ネタバレ『名探偵ピカチュウ』結末やピカチュウと話せる理由は何か、黒幕やラストまでの流れを徹底まとめ

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ポケットモンスターでお馴染みのキャラクターピカチュウが、

まさかのハリウッドで実写映画化されました!

本記事では、

・『名探偵ピカチュウ』結末

・黒幕は誰だったのか

・ティムがピカチュウと話せる理由

・ラストまでの流れ

以上について記載していきたいと思います。


目次

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『名探偵ピカチュウ』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

かつてポケモンが大好きだった少年ティム。

彼はポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、

家に戻らなかった父ハリーとポケモンを遠ざけるようになっていた。

大人になったティムはある日、

ハリーと同僚だった警部から電話を受ける。

複雑な思いを胸に抱えたティムは、

人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かったが……

ハリーの部屋へ荷物の整理に行ったティムが出会ったのは人語を話すピカチュウだった__?

 

ピカチュウがハリウッドで初の実写映画化!

『名探偵ピカチュウ』結末は?ティムの父親は生きていたの?

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映画『名探偵ピカチュウ』は、

主人公のティムが言葉を交わせる自称名探偵ピカチュウ(会話ができるのはティムだけ)と消息を絶った父親を探しながら謎を解いていくという話になっています。

ティムは母親を失くしてから自分を置いて出て行った父親を許せず、父とは疎遠になっていたことから彼の消息を突き止めることに抵抗を示していました。

しかし、名探偵ピカチュウの言葉に心を動かされ、タッグを組むことになります。

父親のハリーは事故で死んだものとされていましたが、ある人物の画策によって死んだことにされていただけで、実際は生きていました。

ラストでティムは無事に父親と再会を果たし、物語はハッピーエンド

結末までの詳しい経緯はこの記事の「ラストまでの流れをじっくりネタバレ」でご確認くださいませ!

黒幕は誰だったのか

今作『名探偵ピカチュウ』の黒幕はライムシティの創設者である「ハワード・クリフォード(ビル・ナイ)」

彼は変性疾患を患い、

経営していた会社の会長を辞任後、

治療法を探してポケモンとのパートナーシップで自分自身を進化させる方法に行きつき、ポケモンと人間が共存して暮らす街「ライムシティ」を創設しました。

車いすで移動するハワードに悪行はなしえないように思えましたが……

ハワードの本当の目的はポケモンに自身の精神を送り込み、自分の体を捨て、疾患とおさらばすることでした。

疾患を物理的に克服するために、

ハワードは錯乱状態にあるポケモンに人間を融合させる能力を持つミュウツーを捕獲し、ミュウツーの体を手に入れて自身の疾患とおさらばしようとします。

研究を重ねた結果、

ハワードは一度ミュウツーと融合を果たします。

しかし、ミュウツーと一体化したハワードはライムシティにいる人々とポケモンたちも自分と同じように一体化させる暴挙に走り、ティムたちによってこれは阻止されました。

自身の体にもどることになったハワードは逮捕。

ポケモンと一体化してしまった人々はミュウツーによってもとに戻され、街に平和が訪れました。

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ティムがピカチュウと話せる理由とは?

『名探偵ピカチュウ』では、

見た目はかわいいのに中身はおっさんという触れ込みで、

ピカチュウが親父声でしゃべるのが売りの一つになっています。

しかし、誰にでもこのピカチュウの声が聞こえるのではなく、ピカチュウと会話できるのは主人公のティムのみ

ティムは劇中で毒ガス「R」を吸い込んでしまい、これが原因でピカチュウと話せるようになったと彼自身勘違いしてしまいます。

しかし、実際はRが原因ではなく、ピカチュウにある人物が入っていたからお話ができるというだけでした。

このある人物とは、ティムの父親ハリーのこと。

ハリーは劇中、ハワードに命を狙われたことで、ミュウツーからかくまわれます。

しかし、ミュウツーは自身の身の危険も感じており、ハワードをどうにかしなければならないと思ってか、ピカチュウにハリーの精神をうつし、息子とともにもう一度やってくるようにピカチュウに言い聞かせていました。

