2018年、7月20日に細田守作品である注目映画『未来のミライ』が公開されました!
『バケモノの子』に続いて予告では獣が庭を駆け回っていましたが、本作はどういった作品なのでしょう?
本記事では『未来のミライ』で登場したひいじいちゃんがくんちゃんに与えた影響について詳しく解説していきたいと思います。
※ネタバレありのため注意※
目次
- 『未来のミライ』予告動画+あらすじ
- ひいじいちゃん=謎の青年?
- くんちゃんはひいじいちゃんにどうやって会ったの?
- ひいじいちゃんがくんちゃんに与えた影響は?
- ひいじいちゃんとひいばあちゃんのかけっこって?
- まとめ
『未来のミライ』は、
動画配信サービスU-NEXTで配信が開始されました!
無料トライアル期間に動画を見て解約すれば、
タダで『未来のミライ』を見ることができるためおすすめ。
詳細はこちらから!
『未来のミライ』予告動画+あらすじ
甘えん坊の4歳児「くんちゃん」のもとへ、ある日突然、あかちゃん「未来ちゃん」がやってきた。
甘え盛りのくんちゃんは生まれたばかりの未来ちゃんにお母さんとお父さんの愛情を取られたと思い、反発してしまう。
未来ちゃんをたたいてしまったり、おかしをくっつけていじめてしまうくんちゃん。
誰にもかまってもらえなくて悲しくなった、そんなくんちゃんの前に、女子高生になった未来ちゃんが現れ__
ひいじいちゃん=謎の青年?
『未来のミライ』では謎の青年が登場します。
彼がいたのはどうやら戦後の日本で、
戦争中に負ったのか右足にけがをしています。
青年はくんちゃんを馬に乗せたり、
バイクに乗せたりしてくんちゃんが今まで経験したことのないようなことを経験させてくれます。
くんちゃんは元の時代に戻ってから、
お母さんとアルバムを見ている際にこの青年を見つけ、
「おとうさん」と指さしますが、
おかあさんはそんなくんちゃんに、
指さした青年は「この前亡くなったひいじいちゃん」と告げます。
ひいじいちゃんは特攻隊として戦艦に乗ったものの、
その船が沈んでしまい、足をケガしてしまったのだとか。
足のケガと写真の件から、
くんちゃんが旅の途中に出会った青年はくんちゃんのひいじいちゃんだったことがわかります。
関連記事 『未来のミライ』女子高生の未来ちゃんはなぜくんちゃんの前に現れたの?
くんちゃんはひいじいちゃんにどうやって出会ったの?
『スポンサーリンク』
くんちゃんはたびたび過去に戻ったり、未来にいったり、様々な時間軸をトリップをします。
ひいじいちゃんに会ったのは、女子高校生の未来ちゃんや成人姿のゆっこに出会った家の中庭に出た際。
くんちゃんが中庭に出たとたん、モーターの風にあおられて、いつの間にか見知らぬバイク整備場にトリップしてしまいます。
そのバイク整備場にいたのが「青年時代のひいじいちゃん」。
突然迷い込んできた幼子に何の不信感も覚えずに、整備していたバイクにのらないかとくんちゃんを誘います。
普通だったら整備場に子供がいるという時点でおかしいので「どこからきたの?」と問いかけるところから始まるかと思いますが、そういったセリフは青年からは出ません。
関連記事 『未来のミライ』くんちゃんの声に違和感があるのはなぜ?みんなの声はどうなの?
ひいじいちゃんがくんちゃんに与えた影響は?
『スポンサーリンク』
ひいじいちゃんに会う前、くんちゃんは自転車に補助輪なしで乗ろうと必死に練習しています。
しかし、まったくうまくいかず、それどころか自分が自転車に乗ろうと必死になっているところをおとうさんにみてもらえずに拗ねてしまいます。
おとうさんはそんなくんちゃんに「なんにでも初めてはある」といってできないことは当たり前だと暗に言ってアドバイスをしますが、このときくんちゃんはすねていてあまりこの言葉の意味を考えていませんでした。
そんな経験があってから、過去にトリップしたくんちゃん。
過去で青年時代のひいじいちゃんに会い、はじめて馬に乗ったり、はじめてバイクに乗って、最初は怖がってしまいます。
そんなくんちゃんに「なんにでも初めてはある」と、おとうさんがいったセリフを青年が口にし、くんちゃんはこのときに青年をおとうさんだと勘違いするんですね。
おとうさんと同じセリフを口にしたひいじいちゃんは怖がるくんちゃんに「遠くをみるんだ」と、馬やバイクに乗るコツを教えます。
そして元の時代に戻ったくんちゃんは、また自転車に乗ろうと練習を再開。
ひいじいちゃんに教えてもらった通り「遠くを見る」ことで補助輪なしで自転車に乗ることができるようになります。
くんちゃんはひいじいちゃんから「初めてやることに対して失敗をおそれない」教訓を得たのかもしれないですね。
関連記事 『未来のミライ』磯子が駅名として出てきたってホント?磯子ってどこ?舞台は何県なの?
ひいじいちゃんとひいばあちゃんのかけっこって?
劇中では、くんちゃんの家には「ひいじいちゃんとひいばあちゃんのかけっこ」という伝承があります。
ひいばあちゃんがひいじいちゃんにかけっこで勝ったら交際してあげると約束し、ひいばあちゃんがかけっこに負けたことから二人は結婚することになったのだという伝承です。
ただ、これについてはひいじいちゃんが足をケガしていたことから「ひいばあちゃんに勝ったなんてうそ」だとして扱われていますが、実際、くんちゃんと女子高生の未来ちゃんが時間軸を旅してまわった際にひいじいちゃんとひいばあちゃんがかけっこをし、ひいばあちゃんが手加減をしてわざと負けたところを見ています。
あのときひいばあちゃんが手加減をしていなかったら今はなかったと未来ちゃんはいっていますが、くんちゃんがトリップした理由は家族の歴史を見ることで家族の絆や家族の在り方を考えるためだったのかもしれないですね。
関連記事 『未来のミライ』くんちゃん家の構造ってどうなってるの?建築家のお父さんの家がすごい
まとめ
以下、本記事のまとめになります。
・バイク整備場にいた青年はくんちゃんのひいじいちゃん
・くんちゃんは中庭からトリップしてひいじいちゃんに出会った
・ひいじいちゃんのおかげでくんちゃんは自転車に乗れるようになった
『スポンサーリンク』
コメントを残す