映画『マリグナント』原題と邦題「タイトル」の意味や伏線は何?ネタバレ注意ありで徹底解説

スポンサーリンク


ジェームズ・ワン監督がおくるホラー映画『マリグナント 狂暴な悪夢』。

早くから注目されている作品なので、

映画を観たい!!という方も多いはず。

本記事では、

・『マリグナント 狂暴な悪夢』タイトルの意味

・タイトルに秘められた伏線

以上について記載していきます。

本記事を読む前の注意!

本記事はネタバレを記述する前に「以降ネタバレ」があることを注意喚起していますが、スクロールして飛ばし読みしているとネタバレを踏む恐れがあります。

ネタバレを踏みたくない方はブラウザを閉じてください!


目次

『マリグナント 狂暴な悪夢』のタイトルの意味について

2021年11月12日に公開されたホラー映画『マリグナント 狂暴な悪夢(邦題)』。

『マリグナント狂暴な悪夢』の原題は『Malignant』。

原題、邦題ともにマリグナントという英単語がタイトルになっています。

マリグナント(Malignant)の意味は?

原題、邦題に共通しているマリグナント(Malignant)とは、

1.悪意「敵意」のある

2.きわめて有害な

3.医学用語で(病気が)悪性の

上記3つの意味がある単語です(参照:weblio)。

マリグナント(Malignant)は形容詞のため、映画内に登場するキャラクターやそれに類する重要なものの名前というわけではありませんが、映画を的確に表現するのにふさわしい単語です。

本作『マリグナント狂暴な悪夢』は、主人公の女性「マディソン」が夢を通して黒い影が殺人を犯していく場面を観させられ、追い込まれていくというのが映画の筋になっています。

彼女は夢の中の悪意のある殺人者に追い詰められていくわけなので、マリグナント(Malignant)は悪夢で大暴れする殺人鬼を形容するタイトルになっていると読み取れます。

邦題の「狂暴な悪夢」とは

邦題ではマリグナントに加えて「狂暴な悪夢」というサブタイトルがつけられています。

これもあらすじの通りではありますが、主人公のマディソンがみる夢が殺人鬼による追体験なのでそのまま狂暴な悪夢とつけられています。

狂暴を凶暴としなかったことに対しての解説はネタバレが含まれるため、注意喚起としてここでは記載せず、これ以降記載させていただきます!

ここから先は映画のキモの部分についてもネタバレ記載していきます!

以下、タイトルに秘められた伏線についてはネタバレを含めて解説していきます!

ネタバレを踏みたくない方はここでブラウザを閉じてくださいませ!

タイトルに秘められた伏線について

マリグナントには3つの意味があると上述させていただきました。

1.悪意「敵意」のある

2.きわめて有害な

3.医学用語で(病気が)悪性の

上記三つですね……。

どの意味も本作にかかわりのある意味ではありますが、タイトル自体が伏線になってるので少しだけ深堀りします!

ネタバレしますが、本作の主人公マディソンは8歳までとある病院である治療を受けていました。

というのも、彼女は「寄生性双生児」を頭の後ろにもって生まれた子供だったからです。

寄生性双生児とは、お腹の中にできた双子がエコーなどで確認できる前に片方に吸収されてしまい、吸収したほうの子供の体内から生まれた後になって発見される子どものことを言います。

多くの場合、吸収された方は形として残ることはないのですが、ごくまれに優勢として生まれることができた子供の体の一部に寄生性双生児の手や足がくっついていることがあるそうです。

映画内では優勢として生まれたマディソンの後頭部に寄生性双生児がついており、この寄生性双生児はマディソンと脳を共有しており、彼女が育つにつれて悪さをするようにそそのかす悪性の存在として成長していきました。