精神を移動させるリスクからか記憶喪失になり、中に入ったハリーはティムのことを覚えていなかったため、異色のコンビとして旅をともにすることに。

ティムがピカチュウとお話ができたのは、彼の父親が入っていたからで、ピカチュウ自体がおしゃべりをしていたわけではありませんでした。

ラストまでの流れをじっくりネタバレ

ミュウツー逃亡とハリーの死

ある研究施設でミュウツーの研究が進められていた。

しかし、ミュウツーの格納庫は突然に電気設備の故障により不具合を起こす。

このことでミュウツーは逃げてしまう。

逃げる直前、ミュウツーは「彼らが外に」といって飛び出していき、彼が飛び出してすぐに研究所から逃亡しただろう車が襲撃に遭い、大破。

横転した車は炎上して中に乗っていた者の生存は難しいと思われた。

訃報に驚くティム

主人公のティムは友人と草原に来ていた。

ティム自身は昔やっていた遊びを友人とするつもりだったが、友人はティムが一人であることを気遣い、パートナーとなるポケモンを紹介し、孤独からの脱却をさせようとする。

ティムは草原で泣き叫ぶカラカラをゲットするよう強要され、しぶしぶながらこれに応じてモンスターボールを放った。

しかし、ゲットすることはできず、敵意むき出しのカラカラに追い回されることに。

何とかカラカラから逃げてきたティムたち。

都心に戻ると、ティムは携帯に5回も着信があったことに気づいた。

折り返すと、ライムシティに勤める父親が殉職したことを通告されてしまう。

ポケモンと人間が共存する夢の街「ライムシティ」へ

ポケモンと人間が共存する街「ライムシティ」に訪れたティム。

呼び出されたライムシティ警察署では、

ヨシダ警部補(渡辺謙)が迎え、

父親の家まで送ろうといってくるが、ティムはカギを受け取るだけで好意を受け入れようとはしなかった。

ハリーのマンションとルーシー

ハリーのマンションにたどり着いたティムがハリーの家のポストを覗くと、それをみていた女性が話しかけてきた。

CNMの記者だという女性はとてもきれいでかわいらしく、名前をルーシーといった。

彼女はティムにハリーの行方について詳しく知りたいと言ってきたが、ティムは彼は死んだとして彼女を受け流します。

きれいだと思うものの、

彼女と長らく話すつもりはなく、

ティムは事件の真相を突き止めると意気込んで出ていく彼女と、彼女の相棒コダックの背を見送って実父ハリーの部屋へと向かうのであった。

ハリーの家とピカチュウとの出会い

ハリーの家に来たティムは、家の中を探索し、ハリーの机の上にあった妙な小瓶を開けてしまう。

中からは紫色の怪しい煙が大量に出てきて、それを吸い込んだハリーはむせながら窓を開けてしまった。

何とか煙を外に出して落ち着いたティムは、家の中の探索を続行する。

そして、父親が自分のために部屋を用意してくれていたこと、ライムシティへ来るための切符や手紙をおくろうとしてくれていたことを知った。

今は亡き父が自分を愛していたのではないかと淡い期待を抱いたティムだったが、リビングから物音がしてきたことに気づいて音のした方へと足を運ぶことになる。

泥棒ではないかと思い、近くにあったホチキスをもってティムが呼び掛けると、物陰から現れたのは探偵帽子をかぶった「ピカチュウ」だった。

拍子抜けしたティムだったが、

探偵帽子をかぶったピカチュウは人間の言葉を話し、その上、「そのホチキスをおろさないとびりびりするぞ」と脅してくるではないか。

驚いたティムはパニックになるが、ピカチュウは言葉が通じたと喜ぶばかり。

話ができるピカチュウなど聞いたことがなかったティムは半ば錯乱状態で状況を整理しようとするのであった。

エイパムの襲撃

何とか会話をしようとするピカチュウだったが、

パニックになったティムはもしかしたら先ほど変なガスを吸い込んでしまったから幻覚が見えているのではないかと取り付く島もないようだった。

そんなティムに、窓から突然入ってきたエイパムが襲い掛かってくる。

ピカチュウはそれをみて「いつもより凶暴だ」といって彼からエイパムを引き離そうとするが、なすすべもなく逃げることに。

自分に襲い掛かってきたエイパムを払いのけたティムは、ピカチュウを追って屋上へ逃げこんだが、すぐにエイパムに追いつかれてしまう。

また、近くにいた多くのエイパムが凶暴化しているようで、一斉にティムに攻撃をしかけてきて二人は大ピンチに。

どうやらこのエイパムは先ほどティムがあけた窓から毒ガスを吸ってしまったようだった。

屋上からダストシューターに入ることでエイパムを巻くことに成功するものの、助けを求めて入った食べ歩き通りではティム以外にピカチュウの言葉を聞けるものはいないようだった。

