ネタバレ『X-MENダークフェニックス』結末や登場人物の顛末、ウルヴァリンは出てきたのかなどまるっとまとめ

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X-MENシリーズ最新作『X-MEN ダークフェニックス』。

みんな大好き「ジーン・グレイ」がまた闇落ちしそうな予告動画が解禁されて以降、早くから注目されていた映画。

劇場でみるぞ!と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、

・『X-MEN ダークフェニックス』結末(ラスト)

・本作にウルヴァリンが登場したのか

・死亡したキャラクターと生存したキャラクター

・ジーンがどうなったのか

・作品時系列とシリーズ作品

・結末までの詳細ネタバレ

以上について記載していきます。


目次

※ネタバレ記事のため注意※

『X-MENダークフェニックス』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

X-MEN主要メンバーの一人であるジーン・グレイは、宇宙であるミッションの途中、事故に遭ってしまった。

事故がきっかけとなり、ジーンの中にあるもう一人の人格「ダークフェニックス」が目覚め、暴走。

最強の味方ジーン・グレイは、地球上の全ての生命を滅ぼす圧倒的な力を手に入れ、最凶の敵になってしまう__?

『X-MEN ダークフェニックス』結末(ラスト)はどうなったの?

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『X-MEN:ダークフェニックス』では、

ジーン・グレイの隠されたダークフェニックスの力が暴走し、宇宙から地球上すべての生命体を滅ぼそうとやってきた宇宙人によってその力が利用され、X-MENの最強の敵になってしまいます。

しかし、プロフェッサーX率いるX-MENの活躍によって再び仲間に引き入れることに成功。

ジーンは宇宙から来たヴーク率いる侵略者を撃破しますが、劇ラストでヴークに接近されて直接ヴークを殺してしまえば仲間を道ずれにしかねない状況にジーンは追い込まれます。

ジーンは恋人スコットや、親代わりであるプロフェッサーXなど家族同然の仲間を犠牲にするわけにはいかないと敵を宇宙へ引き上げて宇宙上で力を爆発させ、消滅

ジーンは死んだものとされて映画は幕を閉じました。

『X-MEN』シリーズのおすすめ視聴方法

マーベルコミック原作の実写化映画作品『X-MEN』ですが、X-MENに関しては本作までに下記6作品公開されています。

・『X-MEN』

・『X-MEN2』

・『X-MENファイナルディシジョン』

・『X-MENファーストジェネレーション』

・『X-MENヒューチャー&パスト』

・『X-MENアポカリプス』

今作を見るにあたり、上述した作品をできるだけ観ておいた方が良いので、まだ見ていない方は予習してみてくださいませ_(:3」∠)_

一作目の『X-MEN』は今から20年ほど前の2000年に公開されたこともあり、おさらいがてら見直したいという人もいるのではないでしょうか。

X-MENシリーズを一気見するのであれば、上記6作品が全て配信されている動画配信サービスの「U-NEXT」がおすすめです。

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『X-MEN:ダークフェニックス』ウルヴァリンは登場したの?

1作目『X-メン』や『ローガン』、『ウルヴァリン』などでお馴染みの鋼の爪を持ったローガンことウルヴァリンですが、本作『X-MEN:ダークフェニックス』には一切登場しませんでした。

ちらりとも顔を出さなかったので彼の顔を見たいから劇場へ足を運ぶという方は注意。

悲しい話ですが、姿はもちろん、名前すら出てきません……

死亡したキャラクターと生存したキャラクター

本作『X-MEN:ダークフェニックス』では、重要なキャラクターが悲運にも死んでしまいました。

犠牲者は1作目『X-メン』からシリーズで親しまれてきたミュータント「ミスティーク(レイブン)」

力をコントロールできなくなったジーンを落ち着かせようと、予告動画ではミスティークが彼女に歩み寄るシーンがあります。

しかし、

この後ジーンの力は暴走し、

吹っ飛ばされたミスティークは突起物に衝突する形で腹部を貫かれ、ハンクやほかのX-MENに見守られる前で息絶えてしまいました。

故意ではなく不慮の事故でジーンはミスティークを殺害

このことが原因で彼女を愛していたハンク(ビースト)やマグニートー(エリック)の恨みをかい、抗争へと発展していきます。

そのほかのX-MENメンバーは本作では生存。

ただ、ミスティークが殺害される前に同じくジーンの力によって吹っ飛ばされたクイックシルバー(ピーター)は重傷を負ってしまいました。

ちなみに、クイックシルバーの活躍は重傷を負うまでで、それ以降は一切出てきてくれません……

人気のキャラクターなので、残念に思う人も多そうです。

ジーンはどうなったの?死んじゃったの?

