盗み目的で入った若者たちを一掃した孤独な盲目の老人が、続編『ドントブリーズ2』のタイトルで帰ってきました!
本記事では、
・『ドントブリーズ2』で老人は死んでしまったのか
・結末(ラスト)はどうなったのか
以上について記載していきます。
目次
『ドントブリーズ2』結末(ラスト)はどうなった?盲目の老人は死んでしまったの?
『ドントブリーズ2』は、前作で盗みに入った若者たちを恐怖のどん底へとつき落とした盲目の老人が、ある少女と暮らしていたところをわるーい野郎どもによって少女を奪われ、それを悪役から救うというストーリーラインになっています。
老人は悪役との死闘を繰り広げた末に何とかして少女を救い出しますが、悪の権化によって背中から腹部を刺され、倒れます。
「死なないで。私が絶対に救うわ」といった少女に老人は「もう救われた」と返し、力なく手を地に落としてしまいました。
この描写をみるかぎり老人は死んだと思われますが……おそらく彼は生きています!
なぜなら、映画はこれで終わりじゃなかったからです。
エンドロール後の意味深な映像
映画本編が終了し、エンドロールが終わると、おまけ映像が流れました。
そのおまけ映像では、本編で大活躍した犬が、死んだと思われていた老人の手をなめるという描写がされます。
犬になめられて老人が手を動かすことはありませんでしたが、わざわざこの映像をエンドロール後に流すということから、彼は死んでおらず、生きていたと予想ができるのではないかと思います。
本当に死んでいたのであれば遺体が運ばれる描写があっていいと思いますし、墓に少女がお参りにくるでもいいですが、わざわざ倒れた老人をブラッシュアップするということはつまり……そういうことではないでしょうか。
確実に生きているとは言い切れませんが、9割がた死んではないでしょう。
1でもそうでしたが、老人は明らかに致命傷だろうというけがを負っても何度も立ち上がってきた強者です。
ネイビーシールズって本当にすごいと言わざるを得ないくらい強靭な肉体を持っているため、刺されたにしても今までの復帰力をみる限り死んだとは思えないんですよね……
普通の人は絶対死んじゃうと思いますが……彼は生きていて次回作以降また我々を楽しませてくれるのではないでしょうか。
ラストまでの簡単な物語の流れ
この段落からは物語の冒頭からラストに至るまでの簡単な流れをネタバレ記載しています。
どのような流れで話が進行していったのか気になる方は読んでいただければ幸いです。
一人の少女
映画冒頭登場したのは一人の少女。
汚れた衣服を身にまとったおさない少女は路上で一人、倒れてしまった。
盲目の老人との生活
8年が経ち、少女は盲目の老人と生活を共にしていた。
彼女は彼をパパと呼び、彼は少女のことをフェニックスと呼んだ。
しかし、フェニックスは学校に通うことを許されておらず、閉鎖的な生活をしており、彼がいるだけでは寂しいと訴え始めた。
町へでる
フェニックスのことを気にかけてくれたのは盲目の老人にトラックで日用品を売りに来てくれる若い女性だった。
彼女は老人に許可を得てフェニックスを町へ連れ出した。
フェニックスは養護施設の前で遊ぶ少女たちを観て自分も輪に入りたいと思いながらも声をかけられず、寂しい思いをしただけだった。
不審者
フェニックスは家に帰る前、不審な男に話しかけられた。
男はフェニックスの髪を手でなで、また会おうといったが、フェニックスはこれをそこまで気に留めることはなく、女性に連れられて帰宅した。
女性の死
フェニックスを送っていった帰り道、女性は不審な車が道をふさいでいることに気づき、トラックをおり注意した。
不審な車は昼間フェニックスの前に現れたあの男だった。
女性はこれを不審に思い、不審な車両の隣を通りながら119に通報しようとしたが、車を降りた際に乗り込んでいた男の仲間によって殺されてしまった。
学校に行きたい
帰宅したフェニックスは老人ともめていた。
学校に通いたいとフェニックスが言い出したからだ。
老人は心配だった。娘を自由にしてしまえばまた、失うことになるのではないかと。
シャドーの死
同時刻、老人の家で飼われている忠犬「シャドー」は不審な物音に気付き見回りに出た。
しかし、シャドーは遠くから狙っていた不審な男の仲間によって撃たれ、無残にも殺されてしまった。
シャドーがいない
エサをあげにいってもシャドーが近づいてこないことから老人は外の見回りにでた。
目が見えない中シャドーを探すのは困難だったが、倒れているシャドーをみつけ、息絶えていることに気づき老人は悲嘆にくれた。
