清水崇がおくる恐怖の村シリーズ第3弾『牛首村』。
主演にKokiさんを迎えたことによりさらに注目を集めているシリーズ最新作のため、映画を観たい!!という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、
・映画『牛首村』の結末
・映画『牛首村』のもとになった都市伝説の詳細
以上について記載していきます。
目次
『牛首村』の結末(ラスト)はどうなったの?
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映画『牛首村』では、東京に住む主人公の奏音が、富山県の坪野鉱泉にある廃ホテルで行方不明となった詩音を探すため奮闘するという筋で話が進んでいきます。
結末としては詩音を見つけることができたのですが、詩音に過去に村で起こった悪習によって怨霊と化した「綾子」が憑りついており、ハッピーエンドとはなりませんでした。
詩音は奏音の双子の妹
廃ホテルで行方不明となった詩音は、奏音が幼いころに引き裂かれた双子の妹でした。
このことは奏音が坪野鉱泉付近を探索することで父がある家で夏休みを過ごしているところを見つけたことから発覚します。
また、村で過ごすことで奏音は幻覚をみるようになり、4才の時、昔「忌子(忌み嫌われている子ども)」として処分された綾子の亡霊に連れ去られ、詩音により連れて帰られたことが判明。
綾子に再度さらわれないようにと父が奏音を東京へと連れて行ったことから双子はお互いのことを忘れて過ごすことになったのでした。
妹の恋人「将太」と村へ
奏音は詩音の行方を捜す詩音の恋人である将太とともに詩音の行方を捜索し、綾子の双子の妹である奏音達の祖母から綾子が忌子として穴に落とされ、死ぬことができずに生き延びていた記憶を見せられることで牛首村(綾子がいる穴の中)にトリップします。
ここで詩音を何とかして助け、現代へ帰ることができたのですが、綾子が成仏できずに詩音に憑りついている、という描写がされ映画は締めくくられてしまいます。
映画『牛首村』のもとになった都市伝説の内容とは
映画のあらすじを調べると、映画を製作するにあたりもととなったある都市伝説がモチーフとして使われていることがわかります。
『牛首村』のもとになったのは「牛の首」という都市伝説。
この都市伝説はSNSでも有名な話なので知っている方も多いと思いますが、映画内でも紹介されている通り牛の首というお話は「話を聞いた人は内容があまりにも怖くてショックで死んでしまう」として伝えられています。
そのため、牛の首がどういう話なのかは誰も知らないし、話自体が存在しないのです。
2チャンネル等で牛の首という題でいろいろな話が載せられていますが、『牛の首』の大本は小松左京の短編小説なのだとか。
この短編を書いた彼自身も自分が創作したわけではないことを明かしていて、牛の首は地元で流布していた話であることを『午後のブリッジ』というメディアにインタビューで答えています。
また、本作でもととなっている牛の首の伝承はおそらく、口減らしのために子供を殺すという内容から考えると、天保の大飢饉の際に村人同時で食い合ったという都市伝説『牛の首』ではないかと思います。
天保の大飢饉の際の共食いは実話なので実話をもとにしているのかもしれませんね…映画のパンフレットに何をもとにしたのかというのは都市伝説牛の首としか記載がなかったのでどの牛の首か確かなことはわからないのですが…。
牛の首の都市伝説は諸説ありますが、映画の筋から考えるともとになっているのは天保の大飢饉の話ではないかと予想できます。
村人同士で食い合うのではなく、映画では子供が口減らしと称して穴に落とされて処分されるのでかなり違いはありますが…残っている都市伝説で一番似ているのはこのお話です。
『牛首村』前2作について
今回公開された映画『牛首村』は、清水崇による恐怖の村シリーズ第3弾の作品です。
『犬鳴村』『樹海村』に続く作品ではありますが、物語が直接つながっているわけではなく、一つ一つの作品が独立しています。
そのため、いきなり第3弾の『牛首村』からみてしまっても問題はないです。
恐怖の村シリーズはそれぞれ犬鳴トンネル、コトリバコ、ウシノクビをモチーフに作られ、村を舞台に描かれた和製ホラー作品です。
どの作品も清水崇節がきいている映画となっておりますので、ぜひ気になる方は前に作られた2作品もチェックされてみてください。
ちなみに、『犬鳴村』『樹海村』は現在、Amazonプライムで見放題配信されています!
プライム会員の方は無料で観られるのでチェックもしやすいかと思います。
また、会員ではない方は初回登録に限り30日間無料でサービスを使えるので、『犬鳴村』『樹海村』をみた後に解約すればお金はかかりません。
お得に前2作をチェックされたい方はぜひ詳細をご覧になってみてくださいませ。
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『牛首村』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
「犬鳴村」「樹海村」に続く、清水崇監督が手がける「恐怖の村シリーズ」第3弾。坪野鉱泉など北陸地方ではよく知られた実在の心霊スポットを舞台に、不可解な出来事に巻き込まれ、恐ろしい体験をする女子高生姉妹を描く。モデルのKoki,(正式表記は「o」の上に「‐」)が映画初出演で初主演を飾り、主人公の女子高生姉妹を1人2役で演じている。ある心霊動画に映った自分そっくりの女子高生を見て驚く奏音。動画の中の女子高生は牛首マスクを無理やり被せられ、廃墟に閉じ込められるが、映像はそこで途切れていた。言い知れない胸騒ぎと不安に駆られた奏音は、動画の撮影地である富山県の坪野鉱泉に向かう。そこで彼女は「牛首村」と呼ばれるおぞましい場所の狂気と恐怖に襲われる。
(引用元サイト様:映画.com)
キャストは誰? 配役についてまとめ
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以下、主要キャストについて記載します!
雨宮奏音/詩音:Koki
香月蓮:萩原利久
倉木将太:高橋文哉
芋生悠
アキナ:大谷凛香
ミツキ:莉子
山崎:松尾諭
三澄:堀内敬子
雨宮直樹:田中直樹
豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!
まとめ
以上が『牛首村』についてネタバレまとめでした。
いかがだったでしょうか。
少しでもお役に立てる情報を発信できていたら幸いです!
『牛首村』は恐怖の村シリーズ第3弾ともあって注目していた方も多いのではないでしょうか。
このシリーズ個人としては全然怖くなくて、みていて逆に面白くなっちゃうのですが、やっぱり映画をみた感想というのは人それぞれですね…!
すごく怖かったという方もいらっしゃいますし、くそ映画だと酷評する方もいらっしゃいます。
ホラーの巨匠が監督・脚本を務めているので悪くはいいたくないですが個人としては怖いというよりもちょっと面白かったです。
怖さと笑いは紙一重なのでそこをせめようとしているのだとは思いますがね!!
こちらの記事で映画の口コミ、感想を記載しているので、気になる方はよろしければリンクを踏んでみてください。
ぜひぜひ気になったという方はご自身でみてみてくださいませ!!