さらに、さっきまで自分たちを追いかけてきていたエイパムたちはけろっと元の状態に戻っており、ティムは変人扱いされてしまう。

ハリーの家で作戦会議

逮捕されないうちにティムとピカチュウはハリーの家で一夜を明かすことにした。

ポケモンとパートナーになることはごめんだと思っていたティムだったが、

ハリーは死んでいないことをピカチュウから聞き、ピカチュウはまた、ハリーの相棒だったことを知って、ピカチュウと協力してハリーを見つけようと思い直すのであった。

しかし、肝心のピカチュウは記憶を失くしており、謎は深まるばかり。

とりあえずハリーの家に戻った二人。

ピカチュウは手掛かりを探そうと家の中を探索する。

その際、見つけた女性の写真を手に、

ティムに「この人なら俺を知っているかもしれない」というが、

写真の女性はティムが11歳のころなくなった彼の母親だった。

悪いことをしたと謝るピカチュウだったが、ティムは気にするなといって部屋を出て行った。

Rの匂いと手がかり

次の日、目を覚ましてリビングに行くと、

ピカチュウが部屋中を荒らしまくり大変なことになっていた。

片づけようとするティムだったが、「大事なてがかりだ」といってピカチュウは持論の推理を披露する。

昨夜、襲い掛かってきたエイパムから「R」の匂いがしたというピカチュウ。

彼の話によると、Rはポケモンを凶暴化させる効果がある毒ガスなんだとか。

しかし、それ以上は何も覚えておらず、二人は父親の事件の詳細を追っていた女性「ルーシー」に会うために彼女の勤め先に向かうことにした。

CNMでのルーシーの処遇

ルーシーが務めるCNMまでやってきたティムとピカチュウ。

しかし、ルーシーは仕事があまりうまくいっておらず、上司からも邪見にされているようだった。

ティムはタイミングが悪いところにやってきてしまったものの、Rの話を切り出すと、ルーシーは自分のオフィスにくるようにいうのであった。

彼女についてオフィスにいくと、物置小屋のような場所に案内された。

どうやら彼女は書類が雑多に置かれた一室をオフィスにするようにいわれている角部屋社員。

そんなので大丈夫なのかと心配するピカチュウだったが、ルーシーはハリーの消息を辿ってRを見つけたという港にいくように二人に指示を出した。

情報屋はポケモン?

Rを見つけたという港には、情報屋がいると聞いて二人は警戒しながらも港に足を踏み込んだ。

ありふれたコンテナがあるだけで何もないかのように思えたが、少し歩くと二人は無口でうざいポケモン「バリヤード」に出会う。

どうやら情報屋はこのバリヤードらしく、二人はパントマイムで詳細を教えてくるバリヤードに苦戦しながらなんとか「ラウンドハウス」にRに関しての情報があることを突き止めた。

ラウンドハウスとリザードン

バトルが禁止されているライムシティのど真ん中の「ラウンドハウス」にたどり着いた二人は、公然とバトルが開催されている現場に直面する。

ティムはRについて情報を集めようとするが、ラウンドハウスを取り仕切っているリザードン使いに「そのピカチュウに俺とリザードンはこてんぱんにされた」と難癖をつけられ、足止めを食らってしまう。

彼に前にピカチュウと一緒にきたハリーは何をしにここに来たのか問いかけるも、ピカチュウと再戦したら教えてやるといって男は聞いてくれそうにない。

ピカチュウはリザードンとにらみあいながらも「やってやる」と闘志むき出し。

ティムは男の提案を飲んでピカチュウとリザードンの試合が急遽執り行われる運びとなった。

Rを吸ったリザードンと戦えないピカチュウ

やる気満々でストレッチをしながらリングに向かうピカチュウだったが、舞台に上がる直前にリザードンがRを吸わされているのを見てしまう。

凶暴化したリザードンを前に、びびりまくり、試合が始まっても逃げるばかり。

しかし、首がフェンスに挟まってリザードンは身動きが取れなくなり、ピカチュウに勝機が。

電撃をくらわしてノックアウトさせればよかったが、肝心なところでピカチュウはどうやって電気をだすのかわからなくなったという。

もたもたしているうちにリザードンが抜け出し、再度ピンチに。

やられてしまうかと思われたその時、ティムがリングに上がり、リザードンに反撃。

これをみていたリザードン使いがリングに参戦し、ティムともみ合うことになるが、ティムともみ合っている途中で彼の内ポケットに大量にしまわれていたRの小瓶が割れてラウンドハウスに毒ガスが充満してしまう。

毒ガスを吸って凶暴化したポケモンたちにより、会場は大混乱。

混乱に乗じて逃げようとするティムたちだったが、リザードンに阻まれて大ピンチに。

しかし、会場のいけすから出てきたコイキングがギャラドスに進化。

これによって二人はリザードンどもどもリング外へ吹き飛ばされることになった。

博士とは?

