『ターミネーター2』の正統な続編『ターミネーター ニュー・フェイト』。
ジェームズ・キャメロンが製作復帰したことで
早くから注目されている本作。
早く映画を観たい!!という方も多いはず。
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本記事では、
・『ターミネーター ニュー・フェイト』にみられた『ターミネーター』『ターミネーター2』のオマージュとリンク
以上について記載していきます。
目次
本記事閲覧前の注意書き
※本作には『ターミネーターニューフェイト』の重大なネタバレが記載されています。ネタバレをされたくない方は閲覧をお控えください※
また、本作『ターミネーターニューフェイト』を見るにあたり、ストーリー上の展開から前作である『ターミネーター』、『ターミネーター2』の鑑賞を強くおすすめします。
前述2作は、どちらもU-NEXTで配信されているのでご活用ください。
『ターミネーター ニュー・フェイト』予告動画+あらすじ
まず本題に入る前に予告動画とあらすじを記載します。
必要ない方はスクロールをお願いします。
予告動画
あらすじ
『ターミネーター2』以降、シリーズの権利が手元から離れていた映画界の巨匠「ジェームズ・キャメロン」が製作に復帰!
『デッドブール』のぶっ飛んだ脚本と演出で評価を得た監督「ティム・ミラー」とタッグを組み、『ターミネーター2』の続編作品として製作された『ターミネーター ニュー・フェイト』。
脚本が魅力的でないという理由から『ターミネーター2』より後の作品には出演していなかった「サラ・コナー」役「リンダ・ハミルトン」も同役で復帰し、ターミネーターのレジェンド「シュワルツェネッガー」も出演を果たした最新作に、期待が寄せられている……。
<審判の日>に備えよ。
『ターミネーター』『ターミネーター2』のオマージュとリンク
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以下、私が拾えた範囲でですが、『ターミネーター』、『ターミネーター2』のオマージュやリンクについて記載していきます。
話自体のつながりについて
本作『ターミネーターニューフェイト』は、シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰した映画として話題になり、『ターミネーター2(1991年公開映画)』の正統な続編として製作されました。
そのため、今作が踏襲しているのは『ターミネーター(1984年公開)』と『ターミネーター2』になります。
シリーズは他にも3以降続いて公開されてきたわけですが、本作を見るにあたってはストーリーのつながりは考慮して作られていないので、いったん忘れましょう。
本記事でもオマージュ、リンクについては3以降の作品は含めずに記載していきます。
ビデオ記録映像
『ターミネーターニューフェイト』冒頭では、
『ターミネーター2』で精神病院にいれられたサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が審判の日について医師に話すビデオが映像が流れます。
セリフや表情もそのままだったので、ビデオ映像自体が『ターミネーター2』のもの。
『ターミネーター2』を見たことがある人ならあの映像だ!とぴんときたのではないでしょうか。
真っ裸で登場
ターミネーターシリーズでおなじみの過去にトリップする際は生命体以外はもっていけないという設定は本作でも生きいます。
未来からREV-9とグレースがトリップしてくるわけですが、二人とも例に倣って服を着ずに登場。
液体金属と刃のついた武器
敵ターミネーター「REV-9」は未来で人工知能が作り出した最新型のターミネーター。
触れた相手に変身できたり、皮膚が液体金属でできているのは『ターミネーター2』で登場したT-1000の設定を踏襲したもの。
REV-9はT-1000の特長を受け継いだ上に、鉄の骨格と液体金属で2つに分かれることも可能。
壊滅的なダメージを受けてもすぐに元通りになっちゃうのはT-1000と同じ。
さらに、REV-9が武器として主に使うのはナイフのように鋭い刃。
腕や指先、体から刃を出して敵をせん滅するのもT-1000と似ています。
ただ、T-1000の液体金属の色は銀色でしたが、本作に登場するREV-9の液体金属の色は黒なのでちょっとした違いはあり。
REV-9は2体に分裂できたり熱にも強かったり……T-1000を踏襲しつつも前ターミネーターより強力。
ぬーんとすり抜けちゃう
REV-9がダニーたちを追い詰める際、液体金属という体を活かしてガードレールをすり抜ける描写がされます。
これは『ターミネーター2』でT-1000が障害物である牢をすり抜けたものをオマージュしたもの。
鉄の骨格を脱いだREV-9はT-1000とほぼ同じと思っていいのかもしれません。
I’ll be back
吹替版では聞けませんが、サラコナー役のリンダハミルトンがREV-9を仕留めに行く際、ダニーたちにいったのはシリーズお決まりのこのセリフ。
シリーズではアーノルド・シュワルツェネッガーが口にしてきた言葉のため、リンダは何度も撮り直しをさせられたのだとか。
本作でリンダがこのセリフを口にするのは映画が始めって中間地点にも到達していない部分なので、聞き逃しがないようにしたいところ。
運転して!
