『ペンギン・ハイウェイ』が2018年8月17日に公開されました。
かわいいペンギンが大活躍するほのぼの映画だと思っていましたが、いざ見てみるとただかわいいという簡単な話ではなくて、謎解きもあったり、考えを巡らせなければ理解できない部分もある難しくて、そして素敵なお話でした。
ただペンギンがてちてちするだけの映画ではないですね……
少し脱線してしまいましたが、本記事ではそんな『ペンギン・ハイウェイ』に登場したジャバウォックついて記載していきたいと思います。
※ネタバレありのため注意※
目次 『ペンギン・ハイウェイ』予告動画+あらすじ ジャバウォックって何? 鏡の国のアリスとは? 『ペンギン・ハイウェイ』のジャバウォックはどんな形態だった? まとめ
『ペンギン・ハイウェイ』予告動画+あらすじ
~予告動画~
~あらすじ~
主人公のアオヤマ君は、日々学んだことをノートに記録し勉強する努力家な小学四年生の男の子。
賢いアオヤマ君は自分でも将来は偉い人間になると思って日々を過ごしていたが、夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む街に突然ペンギンが出現して、彼は突き当たった謎を解明する研究に没頭することになった。
海のない街に現れたペンギンたちは、突然現れてどこかへ消えていったのだというが、いったいどこからきて、どこへ消えていったのか。
アオヤマ君の不思議で一生忘れられない、夏が始まる__
関連記事 『ペンギンハイウェイ』観るなら予備知識は必要?原作は読んだ方がいいの?
ジャバウォックって?
スポンサーリンク
ジャバウォックとは、ルイス・キャロルによるイギリスの児童文学『鏡の国のアリス』に登場する架空の生き物です。
『ペンギン・ハイウェイ』ではお姉さんがペンギンの他に出した生き物として登場しています。
ジャバウォックは『鏡の国のアリス』の物語中には登場せず、物語内に出てくる詩『ジャバウォックの詩』の中で語られている生き物として登場。
詩の中でジャバウォックの姿について明確な記載はありませんが、挿絵は細い体格のドラゴンのような姿で一言で表すと異様な怪物といった感じです。
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャバウォック)
上記画像が挿絵です。ドラゴンというよりも様々な動物を一部分ずつ合体させたキメラっぽいですかね……
『鏡の国のアリス』で登場したジャバウォックは他作品でも登場していて、アメリカの実写映画『アリス・イン・ワンダーランド』では、赤の女王がかわいがっているペットの怪物として登場しています。
何年も前に観た映画なので記憶があいまいですが、結構強かった気がします……ラスボスだったかなぁ……
最後に首を落とされて死んだような気はしますがどうだったか……
作品によっては強く描かれたり、弱く描かれたりと、かなりまちまちなようです。
関連記事 『ペンギンハイウェイ』蒼井優の吹替は上手?下手?周りの声優はどうだったの?
鏡の国のアリスとは
『ペンギン・ハイウェイ』に登場したジャバウォックの初登場となった作品『鏡の国のアリス』は、みなさんご存知『不思議の国のアリス』の続編です。
物語としては、不思議の国を冒険したアリスが、鏡を通り抜けて異世界に迷い込むといったものです。
お姉さんがチェスが出てくる本といっていただけあって、『鏡の国のアリス』では登場人物たちがチェスのマス目に区切られた鏡の国の中を行き来します。
前作に登場したキャラクターも多く登場していて、ジャバウォックの詩はナンセンスの詩の代表作として知られているようですね……(参考Wikipedia)
↓本の詳細については下記↓
関連記事 『ペンギンハイウェイ』続編はあるの?エンドロール後に予告動画はあった?特報についてまとめ
『ペンギン・ハイウェイ』でのジャバウォックとは?
スポンサーリンク
映画『ペンギン・ハイウェイ』でもジャバウォックが登場しています。
映画中では海を破壊(世界を修復)するためにペンギンが登場していますが、ジャバウォックはそんなペンギンを食べてしまう怪物として登場。
ペンギンを一口で飲み込めるほど体は大きく(小学生につかまるサイズのやつもいるので個体差はあるみたいです)、くじらのような、とかげのような、わにのような、何とも形容しがたい異様な姿をしています。
ちなみに原作の挿絵には全く似ていません。
そこまで気にして観ていなかったのであいまいで本当に申し訳ないですが、地を這ってペンギンに襲いかかって食い荒らしていたので、羽がなかったような気がします。どちらかというとやっぱり鰐に近い感じでしょうか……。
ジャバウォックはお姉さんがチェス盤が出てくるということで興味を持った本、『鏡の国のアリス』を読んだ際に挿絵を見てしまい、それ以来こわい夢を見るようになったことが原因で登場するようになってしまいます。
お姉さんは晴れの日にはペンギンを、雨の日や暗いところでは自分が怖いと思ったものを出してしまいます。
実際、晴れの日にお姉さんが頭上へ投げたコーラはペンギンにかわり、怖い話をした後で停電したときは彼女が恐れていた蝙蝠がチェスの駒になりかわってしまいました。
ジャバウォックはお姉さんが恐怖を覚えた際や、具合が悪くなった時に出現し、森の奥にいったりして近くのペンギンを探して食べまくります。
最終的にはペンギンに逆にやられたり、自然に消滅したりして存在しなかったものとして消えてなくなりますが、異様な姿をしているので小さいこどもがみたら、もしかしたらトラウマになるかもしれないですね。
関連記事 『ペンギン・ハイウェイ』対象年齢は?小学生くらいの子は楽しめる?どのくらいの子供からおすすめの作品なの?
まとめ
以下、本記事のまとめになります。
・ジャバウォックとは、『鏡の国のアリス』中に挿入された「ジャバウォックの詩」に登場した架空の怪物
・『ペンギン・ハイウェイ』では鰐のようなとかげようのような、異様な姿をしていて、ペンギンを食べてしまう
スポンサーリンク
コメントを残す