ジーンは映画ラストで敵の親玉であるヴークとともに宇宙へ行き、宇宙上で力を解き放ってヴークともども大爆発します。

その後、炎は火の鳥のような形になって、ジーンがどうなったのかは詳しく描写されません。

宇宙の出来事を地球から見守っていたX-MENメンバーのスコット(サイクロップス)は「彼女は死んだ」といい、プロフェッサーXは「自由になった」といっているため、死んだ可能性もあります。

ただ、映画の最後の最後で、空が映った際、火の鳥(フェニックス)が飛んでいるような炎が映りこんだので、生きているのではないかと捉えることも可能。もしくは火の鳥になっちゃったとか(オイ)

彼女がどうなったかは、

遺体が出てきた等の直接の「死」を明白にする描写がされなかったので不明です。

ただ、最後に火の鳥が飛んでいたところを見ると、不死鳥のごとくジーンは生きている、復活したととらえるのがいいのではないかなぁと管理人は個人的には思います_(:3」∠)_

『X-MEN:ダークフェニックス』の時系列はシリーズでいうどこにあたるの?

『X-MEN:ダークフェニックス』は、X-MENシリーズ6作目『X-MEN:アポカリプス』の後の出来事を描いた1992年を描いた作品

です。

ちょっと突っ込んだ話になりますが……

1作目『X-メン』や2作目『X-MEN2』、『X-MEN:ファイナルディシジョン』、『ウルヴァリン:SAMURAI』は、『X-MEN:フューチャー&パスト』でウルヴァリンが過去に戻ったことで未来を変えちゃったため、別の世界の話になります。

なので、本作『X-MEN:ダークフェニックス』に直接的な関係はありません。

上記した1作目~3作目、『ウルヴァリンSAMURAI』は『X-MEN:ダークフェニックス』とは全く別の時間軸の話と考えなければならないので、上記した違う時間軸のお話はここでは置いておきますね_(:3」∠)_

そのことを踏まえ、

『X-MEN:ダークフェニックス』に関わる作品を時系列順に並べると……

【1.1962年】X-MEN:ファースト・ジェネレーション

【2.1972年】X-MEN:フューチャー&パスト

【3.1983年】X-MEN:アポカリプス

【4.1992年】X-MEN:ダークフェニックス

上記のようになります。

ジーンがちょっと力を解放してアポカリプスを倒した映画の、後の作品ということになります。

ちなみに、X-MENシリーズのスピンオフ映画『デッドプール』とその続編もこの世界と同じ時間軸の話

2016年(デップー)、2018年(デップー2)を描いた作品なので、『X-MEN:ダークフェニックス』を見た後、また見返してみても面白いかもしれません。

『X-MEN:ダークフェニックス』は、

1992年の話(ジーンの幼少期のお話も盛り込まれているので、ちょっとばかし話が戻ったりもしますが主に1992年を描いています)で、シリーズでいうと『X-MEN:アポカリプス』の後のお話

スピンオフ『デッドプール』より以前を描いた作品になります。

『X-MEN:ダークフェニックス』を鑑賞した感想

マーベル映画最新作ともあり公開日に観てきましたが……

正直にいうと観るのが苦しい映画でした_(:3」∠)_

X-MENシリーズは『X-MEN:アポカリプス』でキャストが一新されて「まじかよ……」と思ったこともありましたが、新しいキャストのジーン(ソフィー・タナー)は私はかなりお気に入りで好きでした……

最後にジーンが死んじゃったみたいな描写がされてすごくつらかったです。

また、誰も責められないのがまた苦しい……

プロフェッサーX(チャールズ)がジーンに嘘をついたのも、8歳の女の子に「親から君は捨てられたんだよ」と正直に言えなかったのが真実なので、理由がすごーくわかるし責められないし、ジーンも家族(X-MEN)を守りたくて宇宙で大爆発したのも明確でわかりやすいので、この結末はどうにも回避できなかったように思えます…