しかし、シャドーの亡骸から血が出ていることに気づいた老人は、シャドーの傷口から弾を取り、シャドーが何者かに撃たれて殺されたことを知るのであった。
もしかしたら、娘を狙いに来たやつらが家にきたのかもしれない。
彼は自宅へと急いだ。
隠れるフェニックス
同時刻、家には数人の男たちが推し入ってきていた。
フェニックスは男たちから逃げ隠れ、音を殺して行動していたが、ついに見つかり銃口を向けられてしまう。
死を覚悟したフェニックスだったが、現れた老人に救われ、難を逃れる。
老人は男と対峙、フェニックスは一人、老人が指示した安全な箱の中へと身を潜めた。
水が入ってくる
フェニックスは箱の中へ避難したが、追ってきた男によって箱の中に水を入れられ、溺れるのは時間の問題だった。
老人は娘を助け出すため男と乱闘の末、ようやくフェニックスを救い出すことに成功する。
明かされた真実、連れていかれる娘
二人はどうにかして逃げようとするも、男たちによって追い詰められてしまう。
男のリーダーである「レイアン」は、フェニックスを引き渡そうとしない老人に「秘密をばらすぞ」と脅し、老人は隙をみせてしまったがために気絶させられてしまった。
その間にレイアンは自分がフェニックスの父親であることを明かし、老人は本当の親ではないことを口にする。
フェニックスは信じられない気持ちでいっぱいだったが、自分の髪のメッシュがレイアンの髪のメッシュであるとに気づき、レイアンが本当の父ではないかと思い始めてしまう。
老人はすべてを明かされた後気絶から立ち上がるも、フェニックスの信用は地の底に落ちてしまっていた。
レイアンから娘を奪還した老人だったが、レイアンたちが放った犬によってフェニックスを引き離され、フェニックスはつれていかれてしまう。
老人は娘を失い、家もレイアンたちが放った火付け瓶によって焼かれてしまった。
残ったのは自分を襲ってきた犬と、我が身一つとなった。
フェニックスを取り戻す
娘を奪われた老人は、大きなけがを負うも、彼女を取り戻すため、自分を襲ってきたものの、死にそうになっていたところを助けたことにより忠実になった犬を使い、レイアンのアジトへ向かうことにした。
父、母との再会
一方、誘拐にも思える形で連れていかれたフェニックスはレイアンの家で目を覚ました。
レイアンは出て行ってもいいけどここに残って自分が何者であるかをきいてもいいんだといった
そこでフェニックスは自分の本当の誕生日は2月20日であること、本当の名前はタラであること、母の名前などを教えてもらい、レイアンが本当の父親ではないかとまた思い始めてしまう。
しかし、たとえ本当の父であったとしても老人を殺そうとしたことや自分をつれてくるやり方がおかしいと思ったフェニックスは家を出る決意を固め玄関に立った。
しかし、そこで聞き覚えのあるメロディーが聞こえてきた。
おさない頃母がよく歌ってくれた曲だ。
振り返るとそこには車いすにのった女性がいた。
母しか知らない歌をくちずさむ女性に、フェニックスは彼女が母親であることを確信した。
そして女性も自分が母であることを認め、フェニックスを引き留めたのであった。
本当の目的
安心したのはつかの間だった。
母はフェニックスが生まれた時の写真を見せてくれたが、どうも話の雲行きが怪しくなった。
母は死ぬ病気であるが、心臓を提供してもらえれば助かる、心臓は直系の人間でなければならない、そしてその直系の人間はフェニックスしかいない。
フェニックスは母親の命をつなげるため、心臓の提供のために連れてこられたのであった。
手術
拘束されたフェニックスは抵抗できなかった。
手術台に乗せられ、彼女は死を覚悟する。
しかし、機器が起動した瞬間、すべての電気が突然消えた。停電だ。
電気がない状態では手術はできない。
フェニックスはきっと老人が来てくれたのだと思っていた。
フェニックスのために
ブレーカーを落としたのは老人だった。
犬の導きによってアジトへとやってきた老人は刺客を一人殺してブレーカーを落としていた。
そこへレイアンに命じられ3人の部下を連れてやってきたのはラウルだった。
老人は薄く水がはられた部屋の中心に倒れ、気絶したふりをしていた。
ラウルは3人の部下を先に行かせたが、3人は自分がたてた波音に反応した老人に撃ち殺されてしまう。
ラウルは老人を撃ち殺すチャンスが十分にあったがしなかった。
彼は少女が殺されることに最初から反対だったのだ。
ラウルは老人に「裏からやつらは逃げた。少女は死ぬ」といい、老人に裏にある梯子を使えと手引きしてくれた。
最終決戦
フェニックスを連れた二人と闇医者は裏口から出ようとしていた。
