本記事では、
・『ドクタースリープ』と『シャイニング』とのつながり(リンク)
・前作の謎で今作とけたもの
以上について記載していきます。
目次
- 『ドクタースリープ』と『シャイニング』とのつながり(リンク)について
- シャイニングとは?前作『シャイニング』で詳しく説明されなかった伏線について
- 関連作品を観られる動画配信サービス
- 『ドクタースリープ』予告動画+あらすじ概要
- キャストは誰?配役についてまとめ
- まとめ
本記事を読む前の注意
本記事では『ドクタースリープ』に関する記事を書くに際し、前作『シャイニング』のつながりについてもある程度記載していきます。
・前日譚『シャイニング』未鑑賞の方、
・前日譚『シャイニング』のネタバレを避けたい方
以上の方はページを閉じて閲覧をお控えください。
また、前作『シャイニング』に関しては動画配信サービスやDVDのレンタルで現在簡単に鑑賞できます。
最新作を観るにあたって『シャイニング』未鑑賞の方は前作を観ておくと続編『ドクタースリープ』をより楽しめるのでおすすめです。
ちなみに、『シャイニング』は動画配信サービス「U-NEXT」で無料鑑賞できるので、タダでみたい方はぜひ利用してみてください。
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『ドクタースリープ』とシャイニングとのリンク(つながり)について
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本作『ドクタースリープ』は『シャイニング』の40年後を描いた続編映画です。
そのため、『シャイニング』にあった描写や登場人物など数多くのリンクや伏線が『ドクタースリープ』ではちりばめられています。
以下、『ドクタースリープ』にみられる『シャイニング』とのリンクについて記載していきます。
登場人物
まず、登場人物から。
ダン・トランス(ダニー)とトニー
最初にあげなければならないのは主人公の男性「ダン・トランス」。
彼は前作『シャイニング』では小さい男の子として登場したキャラクターで、今作では40年後なのでアラフィフの姿で再登場。
ニックネームはダニーで、シャイニングでは多く「ダニー」という愛称で呼ばれることが多かったですが、本作では「ダン」と呼ばれることが多いです。
前作同様にシャイニングという特別な超能力をもっています。
また、トニーという別人格をもっているように前作では描写されましたが、本作ではトニーは自分の中にいる別人格ではないということが明確にダニーの口から説明されたため、トニーは子供の頃ダニーが想像していた空想の人物というだけで実在はしていない様子。
ハロラン
前作『シャイニング』で、ダニーにシャイニングについて詳しく説明してくれた黒人男性。
前作ではダニーの父ジャック・トランスに斧で胸を刺されて無残に殺されてしまいましたが、続編ではダニーの師となっていろいろと道を示してくれるキャラクターとして再登場。
ジャック・トランス
ダニーの父ジャック・トランスも本作で再登場します。
本作ではバーテンダーとして登場し、ダニーに酒を飲むようにそそのかしてきたり、また、前作の回想として何度か斧をもってダニーを追い回す描写がちらちらと使用されました。
ウェンディ・トランス
女優さんはもちろん違いますが、ダニーの母「ウェンディ・トランス」も本作で再登場。
ダニーに過保護すぎる面は本作でもあいかわらず。
口調や話し方なんていうのもかなり『シャイニング』によせているので、シャイニングからのファンの人は「おっ」となること間違いなしのキャラクターです。
場所と亡霊たち
ぜっっったいに触れなければならないリンクは、やはり場所と亡霊でしょうか。
以下、『シャイニング』から本作にリンクする場所や亡霊について記載します!
