直木賞作家・辻村深月によるベストセラー小説をもとにアニメーション映画化された『かがみの孤城』。
早くから注目されている作品なので、
映画を観たい!!という方も多いはず。
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本記事では、
・『かがみの孤城』に出てきた童話「オオカミと7匹のこやぎ」の内容
以上について記載していきます。
目次
『かがみの孤城』に出てきた童話狼と7匹の子ヤギとは?
映画『かがみの孤城』には「オオカミと7匹の子ヤギ」という童話が登場します。
これは、ドイツの昔話である「グリム童話」の1つで、ヤ―コムとヴィルヘルムの2人、グリム兄弟が編集したお話です。
グリム童話はグリム兄弟が創作したわけではなく、集めて編集したものです。
物語の内容は?
オオカミと7匹の子ヤギは、悪い狼をこらしめるという内容になったお話です。
ある日、7匹の子ヤギを家に残し、母ヤギが買い物にでかけます。
母ヤギは子ヤギたちに誰が来ても絶対に戸をあけてはいけないと言い聞かせ出かけていき、子ヤギたちもそれを守り、母の声色を真似して中に入ろうとしたオオカミを追い払います。
オオカミはチョークを口に含んで再度母ヤギに声を似せて子ヤギたちの家に行きますが、子ヤギたちはドアの隙間から足をみせてくれといい、すぐに見破られてしまいました。
またしても追い返されてしまったオオカミは、今度はパン屋にいってパン粉を足にまぶしてもらい、母ヤギに変装。
これにはヤギたちもだまされて戸をあけてしまい、時計台の中にかくれた末っ子以外はみんなたべられてしまいました。
オオカミは腹が満たされてそのまま家の中で熟睡。
そこに帰ってきた母ヤギに、残った末っ子の子ヤギが事の顛末を話し、他のヤギたちがたべられてしまったことを訴えます。
母ヤギは冷静にオオカミの腹をさばいて子ヤギたちを腹から救い出し、代わりに石をオオカミのお腹にいれて縫い合わせてしまいました。
目を覚ましたオオカミは体がやけに重くなったことを不思議に思いながら、のどがかわいたため井戸に行き、水を飲もうとしたところ、腹の石が重くて転落、そのまま溺れて死んでしまうのでした。
と、こんな感じです。
腹に入ったのにいきてるんかい!とか、はらさばいてまた縫い合わせてってお前ハンターハンターかよ!とか、いろいろつっこみたくなりますが、これでこそグリム童話って感じで残酷ですよね。
オオカミがなんだかかわいそうな気もしますが……かがみの孤城でも使われたくらい有名なお話なので、お子さんがいる方は読み聞かせてあげてもいいかもしれません。
原作について
今回公開された『かがみの孤城』は、辻村深月による同名小説をもとに映画化された作品です。
辻村深月は直木賞作家であり、以前にアニメーション映画として公開された『河童のクゥと夏休み』や『カラフル』の監督が辻村の作品をもとに、本作を映画化した形となります。
辻村による原作小説『かがみの孤城』はベストセラーとなっているため多くの人に愛されている作品でもあります。
ぜひ気になるなぁという方は原作も手に取ってみてはいかがでしょうか。
『かがみの孤城』予告動画+あらすじ
予告動画
あらすじ
直木賞作家・辻村深月の同名ベストセラー小説を、「河童のクゥと夏休み」「カラフル」の原恵一が監督を務めて劇場アニメ化。
中学生のこころは学校に居場所をなくし、部屋に閉じこもる日々を送っていた。そんなある日、部屋の鏡が突如として光を放ち始める。鏡の中に吸い込まれるように入っていくと、そこにはおとぎ話に出てくる城のような建物と、6人の見知らぬ中学生がいた。そこへ狼のお面をかぶった少女「オオカミさま」が姿を現し、ここにいる7人は選ばれた存在であること、そして城のどこかに秘密の鍵が1つだけ隠されており、見つけた者はどんな願いでもかなえてもらえると話す。
若手女優の登竜門として知られる「カルピスウォーター」のCMキャラクターに起用されるなど注目を集める當真あみが、オーディションで1000人以上の中から主人公こころの声優に選ばれた。「百日紅 Miss HOKUSAI」などでも原監督と組んだ丸尾みほが脚本、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のA-1 Picturesがアニメーション制作を担当。
(引用元サイト様:映画.com)
キャストは誰? 配役についてまとめ
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以下、主要キャストについて記載します!
こころ:當間あみ
リオン:北村匠海
アキ:吉柳咲良
スバル:板垣李光人
フウカ:横溝菜帆
マサムネ:高山みなみ
ウレシノ:梶裕貴
矢島晶子
美山加恋
吉村文香
池端杏慈
伊田先生:藤森慎吾
養護の先生:滝沢カレン
オオカミさま:芦田愛菜
喜多崎先生:宮崎あおい
豪華キャストが勢ぞろいしているので要チェック作品ですね!
まとめ
以上が『かがみの孤城』に登場したグリム童話「おおかみと7匹のこやぎ」の内容についてまとめでした。
原作を手掛けている方が直木賞作家ということもあり、とても奥深い作品でしたので、ぜひ気になる方は劇場に足を運んでいただきたい一作です。
いかがだったでしょうか。
ちょっとでもお役立てる情報を本ブログで配信できていたら幸いです。
ではでは、映画をみるぞー!という方も、いや、やっぱりよしておこうかなぁという方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ。
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