2018年、7月20日に細田守作品である注目映画『未来のミライ』が公開されました!
本記事では、
・『未来のミライ』ではなぜ女子高生になった未来ちゃんがくんちゃんの前に現れたのか
以上について詳しく解説していきたいと思います。
※ネタバレありのため注意※
目次
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『未来のミライ』予告動画+あらすじ
甘えん坊の4歳児「くんちゃん」のもとへ、ある日突然、あかちゃん「未来ちゃん」がやってきた。
甘え盛りのくんちゃんは生まれたばかりの未来ちゃんにお母さんとお父さんの愛情を取られたと思い、反発してしまう。
未来ちゃんをたたいてしまったり、おかしをくっつけていじめてしまうくんちゃん。
誰にもかまってもらえなくて悲しくなった、そんなくんちゃんの前に、女子高生になった未来ちゃんが現れ__
ミライちゃんって?本当に未来から来たの?
劇中では「くんちゃん」のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ女子高生が登場します。
この女子高生は自分のことを未来ちゃんとはいいませんが、
生まれてきた赤ちゃんの未来ちゃんについていた赤いあざが右手にあることから、
くんちゃんは未来ちゃんと認識。
おそらくというか、大方この女子高生が未来ちゃんであることが確定しますが、
なぜ女子高生の姿で未来ちゃんが4歳のころのくんちゃんに会いに来たのでしょうか……
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なぜくんちゃんの前に現れたの?
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くんちゃんの家では女の子が生まれたということでひな人形を飾っていました。
ひな人形は飾る期間が1日過ぎるたびに、
祝われた女の子が嫁に行く年が1年遅くなるという言い伝えがあります。
くんちゃんの家に飾られたひな人形は、
おとうさんがしまうことになっていましたが、
おかあさんからしまっておいてといわれていたにもかかわらず、
おとうさんはいいつけをわすれてしまい忘れています。
このことを高校生になった未来ちゃんは気にしていて、
ひな人形を片づけるため4歳のくんちゃんにお願いをしてなんとかしてひな人形を片づけます。
好きな人でもいるのか、
嫁に行く年が遅れることを未来ちゃんは断固として阻止しようとしていたことから、
くんちゃんの前に現れた理由はひな人形を期間内に片づけるためだったのではないでしょうか。
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未来ちゃんがくんちゃんの時代に現れた意味は?
前述した「ひな人形を片づける」という理由ももちろんありますが、
映画の売り文句である「家族と命の物語」という言葉通り、家族にキーがあるのは間違いないです。
主人公のくんちゃんは4歳児でまだまだ親に甘えたい年ごろの男の子。
突然現れた小さなあかちゃん未来ちゃんに親の愛情を独占され、嫉妬にかられてわがままばかりいってしまいます。
そんなわがままばかりいってしまいって未来ちゃんと仲良くできないくんちゃんが、
女子高生になった未来ちゃんが現れたことによって冒険の旅に出ることになります。
未来ちゃんが現れなくても勝手に過去に戻ったりもしますが、過去や未来に行けるようになったきっかけはおそらく未来ちゃんでしょう。
過去に戻って様々な経験をつんだくんちゃんは人間として、お兄ちゃんとして成長を遂げます。
未来ちゃんがくんちゃんの前に現れた意味は、くんちゃんを成長させるためであったのでしょう。
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まとめ
以下、本記事のまとめになります。
・くんちゃんの前に現れた女子高生は未来からやってきた未来ちゃん。
・一番最初に未来ちゃんが高校生の姿で現れたのはひな人形を片づけるため
・未来ちゃんが現れた意味はくんちゃんが成長する冒険へいざなうため?
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さらに見つけたことですが、
お父さんがくんちゃんを保育園に連れて行く場面、女子中学生3人とすれ違うのです。
その中に「ミライちゃん」らしき女の子がいて、その前を歩く男子中学生が好きそうなそぶりを見せてます。
赤ちゃんのミライちゃんはそれに気づいて反応してます。
婚期の話の伏線のような気がします。
また、くんちゃん宅に生えている「白樫」について花言葉をしらべたら「勇気、長生き」でした。なんか物語を象徴しているように思えました。