「いやいや、そもそもジーンに嘘つくんじゃねえよプロフェッサーX」と言いたい人もいるかと思いますが……

実際、8歳の女の子が「両親は死んだのね」と悲しそうに言っている姿を見たら本当のことなんて言えないんじゃないかなぁと思います……

親から怖がられて捨てられたっていったら精神崩壊しちゃいますもんね……

キミを守るためだったんだと彼が言うのもわかります。

親から捨てられた事実を突きつけた上で母親を眠らせて殺しちゃったのも君なんだよなんていったら地球崩壊しかねないですよ( ゚Д゚)フェニックスカクセイシチャウ

この判断は正しかったんだと思いますよ……プロフェッサーXの嘘のせいでここまでなったのは明白ですが……彼を責めるのはちょっと違う気がします。ハンクは我を忘れてせめまくってましたが。

どうにも誰も責められないのはかなり苦しい映画でした。

しいて言うなら、ヴークは宇宙からやって来た謎の侵略者なので、怒りをぶつけるならここにですかね……

こいつらが来ようが来まいが、NASAの宇宙飛行士を助けにいって力を増幅させちゃったフェニックスの暴走は回避できなかったと思いますが。

まぁジーンは生きているかもしれない描写があったので、内輪もめで死んじゃったミスティークが一番かわいそうですかね……

ミスティークは1作目から結構好きだったので本当に残念です。

いや、ジーンの方が好きなので私はジーンを庇っちゃいますが……

実は生きてたみたいな流れは葬式まですましちゃってるのでないと思います…

どこかで生きててほしい気もするんですが無理でしょうな……

これでX-MENシリーズは終焉とかいっちゃってますが、なんだか続くような気もします。

マカヴォイ(プロフェッサーX)は校長をやめてハンクに譲りましたがエリックに引き取られる(助けてもらう)みたいだったし、そもそもX-MENで死んだのはミスティークとジーン(生きてる可能性が高い)だけなので……

あとウルヴァリンもどっかにいるはずなので、何かしらで続いていきそうな気がします。

そもそも論ですがこの映画自体もアポカリプスが公開されてからもう作りませんよー、一度終わりですから―みたいなこと言ってたのにすぐ続編でたので多分またあるでしょう。

X-MENシリーズ(スピンオフは除く)に関してはジーンが生きているのかどうなのかが争点ですかね……

結末までの流れ

この項目では結末までの詳しい流れをすごい勢いでネタバレします。

冒頭:ジーンが幼い頃の事故

1975年。両親とともに、8歳のジーンはドライブを楽しんでいた。

両親はジーンにサイコキネシスの力があることを知っているようで、車内でかかっていた音楽をジーンが変えたことをとがめ、ジーンの母はジーンが変えたチャンネルを元に戻した。