オーバールックホテル
前作『シャイニング』の舞台で、本作の終盤で舞台となるホテルです。
前作ではダニーの父ジャックが冬の管理人を請け負ったホテルで、このホテルでジャックは妻ウェンディと子供ダニーを殺そうと追いかけまわし、死んでしまいます。
また、このホテルはかなりのいわくつきで、ジャックがホテルの管理人を務める数年前に管理人になった人物が妻と二人の双子の娘を惨殺し、その後自殺した場所でもあります。
このホテル自体がシャイニング持ちの人間の生気を食らう化け物の住まう「建物」として説明されます。
詳しくは後述。
237号室
オーバールックホテル内にある化け物がでるお部屋。
前作『シャイニング』ではダニーがけがをさせられた場所であり、さらにジャックがバスルームにいた亡霊に誘惑され、びびらされた場所でもあります。
ハロランさんがダニーに絶対近づくなとくぎをさされたのもこの部屋。
続編ではこのお部屋はバスルームの亡霊とともに登場。
バスルームの亡霊
本ブログではバスルームばばあと記載することが多い、バスルームに登場する亡霊。
237号室のバスルームのバスタブの中に座り、人が気配を察知すると服もきないで出てくる露出狂系の亡霊です。
前作『シャイニング』ではダニーにけがをさせた上、ジャックを若い女性の裸姿で誘惑したのちにチューをして老婆へと変貌を遂げたとんでもない化け物。
続編ではどの亡霊よりも出番が多いので要チェック。
ゴールドルーム
前作『シャイニング』のオーバールックホテル内にあるビップルーム「ゴールドルーム」も本作で再登場。
前作ではジャックに酒によわせて人間としてダメにするため、バーテンダーが声をかけてきた場所でもあります。
本作では前作でオーバールックホテルの中の亡霊の一人となってしまったジャックがバーテンダーとなってダニーに声をかけてきます。
ものすごく細かいセリフ回しも前作のものを踏んで表現されているので言い回しもチェックしてみてください。
レッドラムと鏡
前作『シャイニング』でおなじみの「REDRUM」という文字と、鏡。
前作ではダニー(トニー)が何度もつぶやいた言葉で、ジャックが二人を襲ってくる直前にダニーが部屋の扉に書いた文字。
鏡に映る文字は「MURDER」で殺人を意味し、ウェンディはダニーが書いたこの文字を鏡越しにみて危険を察知してジャックの襲撃に遭います。
本作でもMURDERという言葉と鏡が再登場。
続編ではMURDERとかかれた文字を鏡に映った「REDRUM」という文字としてダニーが視認。
少女「アブラ」からの危機予知を伝言される形で登場します。
ジャックに襲われた部屋と窓、斧でこわされた扉
前作でダニーがREDRUMという文字を書いた扉は、ジャックに襲撃されて少し壊されます。
ジャック襲撃によってウェンディはダニーを連れて部屋の奥へ逃げ込みますが、この扉もジャックに襲撃され斧で破壊されてしまいます。
よくみる宣伝広告はこの斧で壊された扉の隙間からジャックが覗いているもの。
本作でもオーバールックホテルを再度訪れたダニーが扉の壊れた部分から顔をのぞかせ、父ジャックがみせたのと同じようなカットを見せます。
さらに、ダニーが前作でジャックから逃れる際に利用した窓も本作では再登場。
ちらっとしか映りませんが、シャイニングファンからすれば「おっ」となる演出です。
コロラド・ラウンジ
オーバールックホテル内にある広々としたラウンジ。
前作ではジャックが小説を書いていると見せかけて妙な言葉を書きまくっていたタイプライターが置かれたひろーい場所。
今作でもコロラド・ラウンジが登場。
前作ではジャックが階段でウェンディに詰め寄る場面がありましたが今作でも同じような描写がみられ、かなり細かいリンクを踏んでくれています。
庭園迷路
ホテルの入り口の前にある大きな迷路。
生垣で作られている巨大な迷路は、前作でジャックとダニーが死の鬼ごっこをした舞台。
本作でも鬼ごっこが実施されます。
グレーディ家の双子の娘
前述でホテル管理人をいぜんに務めた人物が娘を殺して自殺したとしましたが、前作『シャイニング』ではジャックより以前にホテル管理人を務めた人物が殺した双子の娘がダニーの前に現れます。
続編でもこの双子が登場し、大いに活躍。
ホレス・ダーウェント
盛会じゃね!といってカクテルグラスを持つおじいさん。
前作でも登場した人物で、本作でもちらりとでてきます。
ロイド
前作『シャイニング』でジャックに酒を勧めまくり、再度転落の道を歩むのに手を貸したバーテンダー。
本作でもちらっとですが出てきます。
マジで一瞬なので瞬き厳禁。
血の海
前作『シャイニング』で廊下になだれ込んできた血の海も本作で再登場。
1度しか出てこず、さらにスルーされるのでなんとも微妙な感じ(-_-;)
曲
劇冒頭の曲は『シャイニング』で使用された管楽器によるホラー映画独特の怖がらせるものと類似。
ほぼほぼ同じだったのでもしかしたら同じトラックを使っているのかもしれません。
また、ホテルに向かうときの荘厳なストリングスによる音楽も前作同様だったので、ファンからしたらかなりつながりを感じられて胸が高まること間違いなし。
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シャイニングとは?前作『シャイニング』で説明されず今作で明らかになった伏線について
前作『シャイニング』では多くの謎が残された状態でジャックが死に、ダニーとウェンディが生き延びるエンドを迎えました。
そのため、いろいろと考察が飛び交い、もはやどれが正しいのかわからない部分が多かったのですが、今作で明らかになったものだけ記載しておきます。
前作同様にミスリードを誘う文言をソースとしている可能性も高いので、鵜呑みにはしないでくださいね!
シャイニングとは……?
前作でも説明があったのであえて読む必要はないという方はとばしてください!
