2018年9月21日に『死霊館のシスター』が公開されました。
シリーズの原点を描く作品ということもあり、楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな『死霊館のシスター』や、死霊館シリーズに登場してきたヴァラクについてまとめていきます。
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※ネタバレありのため注意※
目次
『死霊館のシスター』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶った。
事件には不可解な点が多く、真相を究明するために派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーン。
彼らは調査の過程で修道院に隠された想像を絶する秘密にたどり着いた。
そして、決して関わってはならない恐るべき存在「悪魔のシスター」と対峙することになり__?
ヴァラクってそもそも何?正体について
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ヴァラクとは、中世のころからヨーロッパの魔術書に名前が記されている悪魔の一人です。
複数の軍団を率いる地獄の大総裁という記述が多い悪魔ですが、死霊館シリーズに登場する透視能力を持つロレインによると「地獄そのもの」「地獄の公爵」「蛇どもの首領」とのこと。
人間界に舞い降りれば、破壊をもたらす悪魔であるということは間違いありません。
ヴァラクの正体については、「死霊館シリーズ」では全容が明らかになっていないため、物語上のヴァラクと現実でのヴァラクには相違がある可能性がありますが、現実世界でのヴァラクは「ウァラク」とも呼ばれている悪魔です。
30の軍団を率いる序列62番の地獄の大総裁で、頭を2つもったドラゴンにまたがった、天使の翼をもつ少年の姿をしているのだとか。外見は悪魔には見えません。
死霊館シリーズに登場するヴァラクはシスターの姿をかりて登場しているため、記述として残されているものと姿は異なっています。
ただ、シスターに乗り移った悪魔が少年の姿をしている可能性は否定できないので、「正体はこういう姿をしている!」と、何かしらで断言はできないでしょう。
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ヴァラク誕生の秘話
ヴァラクをこの世に解き放ったのは『死霊館のシスター(the NUN)』の舞台となる城を建てたとある公爵。悪魔を崇拝していた公爵は、城内で呪われた儀式を執り行い、その儀式に答えたヴァラクを召喚
してしまいます。
城の外へヴァラクが出ないよう、シリーズで度々出てくる教会がこれに介入し、キリストの血を使ってヴァラクを撃退⇒封印に成功しました。
しかし、数年後の第二次世界大戦で城は被弾、一部城が倒壊し、ヴァラクの力が封印から再び呼び起こされてしまいます。
呪われた修道院となった城に憑りついたヴァラクを、修道院の外に出すまいと、シスターたちが奮闘することになりますが、生き残った最後の一人のシスターはヴァラクに乗り移られないようにと自害(※ヴァラクは人に乗り移ることで城の外に出ることができる)。
シスターが神に背き自殺をした(自害は神に身をささげたシスターにとって大罪)ということで本作『死霊館のシスター』の主人公であるシスターアイリーンと、バーク神父が現地へ赴くことになります。
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弱点や退治法について
うっかり前述してしまいましたが、ヴァラクは『死霊館のシスター』でシスター・アイリーンによりキリストの血を吐きかけられることによって撃退されます。
なので、弱点はキリストの血と断定できます。
ヴァラクの弱点はキリストの血ではありますが、汚れなき修道女が使用したときのみ、その力を発揮できることが映画内では描かれています。
実際、修道女ではないフレンチ―がヴァラクの顔に血液を塗りつけた時にはひるんだものの、退治まではできませんでした。
主人公にシスターをたてた理由はその点からも来ているのではないでしょうか。
また、『死霊館 エンフィールド事件』ではロレイン・ウォーレンが、聖書に書き留めた名前を思い出すことでその名を呼び、撃退していたため、名前を呼んで相手を征服することでも退治することはできます。
キリストの血は普通に考えて手に入らないので、もし気味の悪い修道女にエンカウントしてしまったら「ヴァラク」と叫ぶのが効果的ですね_(:3」∠)_
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続編について
エンドロール後に特別な映像はありませんでしたが、死霊館シリーズには続編があると『死霊館』で監督をつとめたジェームズ・ワンが述べている通り、このシリーズはまだまだ続きます。
ただ、今作『死霊館のシスター』は『死霊館 エンフィールド事件』に登場した悪魔の尼僧であるヴァラクに焦点を当てたスピンオフ作品なので、続編というとちょっと違うかもしれません。
スピンオフ作品としては『The Crooked Man』という、へそ曲がり男(死霊館エンフィールド事件で一家の次男を主に襲った空想上のキャラクター)を主人公にした映画を製作する可能性があるとピーター・サフランが言及。
さらに、マイク・ヴァン・ワエズが『The Crooked Man』の脚本を執筆しているとの報道があったため、こちらの制作については間違いないでしょう。
2017年8月、ジェームズ・ワンは『エンターテインメント・ウィークリー』のインタビューの中で「へそ曲がり男を主人公とした映画を作るのは、死霊館シリーズの雰囲気をダークな童話に移行させたいからです」と語っています。
また、アナベルシリーズとしては、2018年4月、ワーナー・ブラザーズ映画が2019年7月3日に新作を全米公開すると発表をしたため、こちらについても続編があることは間違いないでしょう。
(引用:wikipedia)
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まとめ
以下、本記事のまとめになります。
・ヴァラクとは中世のころからヨーロッパの魔術書に、その名が記されている悪魔の一人。
・ヴァラクはとある公爵のよこしまな心から、召喚された悪魔であり、弱点はキリストの血
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