東野圭吾作品『パラレルワールドラブストーリー』。
実写化が決定したことと玉森裕太さん等
キャストが豪華ということもあり、
ぜひ映画を観たいという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、
・『パラレルワールド・ラブストーリー』結末(ラスト)
・現実はどちらだったのか
・2つの世界の真実
・伏線
以上について記載していきたいと思います。
※ネタバレ記事のためご注意してください※
目次
- 『パラレルワールドラブストーリー』予告動画+あらすじ概要
- 『パラレルワールドラブストーリー』結末(ラスト)はどうなったのか
- 2つの世界について。改変と現実
- 現実の世界はどちらだったのか
- 記憶改変までの経緯
- 改変された記憶と本当の記憶を時系列順にまとめ
- 嘘の世界がわかる伏線について
- まとめ
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『パラレルワールドラブストーリー』予告動画+あらすじ
とりあえず、予告とあらすじを載せます。
必要ないよ!という方はスクロールを_(:3」∠)_
予告動画
あらすじ
脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史と三輪智彦は幼馴染の間柄だった。
雌雄でもありお互いを尊敬し、
そして競い合えるライバルの関係にある二人。
ある日、智彦が紹介したいとつれてきた女性は、崇史が学生時代ひそかに思いを寄せていた津野麻由子だった。
そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。
麻由子は親友の恋人なのか、自分の恋人なのか……
2つの世界で崇史は翻弄されていく__
『パラレルワールド・ラブストーリー』結末(ラスト)はどうなった?
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『パラレルワールドラブストーリー』は、
・麻由子が恋人である世界
・麻由子が親友の恋人である世界
二つの世界に迷い込んでしまったある男の話を描いた映画です。
しかし、
実はこの2つの世界とは、
主人公の男性「敦賀崇史(玉森裕太)」の記憶が改変されたことで生まれた世界と、
現実の2つの世界のことを指しており、実際に崇史が2つの世界に迷い込んでしまったわけではありません。
結末としては、
崇史と麻由子は、お互いの記憶を全て消し、別れることになりました。
しかし、映画ラストで崇史と麻由子は渋谷のスクランブル交差点ですれ違い、お互いに振り返り見つめ合っています。
このことから、
・再度二人は付き合うことになるのか
・それともそのまま見ず知らずの人物として通り過ぎてしまうのか
以上は鑑賞者のとらえ方によるといった具合で映画は幕を閉じます。
2つの世界について。記憶改変と現実
上記した通り、
『パラレルワールドラブストーリー』では、
・麻由子と恋人同士である世界
・麻由子が親友の恋人である世界
以上2つの世界が混在する世界に、崇史が迷い込みます。
(実際は迷いこんだというわけではありませんが、このことについて詳しくは後述。)
現実の世界はどちらだったのか
崇史は最初、
夢で麻由子が親友智彦の恋人である世界を見て、同棲している麻由子に「変な夢を見た」と言います。
麻由子もこれに対して「変なの」と言いますが、崇史が夢にみたのは、現実世界での記憶でした。
最初からネタばらしされるわけではないので……
鑑賞者はこの時の描写が現実であるというのは、後々気づかされることになりますが、現実の世界では麻由子は崇史とは付き合っておらず、親友智彦の恋人として崇史に紹介されます。
予告動画では、
ある喫茶店で崇史が麻由子と付き合っている描写、麻由子が智彦と付き合っている描写がどちらもされて、
「真実の世界はどっちだ?」
と、いうような宣伝文句がされますが、智彦と麻由子が恋人の世界が真実の世界です。
この2つの世界が混在するきっかけとなったのは、3人が務めていた会社にありました。
崇史と幼馴染の智彦(染谷将太)、
麻由子(吉岡里帆)の3人は、
バイテック株式会社(通称ラボ)という人工知能やロボット、バーチャル・リアリティなどを研究する会社に勤めています。
この会社で智彦は記憶を改変できるマシーンを作ることに成功します。
この記憶を改変できるマシーンで、崇史は麻由子と恋人同士であるという偽の記憶が現実であると錯覚させられてしまいました。
記憶改変までの経緯
智彦は最初、
崇史の記憶を改変するつもりは全くなく、崇史の記憶を改変したのも智彦ではありません。