しかし、ジーンはこれをまた替え、母が心のうちで文句を言ったことに対してパニックになり、力をうまくコントロールできなくなってしまった。

やめてとジーンが言うと、母は気を失い、ハンドル操作を誤り、ダンプカーに衝突。

車は横転し、両親は重傷。

しかしジーンはサイコキネシスの力で守られ、一切のけがを負うことはなかった。

プロフェッサーXとの出会い

病院の待合室で、ジーンは両親は死んだのではないかと悟っていた。

そこへ、若い頃のプロフェッサーXが車いすで面会にやって来た。

プロフェッサーXは8歳のジーンに

「特別な子がいる学園へキミを迎え入れる。

力をどう使うかはキミ次第で、キミの手助けをする」

そういってジーンを恵まれし子らの学園へと連れて行くのだった。

壊してしまうから

学園へと連れてこられたジーンは、

立派な学園を前に、中に入るのをためらった。

サイコキネシスで物を壊してしまうからだ。

その旨をプロフェッサーXに話すと、彼は

「壊したものは僕が治すよ」といい、

「私も治せる?」ときいたジーンに対して、「キミは壊れてないから直す必要はない」と、彼女の手を再度引くのであった。

英雄視

時は経ち、1992年となり、ジーンはすっかり大人になっていた。

ミュータントたちの活躍により、人類はミュータントを迫害することが少なくなり、プロフェッサーXの思惑通り、ミュータントたちの居場所は広がりつつあった。

そして、プロフェッサーXはテレビでNASAが打ち上げたシャトルが宇宙で事故に遭い、帰ってこられないニュースを目にする。

その瞬間、電話がなり、大統領から直接プロフェッサーXに、X-MENを救助に向かわせてくれと依頼が入るのであった。

一抹の不安

X-MENを急遽あつめたプロフェッサーXは、レイブン(ミスティーク)をリーダーとしてNASAのシャトル乗組員を助けにいくよう命じた。

レイブンはこれに対して「危険があればすぐに引き返す」といい、不安に思うジーンを励ましてメンバーを戦闘機へ搭乗させた。

乗組員の救助

救助のため搭乗したのは、

リーダーのレイブン、

瞬間移動能力をもつ「カーター(ナイトクロウラー)」、

高速移動ができる「ピーター(クイックシルバー)」、

テレパス+サイコキネシスもち「ジーン」、

目からレーザーを照射できる「スコット(サイクロップス)」、

青い獣姿の「ハンク(ビースト)」、

天候を思うがままに操れる「ストーム」の7人のX-MENメンバー。

7人はすぐにシャトルを発見したが、シャトルは太陽光フレアに吸収されそうになり、ぐるぐると機体は回転してしまって中からの操作は不能だった。

そこで、スコットのレーザー光線を当ててシャトルの内に入れるよう、回転を遅くしたメンバー。

ようやく中に入れるようになったメンバーは、シャトルの損傷をストームがカバーしている間に、瞬間移動能力を使えるカーターに一瞬で人を集めることができるスピードスターであるピーターをシャトル内に連れて行かせ、二人に連携をとらせて救助を試みた。

二人の活躍によってシャトルのメンバーは救助されるも、シャトルの別の場所にいた隊長を捕まえられず、太陽フレア隣でシャトルは爆発寸前の状態になってしまう。

危険が迫る中、ミスティークはメンバーの安全を考え帰還を考えたが、プロフェッサーXは救助しろと譲らず、隊長救助に当たらざるを得なくなってしまった。

ストームはこれ以上持ちこたえられなかったことから、カーターとジーンをシャトルの中に移動させ、ジーンにシャトルを修復させている間に隊長を救出する作戦を実行することになる。

30秒で戻ってきてと約束し、ミスティークは二人を見送った。

太陽フレアを飲み込む

カーターの力でシャトルの中に入ったジーンは、シャトルを修復した。

カーターはシャトル内をくまなく調べ、ようやく隊長を発見。

カーターは何とかメンバーがいる機内に隊長を連れ帰ったが、太陽フレアに近づきすぎたシャトルはジーンを乗せたままフレアにぶつかり大爆発を起こした。

生き残ることは不可能のように思えるほどの大爆発だったが、みるみるうちに何かに吸収されて爆発は治まっていった。

炎を吸収したのはジーンだった。

気を失ったジーンは、カーターによって機内に運びこまれる。

駆け寄った恋人のスコットがジーンを呼ぶと、「みんなは無事?」と、ぼんやりしながらジーンは聞くのであった。

全員救出

X-MENメンバーは、シャトルの乗組員を全員救出することに成功し、地球への帰還を見事果たした。

人類にはミュータントが必要であることを世界へ知らしめる結果を与えたと、プロフェッサーXは喜んだが、ミスティークはこれを良くは思わなかった。

下手をすれば、ジーンを失くす結果になったかもしれなかったからだ。

このことをプロフェッサーXにミスティークは忠告したが、プロフェッサーXはミュータントには安全な場所が必要だと、人類に好かれることが安全への第一歩として、少しの危険は仕方がないことと、一切譲らないのであった。

力の暴走と、真実

太陽フレアを吸収したジーンは、念のためハンクの検査を受けていた。

ハンクの検査によると、測定できないほどジーンの力が増幅しているらしかったが、ジーンは高揚感があるだけでいたって健康であった。

スコットは本当に何もないか彼女の身を案じたが、ジーンは学園の庭で開かれていた生徒たちのパーティに参加しようと、彼を誘うのであった。

パーティに参加したスコットは、ジーンの身をやはり気にしていた。

ストームに大丈夫だと思うか問いかけたが、ストームはあの様子じゃ平気そうねと、お酒をあおるジーンをみて安心しているようだった。

スコットもこの意見に同意し、ジーンのもとへ戻って、子供たちがジーンを尊敬していること、また、

子供たちがジーンを不死鳥=フェニックスと呼んでいることを告げた。

それを聞いたジーンは、何かが頭の中でフラッシュバックし、錯乱してしまう。

頭の中で繰り返される声に、ジーンはやめてと叫ぶと、力が暴走し、周りのものを一切吹き飛ばしてしまった。

プロフェッサーXと大統領

大統領に直接お礼を言われていたプロフェッサーXは、大統領が開いたパーティの最中、ジーンが強力な力を放出したことを察知し、急遽学園へ帰ることにした。

学園へ帰ったプロフェッサーXは、気を失ってベッドで休んでいるジーンに触れるが、力が増幅していたため心を読めなくなってしまってしまっていた。

セレブロ起動

彼女の心が読めないプロフェッサーXは、セレブロを使って自身の力を増幅させることにした。

心配したミスティークとハンクを連れ、プロフェッサーXはセレブロを起動させ、力を増幅させて彼女を探した。

ようやくジーンの中に入り込むことに成功したプロフェッサーXだったが、ジーンは小さい頃ひどい事故にあったため、それを隠すために心に壁を作った、それが太陽フレアを吸収したせいで壊れそうになっている旨を二人に話すのであった。

ミスティークはこれに対し、小さい子に対して何をしたの?と詳細を聞こうとするが、彼女を守るにはそうするしかなかったんだとプロフェッサーXはジーンに呼び掛けて事故を思い出しつつあるジーンに交信を試みた。

しかし、ジーンは太陽フレアによって解放された記憶をたどり、父親があの事故で死んでいなかったことを知ってしまう。

プロフェッサーXが両親は死んだと嘘をついたことにショックを受けたジーンは、プロフェッサーXを頭から追い出し、学園を飛び出してしまうのであった。

ついていきたいスコットを眠らせて

目を覚ましたジーンは、恋人のスコットに止められるも、彼の頬に傷があるのを見て一緒にいたら傷つけてしまうと彼を拒絶し、眠らせた。

その間にジーンは学園を飛び出し、父の元へ急ぐのであった。

ジーンを追いかけて

プロフェッサーXは、スコット、ストーム、ミスティーク、ハンクを連れてジーンが真相にたどり着く前に学園へ連れ戻すべくジーンの父親の家へ急行した。

しかし、メンバーよりも早くジーンは父の家、もとい、実家へと辿りついた。

ジーンはチャイムを鳴らし父を呼んだ。

中からは歳をとった、死んだはずの父親が出てきて、ジーンはこれを喜んだ。

パパと呼ぶと、男性はジーンを迎え入れてくれたが、なぜか喜んではいなかった。

中に入ったジーンは、再会を喜び話をしようとしたが、男性は水を入れてくると離席してしまった。

その間に、ジーンは室内に飾られた写真を眺めたが、一切自分の写真がないことに違和感を覚え、戻ってきた父にその旨を問いかけた。

なぜ、私の写真がないのかと。

答えようとしない父の心をジーンはみてしまった。

あの日、ジーンは母を眠らせて事故を起こさせ、母は死んでしまったこと、

父はジーンを恐れてプロフェッサーXに引き取ってもらったこと、

プロフェッサーXが父は死んだと嘘をついていたこと

全てを父の心から読み取ったジーンは、悲嘆に暮れて実家を後にするのであった。

学園へ連れ返せ

実家を出ると、空からX-MENを乗せた機体が降りてきた。

プロフェッサーXを筆頭にして、ジーンのもとにやってきた一同。

ジーンはプロフェッサーXに学園へ戻るよう説得を受けるが、嘘をついていたプロフェッサーXを彼女が信用することはなかった。

混乱したジーンの力は暴走しつつあった。

そんなジーンのもとに、父親が呼んだのかパトカーが3台やってきた。

ジーンはこれを見てこっちにこないでと叫び、パトカーを3台吹き飛ばしてしまう。

これをきっかけにして、ジーンの力は暴走。

クイックシルバーが止めようとするが、完全に見切られており、吹っ飛ばされてしまう。

スコット含める他のメンバーも同じだった。

しかし、ミスティークだけは違った。

彼女は説得を試みて、ジーンにやさしく呼び掛けて手を差し伸べる。

プロフェッサーXも彼女に任せることにしが、ジーンは近づくなといっても近づいてくるミスティークにパニックを起こし、再度力が暴走。

吹っ飛ばされたミスティークは、木材に腹を貫かれて死んでしまった。

ジーンはこれにひどいショックを受けていたが、どうすることもなく飛び立ち、逃げて行ってしまった。

残されたメンバーは重傷を負ったピーター(クイックシルバー)と死んだミスティークを連れて学園へ帰らざるを得なくなった。

レイブン(ミスティーク)の葬式

粛々とミスティークの葬式は執り行われた。

そして、学園の子供たちまでもがジーンがレイブンを殺したと知り、彼女を恐れているようだった。

スコットは力のコントロールができないジーンを助けてあげなきゃならないというが、プロフェッサーX以外はジーン好意的ではなかった。

葬式が終わり、レイブンが好きだったハンクは酒を飲んでいた。

そこへプロフェッサーXがレイブンと会った時の話をしにきたが、レイブンが死んだのはプロフェッサーXが嘘をついたせいだと、ハンクはプロフェッサーXを責めた。

プロフェッサーXは非を認めなかったが、レイブンを失った悲しみはハンクと同じ、いや、それ以上であった。

政府の調べと、宇宙からの来訪者

ジーンが起こした事件は、政府がすでに調べていた。

ジーンの父の家は立ち入り禁止となっていたが、FBIが捜査をしにきたため、父は家で話を聞かれることとなった。

FBIメンバーの女性は、ジーンについて詳しく話すよう父を促したが、父は話す前に弁護士を立てたいといった。

これ対し、女性は「悲鳴を上げると言葉が聞き取りづらくなるのが残念だ」といって、父の腹を捻じ曲げるのであった。

女性はFBIではなく、おそろしい力を持った人間以外のものだった。

マグニートーに助けを乞いに

行く場所がなくなったジーンは、マグニートーのもとへ向かった。

彼は小さな村を仲間たちとともに作り、ひっそりと暮らしていた。

ジーンの来訪にマグニートーは迎え入れてくれるが、ジーンの服に着いた血を見て「誰の血だ」と問いかけるばかリ、ジーンを助けてくれる気はないようだった。

そこへ米軍のヘリが2機降りてきた。

マグニートーはジーンを匿うが、ジーンを探しにきたとわかった彼女は自らを姿を現し、自分を捕まえようとするヘリを1機破壊し、マグニートーが逃がそうとしたヘリまでも破壊しようとするのであった。

なんとかマグニートーがヘリを逃がしたものの、村はひどい被害を被ってしまった。

仲間を守るため、マグニートーはジーンを追い返し、ジーンはマグニートーからも拒絶されてしまうのであった。

接触

一人になったジーンは、老人に扮して酒場で酒を飲んでいた。

そこへ、ジーンの正体を見破ったあのFBIに扮していた女性がやってきた。

彼女はジーンには人間には理解できない力をもっているといい、ジーンにその力を見せてあげるといい、彼女を誘い出すのであった。

消えたハンク

一方、学園からビーストもといハンクが姿を消してしまった。

ハンクはレイブンの仇をとるため、ジーンを探すことを決意し、かつてのレイブンの恋人であるマグニートーのもとへ足を運んでいたのだった。

ジーンは去った後だとハンクを追い返そうとしたマグニートーだったが、レイブンがジーンに殺されたと聞き、ハンクに協力し、ジーンを見つけ出し殺すことを宣言。

間もなくして、マグニートーは仲間の力を得てジーンの居場所を特定するのであった。

マグニートーとハンクをとめに

学園からハンクが消えたことに気づいたスコットは、プロフェッサーXを起こしてハンクの居場所を突き止めた。

さらに、マグニートーと手を組み、ジーンを殺そうとしていることも知ったプロフェッサーXは、スコットとストームを連れて二人をとめに急ぐのであった。

宇宙の力「フォース」

一方、謎の女ヴークにニューヨークのある一室へと連れてこられたジーンは、ジーンが授けられた力についてヴークから聞かされた。

ヴークは、あの事故でジーンが吸収したのは太陽フレアではなく、宇宙最強の力フォースであること、そのフォースの力で生命を滅ぼしたり、新しい生命を作り出すことができる、人間の理解を超えた代物であることを語るのであった。

ジーンはこのことを知ってプロフェッサーXが自分の力を理解してくれないことに反発を覚えた。

さらに、「人間は理解できないものは壊す」とヴークが吹き込んだことで、排除されるくらいなら倒さなければならないとジーンは思うようになってしまった。

マグニートーと戦う

マグニートーとハンクは、仲間を連れてジーンがいる建物の前までやってきていた。

そこへ駆けつけたプロフェッサーX一行は、彼等を止めるために話合おうとするが、聞いてはもらえず戦うことになってしまう。

それぞれ死闘を繰り広げたが、マグニートーが一足先にジーンのもとへたどり着いた。

マグニートーはジーンを殺そうとするが、いとも簡単にこれは弾き飛ばされてしまう

さらに、プロフェッサーXがやってくるも、ジーンは彼の話を聞かず、ここまで歩いてこいと無理やり歩けないプロフェッサーXの足で彼を歩かせ、自分の前に跪かせるのであった。