しかし、「俺はおりる」といって駆け出した医者はどこからともなく現れた老人により瞬殺される。
そして老人が殺虫剤をまいたことによりあたりは白いスモークに包まれ視界が聞かなくなった。
レイアンは視界が奪われた中老人を殺そうとするが、少しずつ体を老人に切られ、消耗していった。
そしてやみくもにはっぽうする。
老人のうめき声があたりに響き、レイアンはやつをやったと確信した。
スモークが晴れていく。
しかし、スモークが晴れた先にあったのは腹を撃たれて死んだ妻の姿だった。
レイアンがうったのは妻だったのだ。
泣き叫ぼうとしたレイアンを後ろからつかみ上げたのは老人だった。
老人は彼に「私と同じ暗闇をみせてやる」といい、彼の両目をつぶした。
二度と近寄るんじゃない
老人は駆け寄ろうとしたフェニックスに自分の罪を吐露し始めた。
今までフェニックスにしてきた話は全てうそであり、レイアンの言ったことが真実であること、たくさんの人を殺したこと、過去に女性にひどいことをしたこと、自分はどうしようもない怪物であること、怪物以外の何物でもないということ。
これ以上、近寄るな、二度と。彼はそういったが、フェニックスはそれでも老人に駆け寄ろうとした。
しかし老人は「早く行け!!」と怒鳴りつけ、フェニックスはおびえた声を出し立ち去ったように思えた。
しぶといレイアン
老人はフェニックスがいなくなったと思い、悲嘆に暮れていた。
そんな彼の背中を、しぶとく生き残っていたレイアンが差し、首を描き切ろうとナイフを突きたてる。
しかし、レイアンは後ろから何者かによって刺され、死ぬことになった。
レイアンを刺し殺したのはその場を後にしたと思われたフェニックスだった。
フェニックスはレイアンによって刺され、出血する老人に駆け寄り、傷口を抑え「死なないで。私がきっと救うわ」といった。
しかし老人は「もう救ってくれた」と言ってフェニックスの手を握り、次の瞬間、その手は地に力なく降ろされた。
私はフェニックス
一人になってしまったフェニックスは養護施設へ向かった。
施設の前にいた少女に彼女はいう。
「なかにはいってもいい?」
少女はフェニックスに「いいよ。名前はなに?」と問いかけた。
彼女は本当の名前であるタラとは名乗らず、老人が付けてくれた名前「フェニックス」を名乗った。
『ドントブリーズ2』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
孤独な盲目の老人の家に押し入った若者たちが思いがけない恐怖を味わうさまを描いて全米スマッシュヒットを記録し、日本でもSNSを中心に口コミで評判が広がりロングランヒットとなったホラー「ドント・ブリーズ」の続編。あれから8年。盲目の老人は、惨劇の起こった屋敷でひとりの少女を大切に育てていた。少女と2人だけの生活を誰にも邪魔されないよう、静かに暮らしている老人だったが、少女に向ける表情には言いようのない不気味さが漂っていた。そんな2人の前にある時、謎の武装集団が現れる。彼らが少女を狙って屋敷に踏み入ってきたことから、老人の狂気が再び目を覚ます。前作でフェデ・アルバレス監督とともに脚本を手がけたロド・サヤゲスがメガホンをとり、前作のアルバレス監督も製作・共同脚本として参加。プロデューサーのサム・ライミも続投し、盲目の老人をスティーブン・ラングが再び演じている。
(引用元サイト様:映画.com)
キャストは誰? 配役についてまとめ
以下、主要キャストについて記載します!
スティーブン・ラング
ブレンダン・セクストン3世
マデリン・グレース
まとめ
いかがだったでしょうか。
以上が『ドントブリーズ2』で盲目の老人は死んでしまったのか、ラストまでの簡単な物語の流れについてまとめでした。
少しでもお役に立てるような情報が発信できていたら幸いです。
ドントブリーズから8年後を描いた本作、盲目の老人が数段パワーアップしていて驚いた方も多かったのではないでしょうか汗
また、老人の役回りが今作でガラッと変わってしまったのでそういった点でも驚かれた方が少なくないのではと個人的には思います。
なんにせよ良作ではあったのでもし気になっているというのであればぜひ劇場でご覧になってみてください!
音を立てたら殺される、このスリルは劇場でしか味わえませんよ!
もちろん劇場へ足を運ばれる方はウイルス対策を万全に整えて感染予防におつとめください汗
ではでは、映画をみるぞー!という方も、やっぱりやめておこうかなという方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ。