アイアンマン』から『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで大いに楽しませてくれた永遠のキャラクターアイアンマンが本作でも大活躍。

『エンドゲーム』でサノスとの激闘の末、自らを犠牲にして死亡してしまいましたが、冒頭から追悼されるなどして早くも登場。

スパイダーマンに対してイーディス(サングラス)を残したり、メモ書きを残したり、いい意味でのトラウマを残して彼の闘志に火をつけてくれました。

また、妻であるペッパーはハッピーがフューリーが電話をかけるとピーターに教えに来た際に直接来られなくてすまないと言っていたと言伝をしたようで名前だけ登場しています。

キャプテンアメリカ

本当のちょろっとですが、冒頭の追悼の際に登場。

エンドゲームで死んだというよりは、過去に戻って人生を全うしたというだけなので、トニーやヴィジョン、ナターシャと比べたら幸福な人物でしょうか。。。

キャップについてはハッピーとMJたちが逃げる際、ハッピーが博物館にあった盾を投げたときにうまくコントロールできず、「キャプテンはすごいな」といっていたため、ウワサ程度ですが少しだけ登場しました。

ヴィジョン、ナターシャ(ブラックウィドウ)

エンドゲームで死んじゃった二人のヒーローも今作冒頭で追悼される形で登場。

ベック

本作の悪役であり悪の権化「ベック」は、実はトニーにホログラムを提供した人物。

ちょっと記憶があいまいすぎますが……

たしかエンドゲームで、トニーが過去のトニーと父ハワードとの確執を描くために観客に見せたホログラムが、実はこの人が考案したものだった。ということが今作で明らかになりました。

このホログラムのために雇われたベックですが、トニーに見限られて解雇され、これを逆恨み。

今回の事件を起こしたのでした。

気持ちがわかるような気もしますが、トニーに対するただの嫉妬ですかね……。

ウィリアム

ベックとともに本作で悪事を働いたホログラムをいじりまくるやーつ。

こいつ、実はMCU1作目『アイアンマン』でオバディア(トニーの父ハワードを支えてきた人物で、『アイアンマン』で悪いことをしていた敵役)にしかられていた気の弱い研究員です。

でっかいアーク・リアクターをちっさくしろと無理難題を突き付けられて「できません! ボクはトニー・スタークじゃありません!」といっていたような。。。

まさかこの人物が今作で再登場するとは思いもしていませんでした。

俳優さんは変わっているのかそこまでは不明です……

シェイプ・シフターたち

本作のエンドクレジット後の映像では『キャプテンマーベル』に登場した良い宇宙人「シェイプ・シフター」たちが登場。

ニック・フューリーに命令され、ニック・フューリーとその右腕に化けてスパイダーマンやベックに指示を出していました。

久しぶりにタロスを見られてにっこりしちゃう人もいそうです。

ソーとキャプテンマーベル

名前だけですが2人のヒーローも登場。

スパイダーマンがフューリーに勧誘された際、他に適任がいるとして挙げた例に2人の名前がありました。

ちなみに、ソーは行方知れずでマーベルに関してはノーコメント。

簡単にマーベルは着てくれないという顔をフューリー(に化けたタロス)がしたのが印象的でした。

また、ハルクは名前も出てきませんでした。

ゆびぱっちん事件と年齢差

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスが起こした、全生命体半分にしちゃうぞゆびぱっちん事件。

これは冒頭の学生ニュースで取り上げられていて、正式に「ゆびぱっちん事件」として紹介されていました。

この事件で消された人間は8年後にヒーローによってもとに戻されたため、まわりの人間で消されなかった人物たちは8歳としをとってしまっており、妹が姉に、弟が兄に、家族が年老いるなど周りの世界が激変。

