M・ナイト・シャラマン監督とジェイソン・ブラムがタッグを組んで制作されたホラー映画『ヴィジット』。
2015年に公開された映画作品で、管理人的には結構おすすめのホラーです。
まだ観ていないという方の参考になればと思いかきかきしております( ゚Д゚)
今回はホラー映画『ヴィジット』の感想と評価、記事下に怖いシーンのネタバレを記載していきます。
ネタバレをみたくない人はスクロールをゆっくりしてください。
※ネタバレに入る区切りには赤字で注意書きがあります※
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目次
『ヴィジット』予告動画+あらすじ
一応、予告動画とあらすじを載せます!
映画内容を全く知らないよ!という方はご参考までに(>_<)
予告動画
あらすじ
父親が出ていってから心に闇を抱えていた姉弟は、1週間休暇を過ごすため母方の祖父母の家を訪れ、暖かい歓迎を受けた。
祖父母からは
「地下室へ行かないこと」
「好きなものは好きなだけ食べること」
「楽しい時間を過ごすこと」
「夜九時半以降は部屋から出ず、眠りにつくこと」
など、いくつかの約束をさせられるが……次第に祖父母の様子がおかしいことに姉弟は気づき始める。
夜な夜な奇妙な音が廊下から響いてくることに不信感を抱いた姉弟は開けてはならないといわれた扉を開けてしまい__。
登場人物説明
- ベッカ – オリビア・デヨング(清水理沙)
姉弟の姉。ドキュメンタリー風の映像を撮ろうとカメラを回し続ける。かわいい。 - タイラー – エド・オクセンボールド(河杉貴志)
ラッパー……ではなく、姉弟の弟。姉に頼まれて映像を撮る手伝いをする。潔癖症。かわいい。筋肉はない。 - ママ – キャスリン・ハーン(久行敬子)
美人ママ。両親とは19の時に家出をし、それ以来会っていない。とにかくきれい。 - 祖母 – ディアナ・デュナガン(野村須磨子)
姉弟を歓迎する老婆。夜中になると…… - 祖父 – ピーター・マクロビー(側見民雄)
姉弟を歓迎する老爺。失禁症。すぐに仮想パーティに行きたがる。たぶんくさい。
感想と評価について
ホラー映画としてはB級に分類されている今作『ヴィジット』ですが、個人的にはかなり好きな一本でした。
勘がいい人だと映画序盤でラストのオチが予想できちゃいますが、わかったらわかったでそれなりに怖いです。
オチが分かっても怖いという映画は少ないので、そういう点でかなりおすすめ。
姉弟を歓迎した祖父母の奇行が主に恐怖をあおってくる映画で、人間の狂気をテーマにしているのかな…?
パラノーマル・アクティビティのプロデューサーと手を組んだってだけあってカメラワークを使った特殊な演出技法を使っています。
視点によってはみたいところが見えなかったり、みたくないところがばっちりみえてしまったり……
カメラワーク視点で映画を観たことない人にとっては新鮮で、どっきりする演出が多いかもしれません。
もちろん、感想は観る人によっちゃいますが、RECシリーズやパラノーマルシリーズが好きな人は結構はまる可能性が高いと思います!
みんなの評価
管理人の評価だけだと偏っちゃうのでTwitter上の評価を一部だけ引用させていただきます!