作中で殺人を行っていたのもこの寄生性双生児であり、寄生性双生児はマディソンの脳を介して彼女を支配し、彼女の体を使って殺人を犯していました。

この設定は映画内で衝撃的な形で表現されることになった映画のキモの部分です。

映画では、マディソンについている寄生性双生児が悪性のものであり、将来よくないことをするとしてマディソンは手術をうけ寄生性双生児が彼女から切除されました(それでも脳に寄生性双生児の一部が残っていたため、大人になったマディソンは殺人鬼に体を乗っ取られることになってしまいましたが…)。

マリグナントの言葉の意味として、手術で寄生性双生児を切除し取り除いたことから、3つ目の「医学用語で病気が悪性の」という意味につながっています。

映画で寄生性双生児がまるで悪性の腫瘍であるように扱われ切除されたことから、「マリグナント」というタイトルは映画のキモである部分の伏線になってるととらえることができます。

また、1悪意のある、2きわめて有害なという意味も、悪性腫瘍として取り除かれた寄生性双生児を形容する意味としてつかわれているものと考えられます。

邦題の狂暴を凶暴としなかったのはなぜか

邦題ではマリグナントに加えて狂暴な悪夢というサブタイトルがつけられています。

きょうぼうという言葉には狂暴のほかに同音で凶暴という漢字もありますが、採用されているのは狂暴の方です。

2つの言葉はどちらも人間や動物等の、暴力的な恐ろしい性質や行いを表す際に使用する言葉となっていますが、2つの言葉の意味の違いをあげると、狂暴という言葉が本作に適していると考えることができます。

それというのも、凶暴は「人や動物の本性とも言える暴力性を表す意味で用いられる」のに対し、

狂暴は本性ではなく、一時的な錯乱状態で正気を失っている際に用いられるので、後頭部にいる寄生性双生児に操られ殺人を犯してしまうマディソンを的確に表現したものと捉えられます。

管理人は邦題がちょっとださいなと思ってしまっていたのですが、意味を知るとかなり考えてサブタイトルがつけられていると考えられて楽しいですね。

『マリグナント 狂暴な悪夢』予告動画+あらすじ

予告動画

あらすじ

「死霊館」ユニバースを生み出し、「ソウ」や「インシディアス」シリーズなど数々のホラーを手がけながら、「ワイルド・スピード SKY MISSION」「アクアマン」などアクション超大作も大ヒットさせているジェームズ・ワン監督が、オリジナルストーリーで描くホラー。ある日を境に、目の前で恐ろしい殺人が繰り広げられるのを目撃するという悪夢に苛まれるようになったマディソン。彼女の夢の中で、謎めいた漆黒の殺人鬼が、予測不能な素早い動きと超人的な能力で次々と人を殺めていく。やがてマディソンが夢で見た殺人が、現実世界でも起こるようになる。殺人が起きるたび、マディソンはリアルな幻覚かのように殺人現場を疑似体験し、少しずつ自らの秘められた過去に導かれていく。そして邪悪な魔の手がマディソン自身に伸びてきたとき、悪夢の正体が明らかになる。主演は「アナベル 死霊館の人形」のアナベル・ウォーリス。(引用元サイト様:映画.com

キャストは誰? 配役についてまとめ

『スポンサーリンク』


以下、主要キャストについて記載します!

アナベル・ウォーリス

マディー・ハッソン

ジョージ・ヤング

マイコール・ブリアナ・ホワイト

豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!

まとめ

以上が『マリグナント狂暴な悪夢』の邦題、原題の意味についてまとめでした。

いかがだったでしょうか。

少しでも参考になる記事になっていたら幸いです…!

本作はあの『死霊館』シリーズを生み出したジェームズ・ワンがオリジナルで作ったストーリーで製作された傑作ホラーとなっているため非常に注目度が高い映画です!

ぜひぜひ気になっている方は劇場まで足を運んでみてください!

ではでは、映画をみるよー!という方も、いやぁやっぱり今回はやめておくよという方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ!

『スポンサーリンク』


スポンサーリンク