生活に慣れるのに時間がかかる様子。。。

本作でははなたれ小僧だったブラッドがむきむきマッチョの同級生になっており、スパイダーマンとMJの仲を引き裂こう引き裂こうとしていました。

「Back In Black」

トニーの代表曲ともいえる「Back In Black」。

この曲、トニーがアイアンマンとして活動したり、スーツを設計したりしているときに流れる曲で、アイアンマンから見てきた人なら誰しもぴんときてしまう曲です。

そんなアイアンマンの代表的な曲が、ピーターがアイアンマンの意思を継ぐと決めた瞬間にハッピーによって流されます。

ずーっとファンでアイアンマンの死に涙した人ならうるっとくること間違いないです……

ラストまでの詳細な流れについて

この項目ではラストまでの詳細な流れについてネタバレしていきます。

どういう物語で進行していったのか詳しく知りたい方はご参考までに。。。

冒頭:ニック・フューリーとマリア・ヒル

フューリーとその部下マリアは、メキシコの小さな村でストームが起きたことに疑問を持ち、調査をしにやってきていた。

現地にたどりついた二人は、

突如として現れた土の怪物に襲われそうになるが、その場に居合わせた「ベック」の魔法のような力に助けられることとなった。

ゆびぱっちん事件により生まれた乖離

サノスのゆびぱっちんによって、世間では消えた人間と消えていなかった人間の間で年齢差が埋まれていた。

消されなかった人間はゆびぱっちん事件が起こった8年前より8つ年をとっていたが、消えていた人間は歳をとっておらず、自分の弟や妹が兄や姉のような年齢になっていたり、家族が別人のように様変わりしていたりと、いまだに混乱は解けないようだった。

ピーターはサノスのゆびぱっちんいよって消された人間の一人だったが、ネッドやMJも同様に消されていたため問題はなかった。

旅行中に告白する計画

ピーターは当初からMJのことが気になっており、夏休みに高校の友人、引率の先生とともに行く旅行中に彼女に告白する計画を立てていた。

親友ネッドにこれを相談するが、ネッドは旅行先でモテまくる予定だから、実行しなくていいんじゃないかとピーターにいうのであった。

フューリーからの電話

ピーターの保護者であるおばである「メイおばさん」は、空白の時間があったがために周りいなじめずにいるゆびぱっちんの犠牲者を集めてパーティを開いた。

そのパーティには人々を元に戻すことに尽力したスパイダーマンが同席。

スパイダーマンとして一言みんなの前で話したピーターは気持ちが高揚していたが、袖裏に引っ込んだ際にやってきたハッピィーからフューリーから電話がくるから出ろといわれ、気持ちが冷めていく気がした。

実際、フューリーから電話がかかってくるも、彼は留守電モードにしてフューリーをスルー。

集まった記者インタビューに応じるため、「フューリーに連絡しろ」というハッピィーの静止を振り切り、ピーターはテレビクルーの前にスパイダーマンとして姿を見せるのであった。

アイアンマンという存在

テレビクルーのインタビューを受けようとしたピーターだったが、クルーからされる質問は

「アベンジャーズのリーダーは誰か」

「アイアンマンの意思を継ぐのは大変なのではないか」

と、スパイダーマン自身に対する質問ではなく、トニーに関する質問が多く、早々にピーターはインタビューを切り上げてしまった。

トニーを失くしたことに対してのショックは大きかった。

おいていったはずのスーツ

夏休みに入り、ピーターは旅行の準備をし始めたが、フューリーからの一方的な非通知電話は鳴りやまなかった。

電話がかかってくる度に留守電モードに切り替えてピーターはフューリーからの電話には応じず、また、バカンスを楽しみたいという理由からスパイダーマンのスーツは置いていくことにした。

飛行機に乗ってヨーロッパへ行くため、ピーターはスーツケースを監査に通した。

しかし、これはどういうわけかパスできず、カバンを開けてみるとスパイダーマンのスーツがメイ叔母さんの「忘れものよ」というメモとともに入れられていた。

ピーターはスパイダーマンとしての責務を全うしなければならないかもしれないという危機感を覚えながらも、何とか監査をスルーして飛行機へ乗り込むのであった。

MJとブラッド

飛行機に乗ったピーターは親友ネッドと隣の席だった。

MJはずいぶん後ろの席で、ピーターはどうしても彼女のとなりに座りたいと思い、ネッドに頼み込んだが、ネッドの無理な口実に作戦は失敗。

こともあろうとにMJはMJを狙うブラッドの隣の席に座ることになり、ピーターは教師の隣に座る羽目になってしまった。

ブラックダイヤのネックレス

飛行機を降りたピーターは、ブラッドとMJが一緒に映画を観て楽しんでいた機内での出来事を見ており、これをネッドに相談したが、ネッドは隣に座った女の子と仲良くなり、なんと恋人同士になっていた。

突然の出来事にピーターは驚くも、気を取り直してMJに告白するため、イタリアにつくなりで彼女が好きそうなブラックダイヤもネックレスを自由時間に購入した。

ネックレスを買って店を出たところでMJに話しかけられてピーターは動揺するが、彼女がいった万能の言葉「ボー(イタリア語で失せろとかやばいとか便利な意味の言葉)」を使って何を買ったかは秘密にすることができた。

イタリアと水の怪物

2人が街を歩いていると、あたりの水が動き始め、激しい水しぶきが上がった。

水しぶきは巨人のように大きな怪物に変貌を遂げ、街を破壊し始めた。

ピーターはこれを止めようとするも、ホテルに荷物(スパイダーマンのスーツ)を置いてきたがために目立った動きをすることができないと思い、ネッドにみんなの誘導を頼んで一人こっそり市民の安全を守ることになる。

謎の男「ミステリオ」

人々を避難させるピーターだったが、怪物の破壊はすさまじかった。

ピーターも怪物に吹き飛ばされそうになったところ、寸前のところで謎の男が登場。

飛行しながら緑色の光線を出して怪物に攻撃をしかけた男は、市民の安全を考慮しつつ戦っているようだった。

ピーターも何か手伝うと彼に言うと、彼は援護するようにいい、ピーターは倒れかけた塔を支えて彼を援護。

男は力を行使して水の怪物を撃破し、市民に称賛されながら空をかけて消えていくのであった。

何をしていたの?

ホテルに戻ったピーターは、メイ叔母さんと電話で話し、どうやらメイ叔母さんとハッピーができているのではないかという内容の会話を耳にし、電話を切った。

そしてテレビでは昼間の出来事が報道され、謎の男は「ミステリオ(イタリア語で謎の男という意味)」と呼称され、称賛されていた。

それを見ていたMJに話しかけるも、どこにいっていたのか聞かれたピーターは「逃げていた」と答えるだけ、少し動揺してしまっていた。

エッフェル塔に行って告白をするという計画を実行するため、彼女をエッフェル塔に誘いたかったからだ。

勇気を振り絞ってMJにエッフェル塔の話しをすると、悪くない反応にピーターは内心胸躍らせるのであった。

ニック・フューリー登場

宿泊する予定の部屋にネッドとともに戻ったピーターは、MJとのやり取りを彼に話そうとした。

しかし、ネッドはどういうわけか気絶。

驚いて振り返ったピーターは、いつの間にか部屋に入ってきていたニック・フューリーを見つけて固まってしまった。

電話がかかってきていたにも関わらず無視し続けた罪悪感もあり、ピーターはフューリーの話を聞くことになる。

フューリーは話のはじめにトニーからの遺品としてサングラスをピーターに渡した。

ピーターはそれを受け取り、彼の話を聞くべく後をついていくのであった。

ミステリオ=ベック

フューリーについていったピーターはひそかにつくられた基地に招待され、そこでディミトリとベックを紹介された。

そして昼間助けてくれた魔法使いミステリオはベックであるということをピーターは知った。

また、ベックは異世界から来ており、昼間襲ってきた敵はベックの世界からやってきた異星人であることをフューリーから聞かされる。

異星人はエレメンタルズといい、水、風、土、火の4モンスターで、サノスの指パッチンの影響でベックの世界にいたエレメンタルズがきてしまったのだとそうだった。

また、ベックは異世界で家族を亡くしており、エレメンタルズには恨みを抱いていると語った。

ピーターはこの話に同情するも、ベックの圧倒的な力を見たこともあり、彼に任せておけば安泰だろうとフューリーからの依頼は受けず、夏休みを楽しみたいと彼に懇願した。

フューリーは聞き分けがいいようなことをいったが、勧誘をあきらめてはいないようだった。

夏休みをジャックされる……?

次の日。

ピーター達はダヴィンチ博物館に行く予定だった。

しかし、急遽予定はキャンセルされ、旅行会社のアップデートとやらでプラハにいくことになってしまっていた。

一同は困惑していたが、ピーターはこれはフューリーの仕業であることを確信していたのであった。

プラハは次の敵が現れるとフューリーがいっていた場所だった上、旅行会社が用意したといわれたバスの運転手は昨日フューリーが紹介したディミトリだったからだ。

休憩時間の出来事と、イーディス

バスでの移動の最中、ピーターはフューリーから受け取ったトニー(アイアンマン)からの遺品であるサングラスをかけてみることにした。

そして、サングラスが入っていたケースに忍ばせてあったメモを見つけ、イーディスと言えと書かれたその言葉通りにつぶやくと、サングラスから突然女性の機械音が聞こえていた。

彼女は「イーディス」といい、ピーターの指示しか聞かない特別な代物で、「死んでもボクはヒーロー」という意味が込められたトニーの大切な遺産だった。

ピーターはイーディスを大切に保管。

休憩時間になり、ピーターはディミトリから小屋に行くよう指示をされ、言われた通りに小屋にいくと、金髪の高飛車な女性が服を脱げと突然言ってきた。

困惑するピーターに、新しいスーツを持ってきたから早く服を脱いで着替えろと女性は指示。

ズボンをおろしたところ、ブラッドがトイレと勘違いして入ってきて恥ずかしい写真を撮られてしまう。

密会中ともとれる写真をとられてしまったピーターは弁明しようとするが、ブラッドは聞かず、これをMJに見せるといってバスへ帰っていくのであった。

ブラッドにドローン攻撃

慌てたピーターはバスが動き出すなり写真をおくろうとするブラッドを止めようと、イーディスを起動させた。

しかし、彼の指示はうまく通らず、ブラッドを標的としてドローンが攻撃をし始めてしまう。

何とかピーターはこのことをばれないように止めたが、後日ピーターはこのことについてこっぴどくフューリーに怒られてしまった。

また、ブラッドがとった写真は正しい指示をしてイーディスに消してもらい、MJに誤解されることはなかった。

光のカーニバル

プラハでは光のカーニバルが開かれる予定だった。

みんなそれに参加しようとしていたが、フューリーが根回ししたことで一行は安全な室内であるオペラ鑑賞をすることになる。

そしてオペラを鑑賞する際、ピーターは敵が現れる光のカーニバルで監視役をつとめることになってしまった。

MJにオペラ鑑賞で隣の席に座りたいと遠回りに誘われるも、ピーターはこれをあえなく断りカーニバル会場へ。

ネッドはピーターから光のカーニバルの会場は危ないと聞いていたが、恋人がカーニバルを見たいといいだし、やむを得えずに会場へ行くことになってしまう。

炎の巨人

スタンバイできたピーターは、会場のど真ん中に現れた炎の巨人(エレメンタルズ)を発見。

ベックに指示を出し、彼と共闘してこれを撃破しようとする。

しかし、会場にやってきていたネッドたちを見て二人を助けるために大きな活躍はできず、いいところは全部ベックに持っていかれてしまった。

二人の活躍はテレビでも放送され、ニュースーツ(黒いスーツ)を身にまとった蜘蛛男はネッドがうそぶいた「ナイト・モンキー」という名称で報道されることに。

また、フューリーにはベックをベルリンに連れて行ってアベンジャーズに入ってもらうと説明を受けるも、ピーターは自分で決めろと言われ、ピーターはバカンスを楽しむかこのままアベンジャーズとして活動するのか究極の選択を迫られるのであった。

イーディスを渡してしまう

悩んでいるピーターを見て、ベックは彼を夕食へ誘った。

ベックと話をするにつれ、ピーターは彼を信頼し、トニーが残したメモを思い出した。

「次のトニー・スタークへ。君を信じる」

ピーターはこのメモを、自分がイーディスを使うのではなく、イーディスを使いこなせる信頼できる人へ渡せと曲解。

イーディスは自分では扱いきれないと、ピーターはトニーが残してくれた大切な遺品をベックへ渡し、バカンスへ向かうのであった。

ベックの裏切り

彼を送り出したベックは、イーディスを手に入れるなり仲間とバカ騒ぎをしていた。

ベックはホログラムを使い市民にうその映像を見せ、嘘の敵と戦い、力を鼓舞し、称賛を得ていた偽ヒーローだったのだ。

過去にトニーやほかの人間から蹴落とされた人物(オバディアに怒鳴られていたウィリアムやヴィクトリア、シナリオをかく人物)を集め、偽ヒーローで自分たちの力を認めてもらおうと計画を立てたベックたちは、イーディスがスパイダーマンに渡ることも仲間から情報を得て知っていたのである。

まんまとイーディスを手に入れたベックは、膨大な量のドローンを駆使し、多くの人間を殺しながら、かつ、ホログラムの敵を倒してニューヒーローとしてアベンジャーズよりも上に行くことをもくろむのであった。