智彦は現実世界で麻由子と付き合っていましたが…
崇史と麻由子が両思いであることを知り、この現実を受け入れられずに自らの記憶を改変したいと崇史に申し出ます。
崇史も麻由子が智彦の恋人であることを知りながら体の関係を持ったことに罪悪感があり、「やはりやめよう」と言いながらも、「ボクを救うと思って」と智彦に念を押される形で、マシンを使って記憶を改変することに。
しかし、
マシンを起動させて実験してみると、
智彦は一向に目を覚ますことなく、
スリープ状態になってしまいました。
これを見た上司の須藤は「自殺と同じだ」といい、崇史は自分の行動により智彦を追い込み、スリープ状態にしてしまったことを悔やみます。
そして、
この記憶を消したいと須藤に頼み、須藤は智彦がスリープ状態になってしまった過去を改変。
智彦はロサンゼルスにいるという記憶にすり替え、崇史はマシンの記憶も全て消されました。
ただ、この時須藤は智彦は自殺したといいますが、智彦自身は自殺したわけではありませんでした。
智彦は、
自身が開発した機械の実験により、
後輩の篠崎がスリープ状態になったため、
これを治すために自らが実験台になっただけであり、スリープ状態から回復する手段を記録したデータは崇史に預けていました。
崇史には何のデータであるかは伝えていないため、崇史は須藤に智彦が自殺をしたといわれて打ちひしがれるだけでした。
須藤がこの事実を伏せていたのは、
崇史が会社の存亡にかかわる重要機密(智彦が開発したマシン)について知りすぎたため、彼の記憶を消したかったからです。
こうして記憶を消された崇史は、
マシンを使うとき起こるドミノ効果で
麻由子と恋人であったらよかったのにという願望が脳に作用を起こし、現実世界では麻由子と恋人である記憶が定着してしまいます。
麻由子は上司の須藤から、
・智彦がマシンの影響でスリープ状態にあること。
・智彦は本当は過去に自分が作ったマシンで副作用を起こしてスリープ状態になってしまった篠崎を直すために自ら実験台になったこと。
・崇史は麻由子と恋人であると思い込んでいること
・スリープ状態にある智彦と篠崎をもとに戻すため、スリープ状態から回復できることを記したデータを託された崇史がデータの場所を思い出さないか24時間監視すること
以上のことを命じられます。
麻由子は二人の友情を壊してしまったことに罪悪感や葛藤がありましたが、これを了承。
崇史が目覚めてからは本物の恋人であるようなふるまいをしました。
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改変された記憶と本当の記憶の時系列まとめ
一度鑑賞しただけなので管理人的にきちんとかけるかちょっと不安ですが……
改変された記憶と、本当の記憶を時系列を追って説明していきます。
2016年3月22日(現実世界。麻由子との出会い)
崇史は、通学途中の山手線の車窓から毎朝退屈な風景を眺め、大学へ向かう日々を過ごしていました。
しかし、毎週火曜日だけは、
手線と並走する京浜東北線に崇史が思いを寄せる名の知れない女性が同じ時刻、同じ車両に乗っていたことから楽しみが一切ないというわけではありませんでした。
この女性(麻由子)に思いを告げようと、
崇史は大学の卒業式(同じ車両の同じ時刻の電車に乗るのは最後になる)に、京浜東北線に乗り、彼女を探します。
しかしそこに彼女は乗っておらず、
並走する山手線を見ると、
そこには同じように誰かを探すようなあの女性の姿がありました。
彼女を探そうと電車を降りた崇史でしたが、結局女性を見つけることができず、電車での恋は幕を閉じた……はずでした。
2017年4月4日:現実(喫茶店での出来事)
とある喫茶店で遊び仲間の夏江とパラレルワールドについて話しながら智彦とその恋人を待っていた崇史。
そこに現れた智彦。
そして智彦が呼んだ恋人を見た崇史は、
智彦が恋人として紹介した女性が、
1年前にひそかに想いを寄せていた京浜東北線に乗っていた女性であることに気づき動揺します。
願望:改変された記憶
改変された記憶では、
智彦が崇史に麻由子を後輩として紹介します。
崇史が修士時代に書いた論文を麻由子が読み、興味を持ったと智彦が紹介する形ですが、現実世界で麻由子が興味を持ったのは崇史の論文ではなく、智彦の論文。
さらに、現実で同席していた夏江は、
記憶が改変された世界にはいません。
しかし、
夏江は現実での出来事を1年後、
記憶が改変された崇史に、
「1年前に会ったよね。幼馴染の智彦くんが連れてきた彼女を紹介してもらったときに」
と、告げたことで崇史は大半の記憶を取り戻すことになります。