コイキングに飛ばされる寸前に、リザードン使いからRの出ところは「博士」であることを聞き出していたティム。

しかし、二人はバトルが禁じられたライムシティがバトルをしたとして補導。

ヨシダ警部補のもとへ再度来ることになった二人は、ヨシダにハリーが生きていることを告げるが、取り合ってもらえなかった。

そして、ヨシダからはハリーが生きていないことを裏付けるように事故の様子をとらえた映像をみせられてしまう。

失意に暮れるティムは、外のベンチに腰掛け、隣に腰掛けるピカチュウに自分はハリーに愛されていることを知らずに、母親が死んだときに置いていかれたと思い、ずっと父を許せず、一緒に住むことができなかった旨をピカチュウに語った。

今更手遅れだと語るティムに、ピカチュウは「お前のせいじゃないし、今のお前をみたら誇りに思うよ」と慰める。

ティムはそんなピカチュウに、なぜピカチュウの記憶がないのか探ろうと提案。

大賛成だといって立ち上がる二人だったが、そんな二人の前に黒塗りの高級車が停車。

中から現れた女性によって二人はある高級ビルへと招待されることに。

ハワードとホログラム

女性に案内されるまま、

高級ビルへ足を踏み入れた二人は、

中で待っていたハワードと出会った。

挨拶をそこそこに、ハワードはハリーが自分の依頼でRについて調査していたことを語り、ハリーは生きている旨を当時の再現ホログラムをみせて証明してみせた。

ホログラムを見る限り、ミュウツーによって車は横転。

命からがら出てきた二人だったが、ピカチュウが記憶を抜き出され、ハリーはミュウツーに連れていかれたように映っていた。

ハワードによると、ハリーがRのことを探っていたことを知ったハワードの息子が詳細を握る前に彼をつぶそうとしたのだそう。

どうやらティムとハリーのようにハワードは息子とうまくいっておらず、ハワードが築いた地位を陥落させる目的でRの実験を繰り返しているのだとか。

そんなハワードの話を信じた二人は、ハリーを探すためにロジャー(ハワードの息子)に接触しようと歩き出すことになった。

再びルーシーに会うことに

ロジャーと接触するといっても何のつてもない二人は途方にくれてしまった。

そんな二人は、ハリーについてかぎまわっているルーシーを思いだし、彼女と接触。

ルーシーはすでにロジャーと接触しており、彼のパソコンからRの隠し場所を突き止めたという。

また、Rはアン・ローラン博士という博士が研究しており、研究所の場所も突き止めたことをルーシーはあかし、今から行くから一緒に行こうとまでいってくれた。

研究所と実験内容

3人は車で研究所に訪れた。

ミュウツーの事故があったことで封鎖されていた研究所だったが、3人はずかずか中へ入っていく。

研究所にはパワー増強されたゲッコウガや、成長力増大前のドダイトスがいた。

また、最奥部にはミュウツーが閉じ込められていた格納庫があった。

格納庫の前には過去を記録していたホログラムが記録されており、ピカチュウとティムはホログラムを見ることにする。

そして、記録から

・ハリーがカントー地方で逃げ出したミュウツーを捕まえたこと

・捕まえた報復で連れていかれこと

以上を二人は読み取った。

この事実をルーシーとコダックに伝えにいくと、研究所を探索していたはずのルーシーは遠隔操作で檻から出たゲッコウガによってつかまってしまっていた。

これをティムがなんとか助け出し、命からがら4人は研究所から森へ逃げ込んだ。

追ってきたゲッコウガの群れに、4人は苦戦するが、コダックのねんりきによって跳ね飛ばすことに成功。

難を逃れ森に出たのもつかの間、なぞの地殻変動によって4人は崖に落ちそうになったり、斜面を転げ落ちたりとパニックに見舞われる。

地殻変動の正体はドダイトスで、森だと思っていたのは、巨大なドダイトスの背中だった。

実験によって大きく成長させられたドダイトスの背中をいったりきたりして逃げ回った4人だったが、ついに海に投げ出されてしまう。

ピカチュウのケガとミュウツー

何とか海岸にたどり着いた4人だったが、落石にあったピカチュウは命に関わる大怪我を負い、瀕死の状態に。

そこへフシギダネがやってきて、ティムは助けてくれるよう求めた。

ティムの呼びかけに応じたフシギダネは仲間を連れて戻ってきて、ついてくるようにいっているようだった。

ティムはピカチュウを抱えてフシギダネについていくと、崖に囲まれた場所にピカチュウを置くよう指示されてその通りにする。

フシギダネたちは去って行き、かわりに現れたのはハリーをさらっていったミュウツーだった。

ミュウツーがピカチュウに手を当てると、ピカチュウは元気に。

ミュウツーが何か語ろうとした瞬間、ミュウツーはハワードの画策によってつかまり、輸送されてしまうのであった。

ミュウツーを逃がしたのはピカチュウ?

ミュウツーがつかまる直前、ピカチュウとティムはミュウツーのサイコキネシスでミュウツーが脱出するきっかけを与えた映像をみた。

それは、ピカチュウが格納庫の電気回路に異常をもたらす映像だった。

このことから、ピカチュウはハリーを裏切り、ミュウツーを逃がし、そのことによってハリーはつかまったと思ってしまう。

引き目を感じたピカチュウはティムを守るため、自分が危害を加えることができないように彼から離れていった。

事故現場に残された手裏剣

ティムと別れたピカチュウは、嘆き悲しみながら歩いていると、偶然にもハリーの車が横転した事故現場へとたどり着いた。

ピカチュウはそこでゲッコウガの手裏剣を発見。

ミュウツーが攻撃したことで車が横転したのではなく、ゲッコウガの攻撃によって車が事故を起こしたことを知ったピカチュウは、ミュウツーはハリーを攻撃したのではなく守ろうとしたことを推理。

ピカチュウはティムが危ないかもしれないと察知、ティムが向かったであろうライムシティへと急ぐのであった。

ポケモンパレード

そのころティムは、ハワードのもとへ足を運んでいた。

ハワードにミュウツーがつかまったことを伝えにいくと、ハワードは妙な機械を頭につけて会話ができないようだった。

そして次の瞬間、ティムの後方から格納庫に収納された、ハワードと同じ機械を頭につけられたミュウツーが運ばれてきて、ミュウツーはティムと目が合うと「逃げろ」という。

驚いたティムだったが、ハワードは「いいんだ」といって機械を作動させ、倒れこんだ。

駆け寄ろうとする間もなく、ミュウツーが格納庫を破壊して言葉を話し始める。

しかし、それはミュウツーではなく、ミュウツーの体に入り込んだハワードが発した言葉であった。

ハワードによると、ミュウツーには錯乱状態になったポケモンに精神を移動させる力があるらしく、その力を利用してハワードはミュウツーの体を乗っ取ったようだった。

ハワードは体が悪くなっており、治療できないのであればポケモンと一体化すればいいと考えてこの行動をとったらしい。

常軌を逸した考え方に言葉を失うティム。

ハワードは当日外で開かれていたポケモンパレードの大きな多数のバルーンの中に、Rを仕込んでおり、それを巻きポケモンを混乱させ、さらに自身が乗っ取ったミュウツーの力で街の人間とポケモンを一体化させようと考えていることを暴露。

止めようとするティムをもろともせず、ハワードは外へ颯爽と出ていくのであった。

ピカチュウのボルテッカー

外にでたハワードは、バルーンを破壊して毒ガスを爆発させるピカチュウを発見する。

ピカチュウを始末しようとハワードは攻撃するが、ピカチュウはピジョットをうまく使って滑空し、逃走。

何度もピンチあうピカチュウだったが、ティムがアドバイスしてくれたボルテッカーを使ってハワードの注意をひき、最後はメタモンに苦戦していたティムがハワードの頭についていた装置を取り外してミュウツーとの連携を遮断。

ミュウツーからハワードの精神が抜け出て、はれて自由となったミュウツーは、助けてくれた二人に感謝しつつ、ポケモンになってしまった人を元に戻した。

逮捕されるハワード。

二人はミュウツーに駆け寄り、ハリーがどこか問いかける。

しかし、ミュウツーは「ずっと近くにいたんだ」といってピカチュウに視線を合わせた。

ティムの父親ハリーは、ピカチュウと一体化しており、ティムがピカチュウと話せたのは、ピカチュウにハリーが入っていたからだった。

ティムと父親ハリーの関係

ピカチュウから元に戻してもらったハリーは、ティムに帰りの切符を渡した。

いつでも遊びにこいといってハグをし、ティムは一度、ハリーとピカチュウの二人に背を向ける。

しかし、踵を返しながら「提案がある」といってティムが切り出したのは「一緒に暮らす」という案だった。

「賛成だ。大賛成だ」といったハリーは、快くティムを迎え入れ、ピカチュウもどこか嬉しそうに鳴き声を上げるのだった。

まとめ

以上が『名探偵ピカチュウ』の徹底ネタバレでした。

ピカチュウ以外にもたくさんおなじみのポケモンが出てきていたので、子供でも大人でも楽しめる作品だと思います!

ぜひ気になる方は劇場へ足を運んで観てください!

ではでは、映画館でみるよ!という方も、そうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

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