「ヴィジット」
祖父母の家に預けられた姉弟の「何か変だぞ」な話。シャマラン監督のホラーは普通に画面の見せ方が怖い!設定と状況で大体オチは判るのだけど、それでもハラハラするシャマラン節。下手なゾンビより怖い。しかしママ、自分の両親に対してあっさりしすぎでは?— sin (@hazamatyou) 2018年11月19日
僕は熱心なシャマラニストでは無いんですが、ヴィジットは本当にハマりましたね。シャマランの作家性と映画的面白さが見事に合致している。「レディインザウォーター」とは大違いだ
— シュローダー (@slyuroder) 2018年11月18日
やっとヴィジットを観たんだけど良いシャマランだった
怖いとギャグの紙一重感素晴らしかった— のり弁 (@poguri11) 2018年11月18日
本当に一部ですが、酷評はちょっと探した感じは見つかりませんでした。
管理人も上記の方々同様、楽しめましたがこればっかりは観る人によるので、嫌いな人は嫌いだとは思います_(:3」∠)_
う〇ことか汚い表現もあるので汗
『ヴィジット』鑑賞におすすめ媒体
お金払えばDVD借りてきたり、youtubeでもムービーメーカーから観られます。
DVDを借りてくるのが面倒だったり、お金を払うのがいやという人には今ならAmazonプライムで字幕版『ヴィジット』が配信されているのでこちらの登録がおすすめ。
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実際管理人もこの方法で本当は借りてみなきゃ見られないような映画をたくさんみましたが、期間中に解約したら本当にお金がかからなかったのでおすすめの媒体です。
↓詳細は下記から↓
※以下項目からネタバレです※
何が怖いのか怖いシーンネタバレ
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怖いシーンをそれぞれネタバレしていきます。
映画鑑賞前に見るとてんで面白くなるのでまだ観ていない人は読まないほうがいいです!
祖父母の奇行がやばすぎる
とにもかくにも、この映画の醍醐味は祖父母の奇行の数々が気色悪すぎること。
姉弟が泊まりに行った家のばあさんじいさんの行動がもうホントにすさまじいです。
姉弟は快く迎え入れられたことから、初めてあった祖父母を良い人と思っていました。
しかし、夜になって奇妙な音が家中に響き渡り、この家は何かがおかしいと気づき始めます。
ある夜、「奇妙な音の正体」をさぐるため、弟が開けてはならないといわれた部屋の扉を開け、ばあさんの気色悪い姿を見ることに。。。
その際にみた光景がこちら
画像だとわかりづらいかもですが、全裸のばあさんです。
驚きと恐怖から姉弟はすぐ扉を閉めますが、ばあさんが廊下に全裸で、ガリガリガリガリと壁を爪でひっかきまくっていました。
音の正体はばあさんの爪の音。
バタバタバタバタ足音が響いたりもしますが、それもばあさんが廊下中を駆けずり回っているからです。
このほかにもたくさんばばあの奇行が続いて姉弟をびびらせていきますが、まとめると祖母の奇行は以下の通り。
祖母のキチガイ行動
床下ハイハイ鬼ごっこ
姉弟が映画中、家の床下で鬼ごっこしますが、誘ってもいないし絶対参加していなかったのに、いつの間にかばばあが加わっています。
エクソシストばり(あんな怖いポージングではないですが)に追いかけまわしてくるのは本当に驚きました。
つかまったら殺されるのではと思わせるほど、めちゃくちゃに怖いです。
なぞの棒立ち
理由はないですが、ばあさんが廊下で棒立ちしているシーンがあります。
見方によっては笑えてしまうかもしれませんが、カメラワークとか演出が絶妙で恐怖をあおってきます。
カメラに気づいちゃったよーん
祖父母が普通じゃないため、カメラに収めようと姉がカメラを部屋に設置。
カメラに気づいたのか否か不明ではあるものの、カメラの前まで来たばあさんが相当なカメラ目線をかましつつ、ばたばた走り回ったり変なポーズをとったりとりあえず奇行をカメラに収めます。
気付いてほしかったのかどうかはわかりませんが、見られて興奮しちゃう体質なのかと思わせるほど奇行を見せびらかしてきます。
このシーンも、カメラが見つかった瞬間のばあさんの顔とか、動きが速すぎる点とか……
狂気の演出が絶妙で結構怖いです。
オーブンに閉じ込める
これなんだったっけな……ちょっと書き直しをしているので忘れてしまいましたが、弟か姉がオーブンの中をみてくれとばあさんに頼まれて中にはいってオーブンを見るシーンがあります。
オーブンの中に入れと強要されて入った孫。強要したばあさんは孫がすっぽりオーブンに入ったことを確認した瞬間豹変して扉を閉めて閉じ込めます。
すぐに出してくれるんですけど「このままパイにされちまうんじゃ……」と、鑑賞者の不安をあおってきます。
孫を殺しかねないばばあの奇行は見どころの一つ。
とにかく顔が怖い
奇行ではないかもですが、とにもかくにも「このばあさんやばい」と鑑賞者に心象を与えてからの彼女は顔が終始怖いです。
しわとか、どうしようもないんですけどこりゃ役者さんに拍手したくなるほど気色悪くて気味が悪い……
祖父の奇行は?