崇史が記憶を取り戻す上で夏江の役回りは超重要でしょうか……。
4月20日:現実
崇史、智彦、麻由子は3人でランチを摂ります。
このとき、智彦は後輩の篠崎に脳への光照射をした旨を崇史に語ります。
そしてその夜、料理屋で3人でディナーをとった後、3人でポラロイド写真を撮ります。
改変された世界
改変された世界では、崇史は料理屋に麻由子と二人で訪れています。
そして、ポラロイド写真も2人で撮ったことになっています。
※伏線:現実世界で智彦は牡蠣が苦手であり、食べられず、崇史が食べています※
6月14日
ここからは現実世界での出来事の記載になります。
6月14日、智彦が風邪で寝込んでしまいます。
彼の看病のため、
崇史と麻由子は二人で智彦の自宅を訪れ、3人で雑炊を食べます。
帰り道、崇史は麻由子にあいつのどこが好きなのかを聞きますが、麻由子は答えず、ジュエリーショップの店頭に並ぶリングに目を留めました。
崇史は彼女に聞きたいことがあると話を切り出そうとしますが、麻由子は何も言わずに背を向けてしまったため、二人は地下鉄で別れることに。
6月29日
脳への光照射について、
さらに智彦が新発見をしたと後輩の篠崎が話しており、崇史は落ち着かない様子。
智彦にも詳細は教えてもらえず、悶々とします。
さらに智彦は麻由子の誕生日になにをあげればいいか迷っていると相談を受けますが、ひそかに想いを寄せている相手麻由子のことを楽しそうに語る彼に嫌気がさしてきており、崇史は冷たくあしらいます。
智彦が体が弱い自分に何かあったときのために来てほしいとして渡していた自宅の鍵を麻由子に渡すために返してほしいと崇史にいいますが、ポケットに鍵が入っているにも関わらず崇史は今度もってくるといって受け流しました。
7月5日
研究発表会を前々日に控え、崇史と麻由子は二人でバスケを楽しみました。
この時、
二階の窓から智彦が見ており、
目が合った崇史に手を振りますが、
崇史は無視します。
7月7日
研究発表会当日。
期待していた智彦の新発見について詳しく語られることはありませんでした。
崇史はこのことを智彦に言及しますが……
「なんでも崇史に報告しないといけないの?」と冷たく返されて閉口します。
崇史は同日、麻由子を呼び出し、
少し早い誕生日プレゼントを彼女に渡しました。
先日麻由子がジュエリーショップで眺めていたリングです。
しかし、麻由子はこれを拒否。
喫茶店から去ろうとする麻由子を追いかけて、崇史は智彦よりも先に好きになっていたことを電車での出来事に言及してぶつけます。
麻由子は電車でのできごとを覚えているはずですが、覚えていないとかたくなに彼を突き放しました。
7月10日
麻由子の誕生日。
※伏線:日付が智彦の製作したマシンの起動パスコードになっています※
10月2日
食堂で麻由子を見かけた崇史は彼女にアプローチします。
二人の友情が壊れることを危険視した麻由子はこれを拒否しますが、崇史は「俺に必要なのは智彦じゃなく、麻由子なんだ」と迫ります。
そして、そんな二人がいる食堂で突然、智彦の後輩である篠崎が錯乱状態に。
居合わせた智彦と麻由子に連れられる形で篠崎は運ばれていきました。
さらにその夜、崇史は窓越しに智彦と須藤が布のかかったあやしげなストレッチャーで誰かを運び、車で走り去っていくのを見ます。
※このストレッチャーで運ばれていた人物はスリープ状態になった篠崎※
10月10日
崇史の後輩である柳瀬が、
智彦のセクションに違和感があること、
友人の篠崎と連絡が取れない旨を崇史に語ります。
12月17日
雪が降っている中、智彦が崇史に会いにきました。
麻由子と両思いなのかと問う智彦。
崇史が頷くと、智彦は何も言わずに去って行きました。
崇史はその後、
麻由子のマンションを訪れ、
体の関係を持ちます。
2018年3月31日
カレッジでの勤務が最終日になったこの日、崇史は智彦に「バイテック西研究棟B1特別実験室」へ呼び出されました。
実験室へ訪れた崇史は、
記憶を改変することができる機械について智彦から説明を受けます。
そして、この装置を「麻由子の記憶を消すために自分に使ってほしい」旨を智彦から受けることに。
崇史は智彦の記憶をいじることに抵抗を覚え、これを拒否しますが、執拗なお願いに折れてマシンを起動。
マシンを起動させる前に、
智彦は「キミにも十字架を背負ってもらう」といい、崇史に懐中時計にマイクロチップを入れて託しました。
マシン起動後、智彦はスリープ状態(こん睡状態)に。
崇史はこれを苦に思い、後から駆け付けた須藤に記憶改変を依頼。
智彦がスリープ状態になってしまった都合の悪い記憶を消してもらいます。