『ターミネーター』、『ターミネーター2』ではターミネーターから逃げる際、度々カーアクションが用いられてきました。
本作でもそれは健在。
複数人で1台の車に乗ってドライバー以外はターミネーターに攻撃。
ドライバーが「運転を代わってくれ」と同乗者にお願いするセリフもシリーズでは同じみで、本作でもグレースがダニーの弟に運転を交代するように指示を出しています。
変身されたら最後?
REV-9は変身した相手を殺す特性があるとグレースが本作中にダニーに説明しますが、この特性は『ターミネーター2』のT-1000と同様。
サングラスと効果音
T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)と落ち合い、家を出る際、T-800は自宅にあったサングラスを手に取りかけるかためらいます。
このT-800は『ターミネーター2』に出てきた個体とは別ですが、前作で似たような黒いサングラスをT-800は足止めをしてきた一般人から奪い、かけています。
今作でサングラスはかけなかったものの、T-800の象徴ともいえるアイテムなので本作でちらっとでてきたに違いないです。
また、サングラスをかけはしませんでしたが、ダダンダンダダンというおなじみの効果音も本作では健在。
シュワちゃんといえばこれといいたくなる人も多いのではないでしょうか。
もがれた左腕とはがされた目の皮膚
T-800はREV-9との戦闘で左腕をもがれ、片目だけ覆っていた皮膚がはがれてしまいます。
『ターミネーター2』でもT-800はT-1000との戦闘の末に左腕をなくし、さらに片目の皮膚がはがれた上で戦いました。
足がもがれたりすることはありませんでしたが、もがれるのが左腕だったのと片目になったのは前作のオマージュといっていいと思います。
T-800がこと切れる瞬間にみた景色とジョンへの想い
T-800はREV-9を確実に仕留めるために相打ちを決めます。
REV-9がショートし、T-800もその余波を受けてこときれるわけですが、彼が壊れる寸前、観客の視点はT-800がみているものに変わり、見下ろすサラとダニーを赤い視界の中みることになります。
これは『ターミネーター2』で溶鉱炉へと沈んでいくT-800がみたサラとジョンの景色に似ており、オマージュと思われます。
また、T-800がこと切れる瞬間の描写も「ぷちん」とテレビがきれるようなもので、『ターミネーター2』で彼が溶鉱炉へと沈んだ際の表現と類似。
本作で彼が「ジョンのために」と口にしていたのはオマージュではありませんが、前作から人間の心を学び、感情を身に着けつつあったT-800の姿を見てきた方なら彼がなぜジョンのためにといったのかその心の内を理解できるはず。
フェンスごしに思いを寄せる
劇ラストでダニーはフェンス越しに幼いグレースの姿を見て戦う決意を固めます。
これは『ターミネーター2』でサラが自身とジョンの姿をフェンス越しに見ていたシーンと酷似。
『ターミネーター2』ではサラが夢を見ていただけという夢落ち展開でしたが、本作では夢落ちではありません。
今作では審判の日を回避できたわけではかったので、今から続編が気になりますね……
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『ターミネーターニューフェイト』みる前に予習は必要?どの映画を観ればいいのかまとめ
『ターミネーター ニュー・フェイト』は『ターミネーター2』の続編ということでいいの?
今回製作された『ターミネーター ニュー・フェイト』は公式からも公開されているように「ターミネーター2」の正当な続編です。
「正当な」と明言されているので『ターミネーター3』含め、それ以降のお話は忘れちゃって大丈夫です。
そもそも、『ターミネーター3』からはジェームズ・キャメロンが製作から離れてしまい、総評も下がり続けて物語もよくわからない方向にいったりとファンも困惑する展開がされてきました。
今作を見るにあたり、覚えておけばいいのは『ターミネーター』と『ターミネーター2』の内容のみです。
それ以降の話は大人の事情ということでいったん忘れましょう……
最新作をみるにあたっては前述の2作品は鑑賞しておいた方がいいので、時間がある方は新作を観る前に既出の作品をみてみてください。
ちなみに、
『ターミネーター』、『ターミネーター2』に関しては動画配信サービス「U-NEXT」で無料で見られるので気になる方はチェック!
U-NEXT公式ホームページは下記から
※無料登録期間中に動画を見て解約すればお金は一切かかりません※
『ターミネーター2』は登録時にもらえるポイント消費で視聴可能
配信状況:2019/12/20まで
まとめ
以上が『ターミネーター ニュー・フェイト』にみられる『ターミネーター』と『ターミネーター2』のオマージュとリンクについてまとめでした。
ファン待望の胸が熱い映画なのは間違いないので、気になっている方はぜひみてみてくださいませ!
ではでは、映画をみるよー!という方も、DVDのレンタルをまつぞ!という方も、良い映画ライフを。
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