ツアーは終わり。。。

ホテルへ戻ったピーターは、ネッドから行く先々で怪物が現れることからツアーは終了になり、明日帰ることになった旨を聞かされた。

ようやく夏休みに集中できると思ったのにと落ち込むピーターだったが、MJに話しかけられ、勇気を振り絞って彼女を夜のお散歩デートへ誘うのであった。

MJに正体がばれる。

MJの答えはイエスだった。

ホテルを出た二人はぎこちない会話を繰り返すが、ピーターはネックレスを渡して告白しようと意を決した。

しかし、実はといった彼の言葉を遮って、MJはスパイダーマンだっていいたいんでしょう?と彼の正体を言い当てた。

動揺するもピーターはこれを否定。

MJは肝心な時にいつも抜け出すのはおかしいし、ナイト・モンキーの件も絶対にピーターであるといい、糸が絡まった鉄の機械をピーターに突き付け、迫った。

ピーターはMJが自分を見ていたのはスパイダーマンかもしれないと疑ったからかとMJに聞くと、MJはそれ以外にないでしょと答え、ピーターはこの答えに落胆してしまう。

ピーターはスパイダーマンであることを何度も否定するが、MJがもっていた鉄の機械に彼がふれた瞬間、突然ホログラムが起動。

ベックのたくらみを知るのであった。

MJにはごましきれないと悟ったピーターは自分の正体を明かし、急いでフューリーに真実を伝るため、一度ホテルへ戻ることにした。

全部ホログラム

ホテルへ戻ったピーターは、ネッドに状況を説明してからスーツを着てホテルを後にした。

急いでベルリンに向かったピーターは、車でやって来たフューリーに合流。

本部に移動してフューリーにベックの企みを説明したが、それはホログラムであり、ベックがはった罠だった。

まんまと罠にはまったピーターは、ベックの姑息な攻撃になすすべなくやられ、新幹線にひかれてやられてしまうのであった。

また、フューリーのホログラムをみせられたピーターはベックにベックの正体を知っているのはMJとネッドとその恋人であることを教えてしまい、3人はベックによって殺されるかもしれない事態へ状況は転がっていった。

目覚め。ハッピーとの再会

新幹線にひかれたピーターは、けがをするも生きていた。

自分で歩いて車両に乗ったピーターは気絶。

目覚めるとそこはオランダだった。

花屋のおじさんからピーターは携帯をかり、ハッピーに連絡をとって迎えに来てもらった。

今度はホログラムでないことをきちんと確認し、本物のハッピーと再会を果たしたピーターはハッピーが乗ってきた飛行船に飛び乗った。

事の成り行きを説明したピーターに、ハッピーは「トニーはいつも悩んでいた。けど、お前を後継者として選ぶことは悩まなかった。お前がいたから自分から犠牲になれたんだ」といい、ピーターはこの言葉に背中を押される形でベックに立ち向かうことを決意。

ハッピーが乗ってきた飛行機にはトニーが考案した設計型の機械が搭載されており、ピーターは頭の良さを発揮し、これを駆使して新型スーツを設計。

その姿はアイアンマンのスーツを設計する生前のトニーのようだった。

ロンドンへ

ベックはフューリーをだまし、ロンドンに新しい敵が出ると情報を流して足を運ばせていた。

しかし、フューリーにはハッピーが暗号をおくっていたことでベックが裏切り者であることは知られていたのであった。

ベックはホログラムを駆使して巨大な敵を作り出し、自ら抗戦するような形で市民に自分の力を誇示した。

そして現地には多くのロンドン市民と、MJやネッドたちがいて、彼らは巨大な敵の襲撃に遭い、死に直面していた。

MJたちが危機に瀕する中、ピーター達はようやく到着。

新型スーツに身を包んだスパイダーマンは空を悠然と飛んでホログラムの中に突っ込んでいった。

ホログラムの中には無数のドローンが飛んでいた。

ピーターはこれを糸でつなぎ合わせ、電撃を流す(新型スーツの特性)ことで破壊、片づけて行った。

しかし、これをベックに感づかれ、ピーターはベックと戦うことになる。

ベックとの死闘

ハッピーはMJたちと合流し、ドローンから身を守っていた。

そんな中、ピーターはベックと直接対決。

ベックは卑怯にもホログラムを駆使して再度ピーターを亡き者にしようとするが、第六感を研ぎ澄ませたピーターはドローンの動きを正確によんでこれを撃破。

ベックが銃で頭を撃ち抜こうと隙をついた際も騙されずに冷静に判断し、ベックを返り討ちにした。

ベックは自業自得ではあるが、イーディスの使用ミスで被弾し、死亡。

ベックからイーディスを取り戻したピーターは、ドローンでの攻撃をやめさせ、街を救うことに成功し、また、MJたちも守ることができた。

MJ

街の平和を守ったピーターは、MJと再会を果たした。

MJと話をすると、MJはあの時は嘘をついてしまったと、本当はピーターを目で追っていたのはスパイダーマンだからかと疑ったわけではなく、気になっていたからだということが判明。