このことが原因で起こるドミノ効果(周辺記憶の修正)により、崇史は麻由子を恋人であると認識してしまいました。
そしてこれを知った麻由子は、須藤に依頼される形で崇史の偽の恋人を演じることになってしまいます。
2018年5月16日:偽りの世界(ラボ入所)
崇史は麻由子と智彦が恋人同士である夢を見ます。
このことを「変な夢をみた気がする」といって同棲している麻由子に語りますが、麻由子は夢の内容を覚えていない崇史に、内心ほっとしていたでしょう。
何か思いだされてしまった場合、本当に恋をしていた相手と永遠に別れなくてはならなくなるかもしれないからです。
崇史はラボに勤務しており、帰り道に足の不自由な男性とすれ違ってことで、同じく足に障害を持っている智彦のことを思い出し、麻由子にLAにいったことを聞きますが、あまり納得できません。
実際はLAにいったことになっているだけで智彦はこん睡状態です。
5月18日
ラボのトイレで目を覚まします。
長い間トイレで眠っていた崇史は、喫茶店で麻由子と智彦3人で話していた夢を見ていました。
智彦は麻由子と付き合っており、さらに、自分(崇史)との過去を詳細に語りました。
崇史がこの時みた夢は、実際に起こったことです。
さらに崇史は同僚の景子から麻由子について聞かれて、智彦に紹介されたという偽の記憶に違和感を覚えます。
帰宅した崇史は、
麻由子に「麻由子は智彦から紹介してもらったんだよな?」と確認しますが、腑に落ちません。
そしてベッドでいい雰囲気になるものの、3人で撮ったポラロイド写真の記憶がフラッシュバックして行為には至りませんでした。
深夜
深夜に目を覚ました崇史は、
智彦が転勤したというLAに電話連絡を取りますが本人と直接話はできず、メールを送ることになりました。
5月19日
目が覚めた崇史は、さらに妙な夢を見て違和感を覚えていました。
その夢は、智彦が風邪で寝込み、合いかぎをもって麻由子とともに彼のアパートを訪れ、看病するというリアルなものでした。
崇史は預かったままだったカギを手に、智彦の自宅を訪れます。
そして、雑然としていた室内が片づけられていることにさらなる違和感を覚え、フラッシュバックに襲われます。
何かがおかしいと感じた崇史は、
以前智彦とともに世話になったカレッジの教官「小山内」のもとへ訪れます。
そして彼から「麻由子と付き合っているのは崇史ではなく、智彦だと思った」ことを告げられ、さらに違和感は増幅。
また、篠崎を見ていないことを聞くと、篠崎は無断欠勤が続いて、1年前に退職したこと、崇史もそれを知っている旨を聞かされ、崇史は混乱します。
5月20日:智彦からのメール
崇史は智彦からメールが届いているのを見て、さらに違和感を増幅させました。
彼からのメールには、絶対に食べられないはずの「牡蠣がうまかった」と記載されていたからです。
さらに、絶対に食べられないものをうまいという友人についてどう思うか、このメールについて景子に聞くと、景子は
「冗談じゃない? そうじゃなければ、全く別の人が書いたメール、とか?」
と答え、別人が書いたメールではないかと崇史は考えるようになりました。
5月21日
会社を出た崇史は、偶然にも夏江に再会します。
そして「2年ぶりだな」と声をかけましたが、
夏江からは
・1年ぶりであること
・前に会った時は喫茶店で智彦に麻由子を紹介されたこと
を告げます。
これを聞いた智彦は激しいフラッシュバックを起こしてその場に倒れこんでしまいました。
そして何とか立ち上がり、タクシーで目黒の料理屋に向かいます。
そこには、偽りのないポラロイド写真があると思ったからです。
料理屋にたどり着いた崇史は、飾られていたポラロイド写真をみて愕然としてました。
自分が麻由子と一緒に映っているはずのポラロイド写真は、夢に見たあのとき撮影した、3人のポラロイド写真になっていたからです。
ポラロイド写真は麻由子と2人で撮ったと崇史が思い込んでいただけで、現実世界では3人で撮ったものでした。
崇史と麻由子の記憶改変
全てを思い出した崇史は、
麻由子に謝罪します。
麻由子は崇史だけのせいじゃないといい、「全部忘れて全てやり直そう」と提案。
そして、「名前も知らないのに好きだった。それが私たちのたった一つの真実」といい、「また見つけて、私を」と言い残した後、キスをして部屋を出ていくのでした。
嘘の世界だとわかる伏線について
劇中で嘘の世界がどちらか解くための伏線がちりばめられていたので、拾える範囲で拾っていきます。
予告ではかなり難しい謎解きがあるような、激しすぎるあおりがありましたが、そこまで難しくなかったので「へぇ~」というような謎解きはないです汗
ごめんなさい! あしからずです!