プロフェッサーXは彼女の心が読めないが、ジーンにはプロフェッサーXの心が読めるだろうと、自分の心を読むようジーンに訴えかけた。

そしてジーンは、彼が過去にしてくれたことや、嘘をついたのはジーン自信のためであったことをようやく理解するのであった。

力を譲る

今までやってしまったことに対し、ジーンは弁解ができず、良心の呵責から力を放棄したいと考えた。

それに付け込んだヴークが彼女に語り掛け、ジーンはヴークに能力を譲ることを承諾してしまう。

しかしこれはヴークの罠であった。

ヴークは力を吸収出来ればジーンが死のうとどうでもよかったのだ。

プロフェッサーXはこれに気づき、ジーンに彼女から離れるように言ったが、ジーンは力が入らず、離れられることができない。

絶体絶命の中、スコットがようやく到着し、ヴークを光線で弾き飛ばした。

3人は逃げようとしたが、駆け付けた警官によって気絶させられ、乱暴につかまえられてしまう。

襲撃

パトカーをジーンが吹っ飛ばして人を殺した件や、ミュータント同士の抗争が取り上げられ、ミュータントは再度危険視されるようになっていた。

一同が拘束されたのも、一連の事件が原因だった。

拘束されて輸送列車にのせられた一同は、列車の中でジーンをたぶらかした女は人間ではない危険なものであることを話し合い、ジーンの力をとられれば人類やミュータントは破滅すると予期。

ジーンを守らなければならないと、マグニートーもハンクもレイブンへの敵討ちは取りやめることにした。

そんな中、ヴークの手下が輸送列車を襲撃。

人でもミュータントでもない宇宙からきた侵略者に、武装した人間たちはなすすべなくやられて行ってしまう。

ミュータントたちは人間たちを守るため、解放を要求し、人間たちは助かりたいがゆえにミュータント一同の拘束を解いた。

拘束を解かれたミュータントたちは、襲撃してきた敵集団を一掃しようとするが苦戦。

一同が敵を食い止めている間、

スコットに連れられてプロフェッサーXはジーンの元へ行き、語り掛けた。

ジーンは目覚め、力を解放し、「家族(X-MEN)」を守るために立ち上がった。

対決

力を解放したジーンは無敵のようだった。

一瞬にしてあたりを火の海にしたジーンだったが、X-MENメンバーは一切けがをしていなかった。

強大な力を解放したジーンは、敵を次々に粉々にした。

しかし、スキを突かれてヴークに首をつかまれ、ヴークを殺せば周りにいる仲間も巻き込まれて死んでしまう状況に追い込まれてしまった。

ジーンは仲間を失うわけにはいかないと、ヴークごと宇宙へ移動し、仲間を巻き込まないようにして大爆発。

ヴークを撃破することに成功するも、ジーンは火の海に包まれ、それを地球から見ていた一同はジーンは死んだと解釈するのであった。

ジーンの学園

数日後。

恵まれし子らの学園は、「ジーングレイ学園」に改名された。

家族を守り命を落としたであろうジーンをたたえるためだった。

プロフェッサーXは校長を引退し、ハンクがその後を継いだ。

また、カーターは教師になり、ストームは科学を教えるようになっていた。

火の鳥

学長を引退したプロフェッサーXは、あるカフェにいた。

そこへかつての友人マグニートーが現れ、行く場所がないプロフェッサーXを助けたいと声をかける。

行く場所がなかった過去の自分をプロフェッサーXが助けたように、今度は自分がプロフェッサーXを助けたなかったのだ。

一度はチェスを断ったプロフェッサーXだったが、マグニートーの言葉にチェスをすることに決め、本当の意味で彼と親友になれたような、そんな気がしたのだった。

そんな二人を見下ろす空には火の鳥が飛んでいた。

まとめ

以上が『X-MEN:ダークフェニックス』に関して徹底的にネタバレでした。

ちょっとでも役に立てたのであれば幸いです。

個人的にはすごくつらい話だったのですが、シリーズを追っているのであればぜひ観に行ってみてくださいませ…

ではでは、映画をみるよー!という方も、そうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

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