ピーターたちは晴れて恋人同士になることになり、無事にニューヨークへと帰還を果たすのであった。

ネッドはスピード破局

ニューヨークに着いて、ピーターはネッドにダブルデートしない?と誘うが、ネッドたちはこの旅行の間にすぐ別れてしまっていた。

しかし、二人の間には落ち着いた雰囲気が流れており、破局した感じはあまり感じられなかった。

ピーターはメイ叔母さんと合流し、ようやく家路へとつくのであった。

ハッピーとメイ叔母さんの関係

ピーターはメイ叔母さんとハッピーとの関係が気になり、二人の関係について聞いたが、ハッピーは付き合っているつもりだったが、メイ叔母さんにはその気がないことを知り、気まずい雰囲気にならないうちに家を飛び出した。

蜘蛛の糸を使い、ニューヨークを颯爽と飛び回ったピーターは、MJと合流。

彼女を腕に抱いてニューヨークを飛び回るのであった。

エンドクレジット後の映像

さんざんMJとニューヨーク内を散策したピーターは彼女をおろして突然入ってきた市内の報道に目をやった。

しかし、その報道はベックがドローンを使ってロンドンを攻撃した内容がピーターがやった内容として報道され、さらに、スパイダーマンはピーター・パーカーであるという正体を明かす報道であった。

ピーターはこの報道に「嘘だろ」と頭を抱えるのであった。

エンドクレジット後の映像➁

ニック・フューリーとその右腕マリアは車を走らせていた。

しかし、その姿は一瞬にして異星人の姿へ変貌。

二人はタロスとその嫁であり、フューリーにお使いを頼まれて今回の一件にかんでいたようだった。

また、タロスはフューリーにスパイダーマンの報道を告げようと彼に電話。

しかしフューリーは宇宙にいて、この電話をよくきかなかった。

タロスはフューリーに帰ってきてほしいと懇願していたが、フューリーは地球へ帰ってくるのだろうか__?

管理人の作品感想

前作で死んだトニーの遺言が気になりつつ、トム・ホランド大好きなのでとても楽しみにしていた本作。

実はトニー死んでなかったとかいうハッピーはフェイクニュースないかなぁと思っていましたが本当に死んじゃってて『エンドゲーム』以降初めての悲しみを覚えた作品でした。

『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』自体は面白いですが、アイアンマン亡き後の直接的な続編ともあり、観るのが少しつらかったです。

ピーターもピーターでなんだかんだすごいトラウマになっているようだったし、どれだけ彼がトニーを信頼していたのかがひしひしと伝わってきたのでそういう意味でもしんどかった……です。

ピーターは本作のエンドクレジットまではMJと結ばれてハッピー中のハッピーでしたが、なんだあの終わり方は。

おまけ映像でこんなに衝撃を受けたのは久々かもしれません……

ベックって悪い奴ですが、最後のなすりつけ映像はウィリアムがいじってにせニュースをマスゴミにリークした感じですかね……

せっかくMJと仲良くなれたのにこいつはねえぜ/(^o^)\

16歳の少年にはきつすぎるなぁと思いつつ、帰ってくるのかなと思わせるフューリーの今後も気になるあの終わり方。

ずるい……ずるいすぎるぞMCU。

こんなんまた次作も観に行っちゃうじゃないですか……

次回作はまだわかっていないので何ともいえないですが、早くトムホの今後が知りたいですねえ……

かわいそうなことにならないといいですが。

もう地球捨てて宇宙で隣人しちゃいなよとかおもっちゃいますが、トニーの意思を継いでいるのでそれは絶対なさそうだし、どうやって打開していくか見どころですね。

気になっているけどまだみてないんだよねえという方はぜひ映画みてみくださいませ。

最悪スパイダーマンシリーズだけ見ておけばまぁ……わからなくはない(わからないところ多いかもですが)ので、MCU初心者という方もシリーズちょこっとかむくらいでみてみてください。

本当に、すごく、とてつもなく面白いのでMCU見ないのはもったいないです。

まとめ

以上が『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』についてまるっとネタバレでした。

すごく面白い話だったので、よければみてみてください!

ではでは、映画を観るよー!という方も、そうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

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