かなしい表情
1日目。
夢から目を覚ました崇史は、
リビングで麻由子にキスをします。
しかし、この時麻由子はかなしい顔をしていたようで、崇史は思わず「なんでキスするとき悲しい顔するの?」と問いかけていました。
これは、麻由子が偽の恋人を演じていることに複雑な感情を抱いていたからで、こちらの世界が現実の世界ではないと感じさせるのにわかりやすい伏線だったと思います。
夏江
冒頭、喫茶店で智彦から麻由子を紹介された時、崇史は夏江という遊び仲間(女友達)とともにいました。
記憶改変後、
崇史の記憶からこのとき夏江がいたことが消去されてしまっていますが、夏江は1年後に再会した際に全てを思い出させる起爆剤として作用してくれます。
これについては伏線というわけじゃないかな……
生牡蠣とメール
3人がディナーを楽しんだ料理屋さんでは、生牡蠣が振る舞われました。
しかし、智彦はこれに手を付けておらず、食べられないことが伏線として貼られます。
生牡蠣が食べられないはずの智彦でしたが、LAにいるはずの智彦からのメールには「牡蠣がうまかった」と、まるで牡蠣をおいしく食べたような内容がかかれており、崇史は違和感を覚えます。
智彦は本当は食べられないため、このメールは上司の須藤や会社の機密情報を知っている人物が書いたと考えて良いでしょう。
伏線についてはこのくらい……でしょうか汗
この映画についてはそこまで考えなくてもよかったかなぁと思いますのでこのあたりで汗
原作情報
原作は1998年に刊行された東野圭吾の同名小説『パラレルワールドラブストーリー』。
ただのラブストーリーではないので、東野圭吾ファンだけでなく
傑作を読みたいという方は必見。
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宇多田ヒカルの主題歌「嫉妬されるべき人生」
東野圭吾原作の『パラレルワールド・ラブストーリー』の主題歌は、宇多田ヒカルさんの「嫉妬されるべき人生」。
劇中歌ではないので、
流れるのはエンドロールでですが、
フル聞けるので映画を観に行った人はぜひフルで聞いてから劇場を後にしてください!
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管理人の感想
ゴジラ最新作と迷いましたが、
はずれが極めて少ない東野圭吾の実写映画化作品ともあり、『パラレルワールドラブストーリー』を鑑賞してきました!
とてつもなく面白い!と太鼓判をおせるわけではありませんが、無難に楽しめました。
ただ、題名に『ラブストーリー』とあるので、恋愛要素が多いのかなぁと思ったりもしていましたが……
恋愛に絶対的な軸を置いているというわけでもなく、ミステリーと恋愛どちらにもスポットを当てたような作品でした。
特段、
恋愛映画を観に行こうと思っていたわけではないので問題なかったですが……
ミステリー要素もそこまで難しい謎があったわけではないのでちょっとだけ肩透かし。。。
面白いのは面白いで間違いないのですが、現実の世界がどちらなのかというのは極めて、冒頭でわかりやすかったので残念でした。
予告でのあおりがきつかったのでもっと映画に翻弄されたかったです汗
原作はより濃く描かれていて感動もありそうなので、映画と比べるためにも東野さんの原作小説を読んでから挑むべきでした汗
買ったのに読んでいないという失態を犯したので、じっくり土日に読んでみたいと思います(;・∀・)
あと、映画自体は終始暗くてどんよりした感じで進んでいく(デートシーンも皆無)ので、しんみりしたくない人は鑑賞しないのがいいかなぁとは思います。
濡れ場シーンはあるのでそういうの目当てな人は見てみるのもいいかもね( ゚Д゚)オイ
まとめ
以上が『パラレルワールド・ラブ・ストーリー』の徹底ネタバレでした。
個人的に予告されているような「脳みそフル回転」で考えなくてもよいような気がしまして……伏線についてかなりいまいちな書き方になってしまいました……すみません汗
2回見たくなる!という気持ちはかなりわかりますが、おそらく1度で理解できる人が多いのではないでしょうか!
管理人は俳優陣がかなり好きではありますが……
感動作というわけではなかったので1回でいいかな!
作品自体はかなり面白くて見どころもあったので、気になっている方はぜひ劇場へ足を運んでみてくださいね!
ではでは、映画館へ足を運ぶよー!という方も、そうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!
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