前作のタイトルでもある『シャイニング』とは、テレパシーや予知能力といった普通の人間ができないとされる能力の総称です。
前作の登場人物であり、シャイニングをもったハロランという料理長は、この超能力について祖母からきいたとダニーに教え、超能力のことはシャイニングといっていると述べているため、この総称についてはハロラン家に伝わる呼び方の可能性も否めず、また別の総称がある可能性もあります。
しかし、続編映画では敵方である「真の絆」という謎の組織も超能力について「シャイニング」と呼んでいたため、何十年も前から、超能力=シャイニングとして呼ばれていたのは確かなようです。
シャイニングにはダニーのようにテレパシー能力や予知能力、相手の考えていることを読むといった力がそなわっているものもいれば、相手を自分の思い通りに操ることができたり、相手の頭の中に入り込む特殊なものもあって様々です。
オーバールックホテル=やばい建物
前作ではオーバールックホテルは呪われた建物という漠然とした説明しかされませんでしたが、続編ではこのオーバールックホテルについて詳しい説明がありました。
続編ではシャイニングを持つ子供の生気を吸うことで長生きをしまくるシャイニングもちの大人で構成された謎の組織「真の絆」が登場。
シャイニングを食うことで生きながらえる人間もいれば、建物そのものがシャイニングの力を吸い取ろうとするものもあるという説明が本作ではされます。
そして、前作に登場し、本作でもラストで登場するオーバールックホテルは、この後者にあたり、ホテル自体がシャイニングの能力を持つ人間を食う建物であったことが明言されました。
このことから、ジャックが務める前に双子の娘を殺しちゃった管理人もシャイニング持ちであったことが推測できますね。
もしかしたらジャックもシャイニング持ちなのか?と思わせますが、ダニーが強いシャイニングを持っていたから巻き込まれただけなのかもしれませんし、この辺りは深く考察していくと楽しそうです。
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『ドクタースリープ』の前作『シャイニング』結末や登場人物の顛末についてまるっとネタバレ
前作『シャイニング』について
今回公開の『ドクタースリープ』は1980年代に公開された傑作『シャイニング』の40年後を描いた「続編」になります。
そのため、『ドクタースリープ』を観るにあたり、
『シャイニング』を観ておいた方がより本作を楽しむことができます。
前作ありきな映画なので、『ドクタースリープ』自体に興味はあるけど『シャイニング』は観ていない!という方は『シャイニング』を鑑賞してから『ドクタースリープ』をみることをおすすめします。
『シャイニング』を無料で見られる動画配信サービス
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『ドクタースリープ』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
雪山のホテルでの惨劇を生き残り、大人へと成長したダニー。
40年前、狂った実父「ジャック」に殺されかけるという壮絶な経験を経たダニーは、大きなトラウマを抱え、大人になっても人を避けて孤独な生活を送っていた。
しかし、彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生。
事件を目撃したという不思議な力を持った少女が現れ、ダニーは少女とともに事件を追うが、40年前の惨劇が起きたホテルへとたどり着いてしまい__。
傑作ホラー映画『シャイニング』の40年後が今、描かれる。
キャストは誰? 配役についてまとめ
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以下、主要キャストについて記載します!
ダニー:ユアン・マクレガー
ユアン・マクレガー、相思相愛のバンド楽曲をギター弾き語り http://t.co/jYbOREDKzA #ユアン・マクレガー pic.twitter.com/j7B9RteloG
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) July 7, 2015
『シャイニング』では子供だったダニーの40年後、
『ドクター・スリープ』でダニーを演じるのは「ユアン・マグレガー」。
ユアンは『美女と野獣』や『プーと大人になった僕』、『アメリカン・バーニング』など多数の話題作に出演している、有名で実力のある俳優さん。
本作でダニーを演じるのはこれ以上の敵役はいないといえそうです。
その他、脇を固めるキャスト陣
レベッカ・ファーガソンカイリー・カランクリフ・カーティス関連記事『シャイニング』REDRUMの意味は?双子の正体や矛盾点考察
まとめ
以上が『ドクタースリープ』と前作『シャイニング』とのつながり、伏線についてまとめでした。
いかがだったでしょうか。
少しでも疑問に思っていることが解決できたということなら幸いです!
今回記事にさせていただいた『ドクタースリープ』は、
『シャイニング』続編ともあって前作をみておいたほうが理解しやすい内容ではありましたが、
前作を観ている方にとってはかなり楽しめるホラー映画作品になっていたので、気になっている方はぜひご覧になってくださいね!
本作はホラー映画の金字塔『シャイニング』続編で注目作ではありますが、ジャンルがホラー映画なのでもしかしたら公開が長く続かないこともあるかと思います。
気になっている方あできるだけ早めにみるのが吉ですよ!
ではでは、映画をみるよー!という方も、そうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ。
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