M・ナイト・シャラマンが監督をつとめ、
ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソン共演で映画化した『アンブレイカブル』のその後を描いた作品『ミスター・ガラス』。
前作を観ていて本作をぜひみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
本記事ではアンブレイカブルを観ていない方へ
・『ミスター・ガラス』を見る前に『アンブレイカブル』内容を詳細に紹介
・置いてけぼりにならないように必要情報詳細
以上について記載していきます。
※アンブレイカブル、スプリットのネタバレ記事のため注意※
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目次
『ミスター・ガラス』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
フィラデルフィアのある施設に、それぞれ特殊な能力を持つ3人の男が集められた。
不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、
24人もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、
驚くべきIQの高さと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス。
彼らの共通点は、自分が人間を超える存在だと信じていること。
精神科医ステイプルは、すべて彼らの妄想であることを証明するべく、禁断の研究に手を染めるが……
『アンブレイカブル』ストーリーの内容詳細
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『アンブレイカブル』は『ミスター・ガラス』の前日譚です。
『ミスター・ガラス』を見るにあたって視聴必須なので、
ざっくりストーリーを記載します。
読めば大体のことは把握できる……はず汗
『アンブレイカブル』ストーリー
フィラデルフィアに向かうデヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)は、
列車イーストレイル177号に乗った。
しかし、列車は原因がわからないまま脱線、大事故を起こし、乗客の生存は絶望的だった。
常人なら死に至る大事故に巻き込まれたデヴィッドだったが、
奇跡的に無傷の生還を果たす。
そんなデヴィッドのもとに、とある画廊から奇妙な手紙が届く。
デヴィッドは息子を連れて書かれていた住所を訪れ、
骨がもろい病気である「ミスター・ガラス」こと、
コミックコレクターの「イライジャ」と出会った。
イライジャは自分が些細なことで骨を折ってしまう病気であることから、
自分とは全く逆の、病気もケガも全くしないような屈強な人間がいるはずという仮定をデヴィッドに説明した。
そして死ぬはずの大事故に巻き込まれたにもかかわらず傷一つ負わずに生還を果たしたデヴィッドを、ケガも病気もせず、死なない不死身の人間なのだと告げるのだった。
けがや病気をしたことはあるのかとしきりに聞いてくるイライジャに恐怖さえ抱いたデヴィッドは、息子を連れてそそくさとその場を後にする。
しかし、イライジャの言う通り、
デヴィッドには今までけがや病気をした過去がなく、
大怪我をしたとイライジャには告げた大学時代の事故も、実は妻のオードリーと結婚するためついた嘘だった。
また、彼は触れた相手が犯罪者の場合、
犯罪者が過去に行った悪行を透視する能力があり、
以前までは気のせいだと思い、何とも思っていなかった。
イライジャに「キミはヒーローかもしれない」といわれたその日から、
デヴィッドの能力は徐々に覚醒しはじめ、
全く知らないはずの殺人事件と監禁事件の容疑者を察知する。
過去におぼれた経験からおそれていた水に沈むピンチに陥りながらも、
彼は殺人犯から子どもたちを助けることに成功。
世間は突如として現れた正体不明のヒーローの話でもちきりとなった。
感謝を述べるために再度イライジャのもとを訪れたデヴィッド。
しかし、イライジャと握手をしたデヴィッドは、
イライジャが過去に起こした3大テロ行為を透視してしまう。
デヴィッドが巻き込まれたあの列車事故も、イライジャが細工して起こした事故だったのだ。
イライジャは死なない体であるヒーローを探すためテロ行為を行っていた。
デヴィッドは彼の犯行を知って通報。
イライジャは逮捕されて精神病院へと入れられることとなった。
『ミスター・ガラス』見る前に必要な情報
知っておきたい登場人物と特徴
主人公のデヴィッド・ダンと、イライジャについては確実に知っておいた方が良いと思うので簡単にまとめをしていきます。
直接『アンブレイカブル』を見なくてもわかる……はず。
デヴィッド・ダン
常人が死ぬような事故に巻き込まれてもかすり傷一つ負わない、不死身の体の持ち主。
病気もケガも、過去に一度としてしたことはない。
『アンブレイカブル』にてイライジャによって能力を指摘されてから才能を開花させる。
『アンブレイカブル』終盤では犯罪事件から見事子どもを助け出し、世間から正体不明のヒーロ―として注目を集める。
今後は身元を明かさないヒーローとして活躍するだろうと予測できる終わり方をみせる。
イライジャ
ミスター・ガラスのあだ名を持つ先天性疾患を持つ男性
。
デヴィッドの能力を見出し、指摘、覚醒のきっかけを与える。
入院生活の時間が人生の大半ということもあり、読書が趣味。
コミックの世界に傾倒し、ヒーローに異常なまでの執着がある。
実はテロリストで、自分とは全く逆の人物を見つけるため事故を引き起こしては生存者を探していた。
そもそもミスターガラスの意味は?
本作のタイトルにもなっているミスター・ガラスとは、
サミュエル・L・ジャクソン演じる「イライジャ・プライス」につけられたあだ名です。
イライジャは両腕両足が骨折した状態で生まれてきた、先天的な病気である骨形成不全症。
ある種のたんぱく質を作れない体質であることから、骨密度が非常に低く、簡単に骨を折ってしまう病気です。
あだ名の由来
非常に骨を折りやすい先天的な病であるイライジャ。
幼い頃から転んだだけでも骨を折っていたことからガラスのようだという理由で、周りから「ミスター・ガラス」と呼ばれるようになりました。
イライジャは「悪役にはあだ名がつけられるものだ」と、
自分につけられた「ミスター・ガラス」という名前について憎んでもいましたが、
同時に誇ってもいたのか複雑な感情を抱いている様子。
デヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)の能力、弱点について
デヴィッドは劇中、以下の能力を発揮。
常人では考えられないエピソードも一緒に紹介。
・160キロもの重量を持ち上げることに成功
・破損して常人では開けられない車のドアを素手で破壊
・触れた相手の行いを透視
・プールの底に5分沈むも死なない
・他乗客が全員死ぬような列車の大事故に巻き込まれるも無傷で生還
・車の事故で車外に投げ飛ばされるも無傷で立ち上がる
・壁にひびがはいるほど強く叩きつけられるも無傷で反撃
・2階からプールに叩き落されるも溺れず突っ込まれた棒を頼りにプールサイドによじ登る
・のどの痛みもなければそもそも病気に(カゼすら)かかったことがない
超人といって納得のエピソードを数多く持つデヴィッド。
しかし、彼は学生時代、ふざけた友人にプールに落とされた過去から
水が怖くなっています。
悪人を察知できる不死身のスーパーヒーローであるデヴィッドですが、
水が怖いのが唯一の弱点です。
『ミスター・ガラス』で施設に集まる3人とはだれか
今作『ミスター・ガラス』で施設(おそらくアンブレイカブルラストでイライジャが入れられたとされる精神病院)に集まる3名は、
・デヴィッド・ダン
・イライジャ・プライス
・ビースト
以上の3名。
それぞれ不死身だったり、骨が折れやすいとか、多重人格者とか……
常人ではない超人的な人物として集められるようです。
ビーストに関しては『スプリット』についての予備知識が必要なため、
後日また詳しく別記事にて記載します汗
ミスター・ガラス鑑賞前に『アンブレイカブル』、『スプリット』はみた方がいいのか
文字面で大体把握できれば問題ないですが、
読むよりも観た方が登場人物やらなんやらと視覚的な理解もあるため絶対いいです。
そもそも本作は予備知識ゼロで挑んだ場合は、
確実に置いてけぼりを食らいます。
個人的な感想としては…
前日譚『アンブレイカブル』とスピンオフ『スプリット』は『ミスター・ガラス』を見るにあたって視聴は必須かと。
今作を全力で楽しみたいなら
『ミスター・ガラス』を見る前に『アンブレイカブル』と『スプリット』は観ておいた方がいいでしょう。
アンブレイカブルは動画配信サービスのU-NEXTでフル動画を見ることができます!
スプリットに関してはAmazonプライム会員なら無料視聴可能。
Amazonプライムも30日間無料トライアル期間があるので、
登録して動画を見て解約すれば実質タダで視聴はできます。
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まとめ
以上が『ミスター・ガラス』の前日譚にあたる『アンブレイカブル』のおさらいでした。
ミスター・ガラス観に行きたいけどアンブレイカブルみてないしどうしようと、少しでも困っている方のお役に立てたらと思いかきかきしました。
いかがだったでしょうか汗
ちょっとでもお役に立てたのなら幸いです。
アンブレイカブルとスプリットを見るに越したことはないですが、どうしても見る時間がないという方は予備知識はつけて行ってみてください!
観てないと意味不明な描写が多かったり、そもそも誰こいつってなって置いてけぼりくらうのは間違いないので注意です_(:3」∠)_
ではでは、ミスター・ガラスをみにいくよ!という方も、DVDレンタルをみたいという方も良い映画ライフをお過ごしくださいませ!
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