あまりにも祖母の印象が強すぎて忘れちゃいそうですが、祖父もちゃーんと活躍してくれますよ!
以下、祖父の奇行の数々。。。
自殺しようとしている
これどういうわけか一回みただけじゃわからなかったんですけど……
おじいさんは死にたいのか銃口を口に当てて死のうとしているシーンがあるんですよね……
唐突に自殺しようとしているシーンが出てきたのでこれも怖かったです。
うん〇付き紙おむつを孫の顔にべしゃり
正直、みていてこれが一番強烈でした。
じいさんはたびたびおもらししてしまっていると中盤で明かされるんですが、終盤で弟の顔にう〇こがついた紙おむつをなぜかべしゃっとつけるんです……
怖いというよりも「うえ、き、気色悪い!」と思わず口を覆いたくなる描写は、受け入れられない人は無理だと思います。
仮装パーティ大好きじじい
じいさんはぼけてしまっているんですが、開かれてもいない仮装パーティにとりあえず行こうとします。
「だから仮装パーティの日じゃないでしょ!」と、観ている側すら突っ込むレベルで行きたがります。
これは怖いというよりも、ちょっと面白いかもしれないです。
孫を殺そうとする
ばあさんが孫を殺そうとするシーンは直接的には描かれません(見ようによっては殺そうとしているようにも見えるけど手を下そうとはしていない)が、じいさんは殺そうとします。
もうオチも明らかになってからなので恐怖は薄れていますが……狂気としては十分怖いと思います。
色々と祖父母の奇行についてまとめてはみましたが、ばあさんの奇行がすさまじすぎてじいさんがかすんでしまいますね……。
いや、じいさんのうんこ事件も相当すごいですが、ばあさんの全裸事件とかオーブン事件とか全体で比べるとすさまじさが際立ちまくって、これだけみるともう何が何だかわからないです。
もちろん爺さんが孫を殺そうとするのが一番の奇行といえますが恐怖をあおってくるのは主にばあさんなので突然のばあさんドッキリには注意が必要かもしれません。
衝撃のラストネタバレ
衝撃のラストとか勝手につけちゃってますが、映画を観ていたら中盤くらいでわかっちゃう人もいるかと思います。
ネタバレしちゃうと……
おかしな行動をとっていた祖父母は本当の祖父母ではなかった。
という感じです……/(^o^)\
映画終盤、おかしなばあさんじいさんに姉弟は恐怖して、母親に早く迎えに来るようお願いします。
その際、スカイプで通話をしていて、外にいるじじばばを母親に見せるのですが、母からは
「その人たちは本当のおじいちゃんおばあちゃんじゃない」とまさかの言葉を告げられてネタバレとなるんですね_(:3」∠)_
ネタバってからこの映画が急展開していき、
・近づくなといわれた地下室に本物のじいさんとばあさんの死体が隠されていたり、
・本当のじじばばを装っていた偽じじばばは精神病棟から抜け出てきた精神病患者であることが判明したり、
・訪ねてきた女性が外で首つり状態でみつかったり
と、観客をびびらせる種が次々に明かされていきます。
最後は襲ってくるばばあを姉が、じじいを弟がやっつけ、警察を連れてきた母親に助けられエンディング。
管理人は残念ながら途中で「これ、本当のじじばばではないのかな?」と察してしまいましたが、カメラ視点の描写が非常にテクニカルでオチがわかっていても十分楽しめる映画でした。
どんな人にむいている? むいていない?
ホラー映画好き。ドッキリ好きの人にはおすすめです。
ホラー映画といってもお化けや化け物が出てきたりはしないので、人間の狂気が起こす恐怖を味わいたい方に特におすすめ。
あとばばあドッキリアタックが何度かあるのでドッキリ好きは盛り上がる……かも?
ドッキリびっくり展開が苦手な人にはちょっとおすすめできません(;・∀・)
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